車中泊車両に遮光カーテンを取付-1

カーテンレールが届いたのでさっそく取り付けに掛かりました。とは言っても車内への取り付けですから、家の中へ付けるように簡単にはいきません。ほとんどが曲面でできている車内の形状に合わせて、取り付けの工夫が必要になります。なので、レールを付けてから、カーテンの姿かたちを決めます。

届いたレールの箱から白いプラスチックの支持具を出して形状を確認。フムフム、こう付けるわけだからこんな金具を作ってやればなんとかなるのかな。その足で洗車を兼ねて(雨中を走る)ホームセンターへGO。気に入った物がなかったので、試しのつもりで安いL型金具を買ってきました。

昼食休憩の後、金具の加工で、1個につき穴を2つ空けた後に曲げて、後部座席ドア上から屋根に向かうアールに合わせて片側2個ずつ取り付けました。多少角度が狂いましたが、この程度はご愛嬌ということで。


既存のボルト穴にM6の六角ボルトで固定した曲げL型金具は、安定度から言えば吊る方が確かなのだと思うのですが、そうするとカーテンと車内内張との間が空きすぎて、外からの目隠しはできても遮光機能が損なわれます。直付けも考えてみましたが、プラスチックの支持具にM6ボルトを通すのは大きさ的に無理です。

取り付け後の安定感は、素材の曲げ強度に若干の不安がありますが、総重量との兼ね合いなので、試してみることにします。金具の回転の抑えはM6ボルトにスプリングワッシャーをはさんで締め付けるので、簡単には回らないと思います。最終的には総持ちに期待。


この仕事の前にベッド台枠の修補作業もしたために、本日はここまで。
終わりに、レールを延ばしてみました。断面を見れば一目瞭然ですが、このレールはオールプラスチックなんですね。過去に使った物は芯が鉄帯で周りを樹脂が包んでいました。

今回のはオール樹脂とはいえ、断面積とその形状からすれば、ひ弱には見えません。ただし巻き癖が強くて、いきなり曲げるのは如何か、と。気温20度くらいの所でも、逆アールをつけるのには勇気が要ります。ポキッとか言わない?。

で、材質を確認しようと表示を見たのですが、どこにも記述がありません。ネットにもありません。やはり中国製ですね。PPならムリヤリ曲げても大丈夫かと思ったのですが・・。感触からしてPSでは無いようなので、乱暴に扱わなければ大丈夫なんでしょうけど、さて、どうしよう。

そうだ、40度に暖めてあげましょう。という訳で一緒に風呂に入れて、まずは直線に近い状態まで延ばしました。あとは明日の気温が今日より5度ほど上がる予想なので、現場合わせで曲げることにしましょう。ウム、なかなか良い思い付きであったぞ。こちらが裸体ゆえに、レールエンドでケガをしそうで危なかったけれども。

今回使う フレキシブルカーテンレール は価格が他の製品より安いので選びましたが、上手に使えばコスパが良いだけに価値有る物だと思います。


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