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11月, 2017の投稿を表示しています

遠州浜・表浜のイナダ・ワラサ 2017-2

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イナダの尊顔を拝まずして今日は無い、ということで午前の釣りを決行しました。 午前中から潮を浴びて疲れると、半日で1日が終わってしまうので、普段は午後に限っていますが、そんなことは言っておれないのです。 さすがに未明からは現役早起組の邪魔になるといけないので遠慮して、8時頃に昨日と同じ静岡愛知県境付近にエントリーしました。人はそれなりに出ていますが、空に鳥はわずか、海面は静か、ベイトがヒットすることもありません。周囲でも、見える範囲では釣果無し。 昨日の頑張りが筋肉痛で残り、40gジグのフルスイングが辛くなってきました。何しろ、目の前に期待というエサがぶら下がっていないのですから。でも、ある時突然ナブラ発生、というのがパターンなのですから、少しでも長く居座ってチャンスを待つべき。 で、2時間は頑張りましたが、ここでポキッ。心の折れた音が聞こえました。昨夜考えて、自分なりの対策を考えて準備してきたことが水泡に帰しました。 エサ釣りがベースの自分が、ジギングで他のルアーマンに劣る装備(ルアー)と技術と体力を如何にしてカバーして、同等の釣果を得るか。 ジグサビキで、 食わせサビキ を使うことにしていたのです。幹糸5号、ハリス3号のサビキ仕掛けを水中ウキで立て、マイワシを掛けたらそのまま漂わせてイナダの襲来を待つという作戦です。マイワシはカラ針でも釣れる程に、サビキで釣りやすい魚ですから、コマセなしのジグサビキにも掛かる確率は高いはずです。針掛かりしたマイワシが不自然な動きでアピールすれば、あまた居るマイワシの中からイナダの目を引き、逃げられずに襲われる、という論立てです。 こんなことを試してみるチャンスは、陸からはあまりありません。でも、用意した仕掛けの出番が無いままに終わりました。こんなもんですね、釣りってやつは、はい。 自分の立ち位置から1km以上離れた所では、早朝にはマイワシが居てイナダが出たようです。ただし、そのブログ画像の魚を見ると、残念ながらスリムな姿形でしたから、食味では魅力に欠けます。 午後からは気象の変化が顕著な予報だったので、ここ数日続いていたらしいイナダ(ワラサ)フィーバーも、終わるかと思います。 帰りに寄ったスーパーで見た北陸のイナダには脂がしっかり乗っていました。でも血が回っていたし、鮮度もねぇー

遠州浜・表浜のイナダ・ワラサ 2017-1

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ひさーーーし振りの地元での釣りです。地元といっても県境なので、愛知県豊橋市の表浜に向かいました。静岡県遠州浜との境界に標識があったのかどうか。 14時、風弱く暖かな昼下がり。海を横目に見ながら行くと、異様な人の多さに、?? ???。投げ釣りマンとルアーマンが半々くらいに見えますが、足した結果の値が大きいです。平日でこれだけの人出は年間最多クラスでしょう。 前年の記憶を頼りに浜に下り立つと、随分と様変わりしています。私でもジグが届く範囲とはいえ、沖に向かう途中に砂の浅い堆積が見えます。そこまでの手前は無意味な距離になるので、大いに不利です。 悩みながらも何投かしながら周囲を窺うと、東よりの湖西市境界当たりで鳥山が立っています。かなり遠く、現況立ち位置では期待薄。んー、どうしよう。あそこまで行ってみても、着いた頃には終わっているというのが普通です。でも、なかなか終わる気配がありません。 しばし考えた結果、移動を決定。どうせ獲れないなら、やるだけのことはやろう、という考えです。竿をたたんで車を移動して近づけると、200m位の沖でカモメや鵜が水面で待機したり、上空から水面に突っ込んだりしています。ボイルが見えないのはなぜだろう、と不審に思いつつも、ジグを投げ始めました。 するとすぐに、手応えがありましたが、軽いので本命ではないようです。上げてみたらこんな物でした。スレ掛かりのマイワシです。へぇー、刺身で食べられそうな中羽マイワシです。持ち帰る準備が無いので、リリースです。 沖に鳥山??があるのですから、休まずフルスイングで頑張ると、度々マイワシが掛かります。スレではあっても、口周りに掛かるので、ひょっとして40gのブルピンのジグにアタックしているのでしょうか。 私の後から右側にエントリーした人はあっという間に1尾のイナダ。多分50cmクラスでしょう。たいして間をおかずに2尾目もランディング。横目で見ると、底付近でアタッているようですから、私も底付近をネチネチ攻めます。するとプルプル魚信。こりゃマイワシだわ。次々と5、6尾かけても本命が来ません。 痺れを切らして、28gのピンクに変えた第1投の底近くで、グゥーッという重い反応。その後2秒ほど、グッグッという引きがあったので、本命のバイト確定。フックオー  フ 、で外れました。

タチウオの味/新宮港での釣果

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F3タチウオ 2017.11.20 05:50 撮影 F3タチウオ   2017.11.20 06:14 撮影 今回の太刀魚は新宮港で釣り上げたのが11/20の6時前後で、すぐに脳の後方で血管と神経を切断して血ヌキをし、続いて頭と尾を落とすとともに内蔵を除去して海水で洗い、続いて真水を使って内外を洗いました。それをビニール袋に入れて水氷に浸けて急冷後に、+5℃ほどの車載冷蔵庫内で保存しました。帰宅後も+5℃ほどで冷蔵保存を継続。利用前に再度内外を真水の流水で洗浄。およそ2日半後となる11/22の18時頃、既に死後硬直は解けていて、食べ頃感がありました。切った段階で脂が皆無に近いことも判明。上品な白身の魚で、そもそもの臭いは皆無です。鮮度が落ちやすい魚ですが、完璧に近い管理状態ですから、いわゆる魚(屋さん)臭さもありません。 <タチウオの塩焼>  11/22 18時 塩を振ってから少し置いて焼きました。 一口運んで、ホロッとくずれる食感に、「おー、タチウオ」。しっとり柔らかな身肉から出るジュースは、旨いっ。脂の助けなしでこの旨さは、太刀魚ならでは。旨いなぁー、太刀魚。 <タチウオの刺身>  11/23 19時 三枚におろしてから皮目に縦に包丁を入れた後に薄目のそぎ造りにしました。釣りタチ特有の綺麗な銀色を愛でる銀皮作りです。 いまだ透明感のある身がとても美しいです。まずは目で食べ、そして口に。コリコリとした身肉と爽やかな旨みが美味です。これに脂があれば絶妙と言えるのですが、今回は妙なる味としておきます。 <タチウオの煮付>  11/24 19時 元々が身の薄い魚ですから少々食べにくいのが難点なので、煮付けは向いている調理法です。せっかくの上品な旨さを殺さないように、少し薄味で煮付けました。 これも旨い。これが1番というのは私だけかどうか。やはり醤油の旨みとの相乗効果でしょう。食べにくさも忘れて、箸を使いました。ナイフフォークでは決して味わえないですね。 2尾しか釣れなかったので、以上3品でおしまい。もっと色々に調理したいところですが、和食の基本3品でおおよその味は分かります。洋食で油を使うと魚本来の味が分かりにくいので、これで良いでしょう。 ちな

新宮港で泳がせ釣り-6 2017南紀釣行(7/7)

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今日は家へ帰ろう、ということで早朝のみの釣りです。 こぼれ落ちんばかりの星の下、気合を込めて4時からスタートしました。 腹が減っては何とやら、で冷蔵庫に残っていたモヤシとウィンナーを入れた朝ラーメンを食しながらウキを眺めます。寒い朝の熱々のラーメンは格別です。 私は元気なのですが、泳がせ釣りの主役=活きエサであるネンブツ君たちには元気がありません。穴あきバケツの中でのお泊りは、酸欠にならずとも2晩が限界のようです。意外に弱いんですね。 元気の良い順に舞台に上がってもらうのですが、アタリは無しで、かじられもしません。タチウオ狙いのウキ流しをタナ3.7mとし、足元の垂らしを8m位にしましたが、いずれにも反応が無いまま最終日の朝は終わってしまいました。 終わってみれば1週間の釣行でたった2尾のタチウオだけとは、かなーーーり寂しい結果です。でも、釣り場は初めて、釣り物も始めて。それでわずかながらも結果が出たのですから、幸いとも言えます。良く頑張りました、花丸、ということにしましょう。 帰り支度を終えて北に向かいます。うーっっっ ジグを投げたい、ために七里御浜で2度目の朝食タイムとしました。胸の高さの護岸の天端にお茶と寿司を並べて、いただきまーす。 食べながら双眼鏡で5人位の釣り人をウォッチしますが、当然かどうか釣れていません。投げるか止すか逡巡しましたが、この日の下道360kmソロドライブを考えて、竿を出すことは断念しました。というより釣れそうに無かったのと、寿司に満足したのです。最後に旨い物が食べられました。旅の終わりを好印象で締めくくれて、旅釣りは最高!!。 美味(安価)発見 上の写真の寿司は脂っ気ゼロの那智勝浦産ビンチョウ(ビンナガマグロ)でしたが、さすがに生です。テクスチャーが冷凍とは別物で、旨みも強く感じました。多分、ドリップ流出が無いのでここまでの違いが出るのですね。1カン120円は高いように思って買いましたが、高くはなかったです。

新宮港で泳がせ釣り-5 2017南紀釣行(6/7)

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昨日の朝釣れたのだから今日も、これが人情というものでしょう。ちょっと浅はかかも。 そんなテンションで4時過ぎからタチウオ狙い。 昨日の仕掛けがワイヤーキンクで使えなくなっていたので、この日はワイヤーに直列2本針(間隔3cm)の登場。そもそも身エサ用の仕掛けですが、有る物を利用ということで・・。 やる気ムンムン元気一杯のネンブツダイを先発登板させ、この試合を取りにいきました。ところが、定時検査で上げてみると、なんと下半身を失った可哀そうな姿でリタイア。暗闇の中の灯火ですから、浮きの動きを見逃すはずは無いのですが・・。仕掛けが悪いのか、それとも食い気が弱いのか、なんとも口惜しい限りです。 たった1度の反応だけで朝マヅメのゴールデンタイムは終わってしまい、日の出を迎えてしまいました。そう思って昼への移行作業をしていたら、タナ10m位に下ろしてあったノマセの道糸が沖に向かって傾斜して行きます。ナニコレ??。 ドラグをぎりぎりまで緩めてあるので、少し引かれればチリチリ鳴り出すはずですが。竿を手に取って聞き合わせをしたら、少ーしだけ引っ張りっこしただけで、フワーッと軽くなってしまいました。 上げてみると、下半身を失ったネンブツ君が上がってきました。え゛っ、太刀魚だったんですか。いゃー、大失敗。もっと食い込ませてから上げれば・・・、と悔やみました。 でも考えてみればその仕掛けはハリスがナイロンの5号でしたから、針を呑ませたらほぼ間違いなくハリス切れになっていたでしょう。まっ、あきらめるしかないですね。でも、陽が昇る頃にはタナが深くなることは忘れずにおきましょう。 引き続きネンブツダイを泳がせで足元に垂らし、オモリをブン投げてエレベーターで送り込み、オマケに青物の襲来に備えてルアー竿にジグも付けて準備が終わったら、後はヒマー。 起床時の車室内温度は+4.3℃。私の経験する過去最低温度だったものが、陽が高くなり風弱しのおかげで、快適度急上昇。このまま何事も起こらず、つつがなく一日が終わることを祈念し、、てはいけないのです。 左方30m先では8時頃にシオ(小型カンパチ)が揚がりました。活きエサは小アジのはずですから、当方のネンブツ君ではちょっとばかり弱いかも。タナを上げたり下げたりネンブツ君の安否確認をしたり、というルーチンワークの合間に、

新宮港で泳がせ釣り-4 2017南紀釣行(5/7)

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タチウオを今日こそは!! 前夜の隣人のタチウオ釣果に触発されて、新宮港岸壁で目覚めたのは3時頃。起き出してゆっくり支度をして仕掛けを投入した4時頃には次々に参入者がやってきました。 私の都合で言えば、いいかげんに何らかの結果が出てくれないことには、気合と根性だけでは理性が折れてしまいそうです。 それはそうと、生かしバケツのネンブツダイが元気喪失です。10尾程の内でまともな姿で居るのは5尾未満。後は寝たり起きたりの半病魚です。今日1日をこれで粘るつもりでいたので、大いに弱ります。 300m位はあろうかという岸壁に並んだウキは赤3つ緑1つの合計4つでしたが、さて今朝はどのウキが沈むのか沈まないのか。 活きエサの確認、再投入という作業を続けて緑に輝く電気ウキを眺めていた5時半頃、私の緑のウキが クゥーッ フッ、クゥーッ フッ、クゥーッ フッ、という前触れ3度に続いて、スーーーーーと沈んで見えなくなりました。待ちに待ったアタリです。 聞き合わせを入れると、クックッ グゥーーー とフックオン。とりあえず掛かりました。さーて、取り込めるか。絶対にバレルなよ、そう念じつつ巻いて寄せ、足元からセーノっ、と言うほどの重さはなく、岸壁に揚がりました。 おーっ、やりました初めてのタチウオ。以前に釣ったのはアオリイカの仕掛けに掛かってしまったという外道ですから、狙って獲ったのは今回が初めて。 釣り上げてからは、用意しておいた道具とシミュレーション通りに、魚掴み器で挟み、鋏(かに用)で首を切り、海水バケツに入れて血抜きをし、続いて腹を割いて腹ワタと血ワタを取り除き、全体を真水で洗い流してビニール袋に入れて、クーラーの水氷に浸けて作業完了。 これらの作業の途中で投入しておいた次の活きエサのネンブツ君を、あまり間をおかずにまたもやタチウオが襲ったようです。地合、ですか。先刻の1尾目で初体験を済ませたので、もう余裕。 無事にランディングした2尾目は、ほぼ同型のF3サイズでした。2尾ともタナはエサまで3.5mで、ワイヤー仕掛けは平行2本針(段差2cm)の短い方を上あごに掛け、長い方をフリーにしてありました。1尾目は下針を飲んでいましたが、2尾目は陸に揚げると同時に外れたので、針掛りは未確認です。 2尾釣り上げたところでエサ切れとなり、この朝は

新宮港で泳がせ釣り-3 2017南紀釣行(4/7)

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新宮港の水深15mに惹かれて再々訪となりました。前回のギンイソイワシ3尾での泳がせ不発はそれなりに気持ちを澱ませていましたが、片道360km走ってきておいてアッサリのギブアップは有り得ません。 前日にドメキ漁港で釣って生かしておいたネンブツ君19尾を、2重バケツで運搬するのに30分強の道のりはいささか遠すぎるかと思いましたが、気温・水温いずれも低いので何とかなるかと、一気に走り抜けました。結果オーライ。 泳がせ1本針の上あご掛けで7時頃にまずは底近くに垂らし、朝食後に沖に向かってオモリを遠投し、垂らし同様の掛け方でエレベーター仕掛けを送り込みました。これで釣り体制が整うと、後は維持作業だけです。 時おり活きエサのネンブツ君の安否確認と選手交代をするだけで、時が過ぎていきます。それでも1度はエレベーターのネンブツ君が、かわいそうに上アゴだけで戻ってきたました。 空を見上げて空想に耽っていたら、15時半頃に隣で40cmのクエの子が、小あじの泳がせで釣れました。 夕まづめの17時半頃から19時半頃までの間に、岸壁中6人で4尾くらいのタチウオが釣れました。突然のことで、あわててワイヤー仕掛けに変えて参入した私にはアタリ無し。なんと遠慮深いのでしょう。 那智勝浦町まで往復して温泉に浸かり、岸壁でネンブツダイに添い寝の車中泊。

動鳴気漁港でアオリイカを狙う 2017南紀釣行(3/7)

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朝からの雨を串本の街で買物や温泉でやり過ごして午後になってから、旅に出る前の机上調査で気になっていた動鳴気漁港の埋め立て岸壁に向かいました。 水が澄んでいて底が見えます。うわーっ浅そう、ということで測ってみると、ほぼ満潮で4.6m。夜ならなんとか釣りになるのか??。ん、墨跡発見。にやっ。 続いて泳がせ釣りのエサ用小魚の存否確認作業です。米ぬか+魚醤(カタクチイワシ)だけで撒いてみると、あっという間の一投目でネンブツダイが寄りました。これはラッキーで、これさえあれば私には十分です。小アジなんて贅沢を私は言わないのです。過去、アオリイカもタチウオもこれで釣ってきましたし、以前住んでいた地方では、これが定番餌でしたから。 さっそく米粒大のイカの身エサで釣り始め、20尾ほどを確保した頃には小メジナやフグが邪魔を始めたので終了。16時頃から20時前頃までアオリイカ狙いでネンブツダイを泳がせました。 4時間ほどの間で3匹目がまだ生きていたので、意外に長持ちしましたが、電気ウキはただの1度も沈まみませんでした。この岸壁のイカの墨跡が一つだけだったのは、そういうことだったのですね。 本州最南端の串本町といえども冬(晩秋)の夜は寒かったです。初めて車のエンジン回しっぱなしの釣りになりました。 穴あきバケツを海面に漂わせながら、私も岸壁で添い寝。 美味(安価)発見 マグロの角煮入りコロッケ。たしか3個入りでこのお値段。串本のA-coopにて。 ○○入りという物で○○の味がしないことは多いのですが、これはマグロの角煮の味がたしかにしましたし、美味しかったです。角煮の混入量は少なかったですが。添加物もしっかり使われているので、△△手作りというのもチョットナンデスガ。B級グルメばやりですが、これはアタリだと思います。

サンゴの湯 in 和歌山県串本町

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評価 ☆☆☆/☆☆☆☆☆ 410円也を券売機に投入して入場。土曜日の午後ということで絶えずに人が訪れていましたが、たまたまのすき間で貸切になりました。 施設全体が新し目で管理も良好なようで、清潔感に満ちていました。温泉の分析結果が掲示されていましたが、新旧で異なることと、良くも悪くも体感的に感じる何かが特に無かったので、詳細は記せません。 浴槽からザバザバ溢れるお湯は循環のようですから、ありがたみは今一つです。街外れの高台に在るのですから、なぜ小さくとも露天を作らなかったのか、もったいないと感じました。 それでも、ここに入る前の3日連続で上がり湯に白湯が無かったので、ここでとてもキレイになれた気がしました。感謝。 個人的感想に基づく評価の基準  ☆     二度と行かない  ☆☆    困れば行くのかな  ☆☆☆   普通に行きます  ☆☆☆☆  行く機会があると良いな  ☆☆☆☆☆ 是非とも再訪したい

新宮港で泳がせ釣り-2 2017南紀釣行(2/7)

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前夜と同じ場所で目覚め、早暁の新宮港に移動。活き餌が無いので、まずはジグサビキを投げます。 2時間ほどで15cmほどのマアジが1尾。 早々に帰るお隣さんから1尾もらい、2尾のマアジで泳がせ釣りをスタートしたのが9時頃でした。1尾目は刺し所が悪かったのか短時間で外れましたが、2尾目は10時頃から16時半頃まで任務を全うしてくれました。 呑まれてくれなかったのは、相手のせいですからね。ここまで長持ちするから、鯵が泳がせ釣りの定番の活き餌なんですね。 結局この日はジグサビキのマアジ1尾のみでしたが、実はジグサビキのサビキで魚を釣ったのは初めて。ジギングロッド(M)で15cmのアジでは、プルプル程度のかなり寂しい魚信でした。 この日の岸壁全体の10人程の釣果は、泳がせはゼロ、小(中)鯵ボチボチ、以上。 地元の人曰く「そろそろタチウオが来ても良い頃だがなぁー。寒さに震えながらやるもんだから、まだちょっと早いか。」でした。 那智勝浦町まで戻って温泉に浸かり、車中泊。

ゆりの山温泉 in 和歌山県那智勝浦町

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評価 ☆☆☆☆/☆☆☆☆☆ 紀伊勝浦町には何箇所かの温泉がありますが、ここは湯川温泉にある施設です。国道42号線から分かれて500m程ですから、車ならすぐそこですが、道は一部狭いです。温泉施設前に広い駐車場があります。 300円也を支払って入ると、17時半という時間が災いしたか、多めの入浴者がありました。雰囲気は普通の銭湯のようですが、浴室の扉を開けると違いが目の前というか鼻の前。ふわーっとほのかに香る硫黄臭とゴポッゴポッと聞こえるお湯の音。 人の出入りが多い時間帯のせいか、お湯が浴槽から溢れるのは間欠的でしたが、流入量からして、静かな時間帯なら、見事にフローすることでしょう。洗い場のカランも温泉ですから、まさしく100%の温泉です。 下洗いして一つだけの大き目の浴槽に浸かると、こりゃ結構。ぬる好きの私にぴったりの湯温は39℃位のようです。良いですねぇ、湯っくり、湯ったりできる、体にとって理想的な湯温です。 これなら昼間の空いた時間に来て、1時間くらいは浸かっていたいものです。こんな温泉が都市近郊にあれば、入浴料金は800円は下らないでしょう。遠路はるばる来た者、そして地元の人達だけが浴する、地球からの恩典ですね。 私の独断評価は、☆4つです。 ☆-1は、せっかくの施設の雰囲気に水を差す不満顔の職員です。別に実害は無いのですが・・。 再び訪れた日は、たまたま定休日で大失敗でした。地方の地味な入浴施設はたいてい定休日があるので、要注意です。 個人的感想に基づく評価の基準  ☆     二度と行かない  ☆☆    困れば行くのかな  ☆☆☆   普通に行きます  ☆☆☆☆  行く機会があると良いな  ☆☆☆☆☆ 是非とも再訪したい

新宮港で泳がせ釣り-1 2017南紀釣行(1/7)

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那智勝浦へは前夜に暗くなってから着いたので、勝浦港の釣り場で釣り人にちょっと話を聞いただけで、温泉に浸かってから移動して車中泊しました。 今朝目覚めた所は、行き止まりの道端。波返しの護岸のすぐ向こうは海で、水は澄んでキレイでした。 今日の朝一は勝浦港内でリサーチです。道すがら通りがかりに魚市場を覗くと、たくさんのビンチョウが並べられてセリの真最中。さすが勝浦ですね。 すぐ隣の足湯に浸かって、観光客気分をちょっぴり体験。船で行く温泉ホテルの船着場を通り過ぎて、ようやく目的地に到着。奥深い勝浦湾の那智勝浦港で釣りをするには、最も簡便で良さそうな場所がこの船着場です。 陸から沖に向かって張り出したここからは港の全景や対岸の大きなホテルが目の前に見えます。さて、まずは水深をと測ってみると5m位のようです。水が薄濁りで底は見えませんが、泳がせ釣りをやるなら夜でしょうね。それより餌にする小魚はどうかと、コマセを撒いてみます。んー、小メジナが見えるくらいで・・、あまり寄らないですね。 この船着場にはトイレと水場もあり、車中泊可能な駐車スペースも有るので、釣り場の第1候補だったのですが、現地の様子はあまり芳しくありません。パブリックの船着場のようで、遠来の漁船などが舫っていて、一晩中エンジン音が絶えないというのも、私には向きません。残念ながら、ここでの釣りは断念して調査続行です。 向かった先は那智駅近くの港です。マリーナ併設の漁港ですが、車を岸壁横付けできるのが魅力です。 港内をウロウロしてコマセを撒くと、南西側先端付近で小魚が見つかりました。ベラ、メジナ、フグ・・、んー、泳がせの餌にはイマイチです。しばらくコマセを撒いていると、水面近くに細長い魚の集団がやってきました。竿を出して釣ってみると、ギンイソイワシでした。 餌としては使えそうですが、なかなか口を使ってくれませんので、数が溜まりません。4尾以上にはなりそうもなく、この場も泳がせは夜限定に思えたので、これを持って移動です。 向かった先は新宮港。主に木材チップを扱う岸壁で、釣り場としては広く、車を岸壁横付けできて水深も15m位と深く、泳がせ釣りにはもってこいに感じました。ただしコマセを撒いても小メジナとフグが少し寄るだけで、それらを釣ることもまま

夏山温泉 in 和歌山県那智勝浦町

NO PHOTO 評価  ☆ ☆☆☆☆/☆☆☆☆☆ なっさおんせん もみじや という旅館のお風呂を利用します。 国道42号線から分かれて1kmちょっとですから、車ならすぐそこですが、道は一部狭いです。旅館前に駐車して階段を上がると玄関で、ガラガラと開けて、こんにちは。 300円也を支払って廊下を進み脱衣室に入ります。広くはない脱衣室に複数の先客の気配がありました。周囲に人家はほとんど無いので、車で来られているようです。 旅館のお風呂としてはこじんまりとしたお風呂で、湯船は一つ、水のカランが三つ、お湯のカランはゼロ。さて、どのように入浴するのが作法なのか、一瞬の戸惑いがありました。とりあえず湯尻からザバザバ溢れる手前で桶に汲んで、下洗いをしてから、お湯に浸かりました。 おー、ぬるめで快適です。体感では39度かな。これなら浸かったまま居眠りできそうです。単純硫黄泉とのことですが、硫黄臭は強くないので、ゆっくり、まったりするには好都合です。とにかく大量の掛け流しのお湯が、浴槽から見事にあふれ出して行きます。 この時の利用者は3名で、湯船の定員は推定3名ほど。私以外のお二人は常連さんのようなので、利用方法を見ていると・・。石鹸を使うまではしなかったものの、浴槽内で体を洗うしぐさが気になるだけでなく、なにやら物体も流れてきました。普通ならトンデモナイことですが、それもスイスイ流れ出していくので、まっいいか。 しばらくして一人になってみると、やはり貸切は極楽です。私の周りを撫でていく大量のお湯は、私だけのために生まれ、私だけに触れ、そして去っていくのです。。。 湯口に洗い桶を付けてお湯を汲んでみると、3リットルほどの桶が3秒くらいで一杯になりましたから、ここだけで60L/分位流入しているようです。その湯口から桶に汲んで洗い湯として使い、洗い終わってまた浸かり、天国を満喫しました。 いゃー、家にもこんなお湯が欲しいなぁー。源泉が41度だと、加水の水も不要ですから、コスパ最高。てな夢を見るのは止めて、またの機会の入浴を約して玄関を出ました。 私の独断評価は、貸し切り状態を前提に☆5つです。 追記 2019.11.02 前回と変わらずにお湯は良かったのですが、常連客の入浴マナーが気になりました。もともと水以外のお湯のカランや洗髪シ

はまゆ in 和歌山県那智勝浦町

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評価 ☆☆☆☆/☆☆☆☆☆ はまゆ という名称の前に「天然温泉公衆浴場」を付けるのが正しいようです。 場所は分かりにくくはありませんが、駐車場は非公開のようで現地にも表示は見当たりませんでした。番台の女将に聞いたところ、「天祖光教の駐車場に留めて良いです。」とのお答えでした。南から北に向かって来ると、はまゆの手前左にあります。 320円也を支払って入ると、脱衣室は古そうでいてあまり古くない木の温もりがあります。格別どうということのない造りですが、落ち着きがあります。浴室への扉を引き開けると同時に、硫黄の匂いがあふれ出します。金属という金属はどこも黒変しているのが、温泉の証です。カランの湯口から出るお湯も温泉です。 一つだけの深めの湯船に浸かると、これも掛け流しの温泉です。浴槽へ注ぐ湯口は湯面より低い位置にありますが、手を近づけると熱いのが分かります。浴槽の湯温が熱めの43度くらいなので、冷えた体には結構きつい温度です。泉質は含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉とのことで、口に含むと硫黄の香りと弱い鹹味を感じます。 常連客が入れ代わり立ち代り来られる街中の銭湯が100%温泉というのは何とも贅沢なことですが、唯一困ったのは白湯が無いことで、石鹸を使っても何か(化学反応?)が残ってしまいます。 温泉とマグロの町にあって、ひっそりとながら存在感十分と感じる温泉施設は好ましく、私の独断では☆4つです。 追記 2019.11.02 前回と大きく変わった点はありませんが、料金が400円になっていました。お湯が良いのと設備の悪さとの相殺で、妥当な料金かもしれません。お湯の熱さが前回ほどではないように感じたのは、自分の加齢のせいでしょうか。 個人的感想に基づく評価の基準  ☆     二度と行かない  ☆☆    困れば行くのかな  ☆☆☆   普通に行きます  ☆☆☆☆  行く機会があると良いな  ☆☆☆☆☆ 是非とも再訪したい

車中泊釣りの釣り場条件

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天竜スーパー林道 沿線の紅葉 11/6 秋が深まりました。 暖地と言われる静岡県内でもこんな紅葉が見られる時期ですから、釣り場の気温条件が厳しくなってきて、北に向かって車を走らせるのがためらわれます。 しばらく振りの釣行は針路を南にとって、明日から紀州へ向けて出発です。 未知ゆえの不安と期待を胸に、、ですが、それより何より風邪を引かないように留意して、の方が優先度は高く、釣果は二の次です。 ボウズの言い訳を先に言っておくところが、情けないのか周到なのか。 釣り場の条件 春秋ならともかく、暑い夏や寒い冬という過酷な時期には車中泊するだけでも困難が伴います。今回の釣行先の選択をしていて、自分なりの選択基準をはっきりさせておく必要を感じました。 私の車中泊釣りは、原則として生エサを使わないことにしているので、結果としてフィッシュイーターが主な対象魚になります。それなら今時はルアー釣りで決まり、ですが。寄る年波というほどの歳ではありませんが、立ちっぱなしで投げっぱなしというのは正直つらいです。そこで、ついつい横着な泳がせ(ノマセ)という釣法に傾いていきます。 水深が深く て大物が昼でも寄って来る、 車を横付けできる岸壁 で竿を出し(寝起きする)、 トイレ (水道)が近く、 風呂 や 買物 にも不自由のない 静かな 場所。(直接には気候条件に関わる事柄ではないようですが、全ての行動に気候は関係します。) そんな所があったら・・って。ある訳ないですよね。ほとんど有り得ないような条件ですが、全てを満たす所がなければ、より近い場所を求めることにしましょう。ネット探索で紀伊半島東岸を探しました。 冬に向かって今なぜ紀伊半島東岸かというと、冬の季節風を頭に浮かべて日本地図を眺めた時、釣り場でその季節風の影響を受けにくい場所を探した結果です。北西からの風をさえぎってくれる山が北西に控えている所、ということです。 私はカラッカゼで名を知られている遠州在住なので、近い順に見ていくと、伊豆半島東岸、紀伊半島東岸、房総半島東岸、・・となります。東京を越えて行くのは遠慮したいので、千葉は除外。伊豆半島は承知していますので、機会があればいつでも。ということで残るは紀州ということになったのです。それにしても遠いなぁー。串本までは360km余もありま

敦賀新港(鞠山北魚釣り護岸)の釣り場

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全長300mの釣り場 敦賀市・鞠山海遊パーク内の鞠山北魚釣り護岸は、休日にはファミリーフィッシングでにぎわいます。駐車場とトイレが近いので便利で、飲料の自販機もありますが、コンビニ等の商店は市街地まで行かないとありませんので、食料などは事前に準備が必要です。 釣り場の岸壁には海との間に金属柵が有り、転落の危険が無いので安全です。夜間照明は後背の道路際にあって、釣り場の歩行には不自由ない程度に明るいです。各施設の清掃も管理者により行われているので、ひどい汚れはありませんから快適な釣り場と言えます。 ここはほぼ周年ショアジギングでサゴシが狙えることで有名な釣り場ですが、実際には釣り人の多くはマアジ狙いの下かご仕掛けの遠投サビキ釣りです。他にもメジナ(グレ)、クロダイ(チヌ)、イシダイ(シマダイ)、キジハタ(アコウ)、マダイ、ヒラメ、カワハギ、アオリイカ、マダコ等々、多彩な釣り物が期待できます。 人気の高い釣り場なだけに真冬以外は釣り人の絶えるのは悪天候の時だけで、穏やかな日和であれば深夜といえども釣り人の居ない事はめったにないようです。平たく言えば相当込み合う釣り場なので、場所取りが悩ましいのも事実です。 まず初めに駐車場ですが、街から離れたここでは、そもそも駐車できなければ釣りをすることができません。堤防入口側と奥側に2ヶ所ある駐車場は、シーズン中は平日でも、前夜から入らないと駐車できないことが多いように感じます。 岐阜、滋賀、愛知、京都等のナンバーの車が多いので、仕事が終わってからの到達時間を計算すれば、満車になる時刻が想像できるでしょう。日付が変わってからでは、あぶれる危険は大です。昼間は入れ替わりもありますから、待つのも一法です。 肝心の釣り場の確保ですが、物を置いての場所取りについては、マナー違反なのか必要悪なのかの議論があるようなので、ここでは触れません。完璧な朝まづめの場所確保法は、早めに行って夜釣りをしていることでしょう。休日前夜から休日にかけては、それほど混みあうということです。 足元を狙うだけなら堤防のキャパシティーはかなり多いように見えるものの、投げる釣りだとどうしてもオマツリが発生するので厄介です。でも、ほとんどの釣り人がこれですから、譲り合いの精神しかないですね。 元々は西に長く伸びた堤防部分でも釣りが

サゴシ(さわら)の味/敦賀新港での釣果

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貴重な試食材料のサゴシの処理経過は、 敦賀新港で釣り上げたのが11/01の10:40頃で、すぐに脳の後方で血管と神経を切断して血ヌキをし、続いて頭と尾を落とすとともに内蔵を除去して海水で洗い、引き続き釣り場近くで真水の流水を使って内外を洗いました。それを急冷はせずに、空っぽ同然の+5℃ほどの車載冷蔵庫内で保存しました。帰宅後も+5℃ほどで冷蔵保存を継続。 2日余り後となる11/03の15時頃に再度内外を真水の流水で洗浄してから三枚におろしたところ、まったく身割れはなく、透明感が継続していました。これを調理して 湯霜造り    きずし <サゴシの湯霜作り>  三枚おろしの片身の中心部分を使い、腹骨をすいて小骨を抜き、湯霜作りにして再び冷蔵し、釣獲80時間後に食しました。少し臭いのある皮目にも味が潜んでいるので、皮を引かずに湯引きにしました。  案の定で臭いは皆無に近く、大型のサワラから脂の分をマイナスするだけの美味でした。ただし、脂無しのマイナスは結構大きく、脂は味を構成する重要要素であることがよく分かりました。 <サゴシのキズシ>  三枚おろしの片身の中心部分を使い、腹骨をすいて小骨を抜き、振り塩をして冷蔵庫に3時間ほど寝かせた後に水洗いして、水をふき取ってから甘酢に一昼夜浸け、釣獲80時間後に食しました。  当然のごとく臭いは皆無でしたが、〆過ぎて魚の味を殺すとともに、締まり過ぎて固くなってしまいました。脂無しを考慮しなかった失敗なので、評価は保留です。浸けるのは2時間くらいが適当だったと思います。振り塩の保蔵も1時間でよかったでしょう。 他にも酒蒸と浸け焼きを食べてみました。 <サゴシの酒蒸>  酒蒸(釣獲56時間後)はわずかながら特有の臭いが感じられましたが、旨みとホクホク感が素直に分かり、それなりに美味しく頂けました。ポン酢で食しましたが、土佐酢が向いているかも。 <サゴシの漬け焼き>  三枚おろしの片身の尾に近い部分を使い、漬け焼きダレ(酒、みりん、醤油、砂糖、スダチ汁)に48時間漬けて、釣獲108時間後に焼いて食しました。薄めの味付けにして魚の味を殺がないように注意しました。  非常に上品で美味な一品に仕上がりました。漬けたので当然ですが臭

敦賀新港にサゴシを求めて

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サゴシとタチウオを今年中に釣るという目標を立てたばかりに、3度目の敦賀行きとなりました。 ほぼ1年中サゴシが狙えるということで、片道5時間の道のりをはるばると。高速道路経由なら早くて楽ですが、リタイア人にとっては高価な高速道路は無縁のようで、釣り場で聞こえる限りでは皆さん下道をご愛用のようです。 1度目(2017.09.27)はサゴシの歯形を頂いたのみ。 2度目(2017.10.11)はそれすら無し。 そして3度目の今回は。 敦賀新港の奥側の駐車場に前夜9時過ぎに到着しましたが、北海道航路のフェリーへの出入りの騒音が耳について眠れず、ほとんど睡眠が取れないままに、未明の3時過ぎから出動しました。 もしやタチウオが、などと淡い期待を込めて暗い内からグローのジグを投げましたが、その後の朝マズメも満席状態の堤防全体が静かでした。時おりどこかで何かがポツっと釣れる程度。ついにサゴシは誰にも来ず。 ジグを交換したり、タコベイトを付けたり、サビキを付けてジグサビキにしたり、・・。 学校と違って実社会では努力が必ずしも報われるとは限らない、という人生訓を得たことが収穫でしたか、はは。 教訓魚のマエソ 人の入れ替わりがあっても、海は静かなままに時が過ぎていきます。何時までとは決めずのデスマッチですが、ルアーだけでは飽きて疲れが増すので、マアジ狙いの遠投サビキ竿も出してウキを眺めていた10時30分。 突然ウキの手前側でボイル発生。ちょうど遠投サビキを巻き上げかけていたタイミングだったので、あわてて巻き続け、竿チェンジ。ただちに準備してあった28g=108円ジグでナブラ打ち。 十分に届く30m程の近さだったので、横奥に投げて引いてくると、なぶら横でガツッ。待ちに待ったヒットは得たものの、バラシては元も子もありませんから、慎重にいなしながら巻上げて、ソーレっと牛蒡ヌキ。 3度目の正直でやっとの思いの1尾。 全てを後回しにしてすぐに投入しようにも、既に沈んでしまっていましたので見当をつけて3投程しましたが、じえんど。小さなナブラはあっという間に消え去りました。 3人並んで投げていて、2人が1尾ずつで終わりました。ここはサゴシの確率の高い場所ですが、面白いことに小さなナブラは混成部隊だったようで、私にサゴシ、隣にフクラギで

千鳥湯 in 福井県敦賀市

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閉業しました 評価 ☆☆☆/☆☆☆☆☆ 初めて行くと少々まごつく道ですが、格別狭いわけでもないのでナビ次第でしょうか。駐車場が分からずに尋ねたら、お店の斜め前の1台分を教えられました。他に有るのかどうか。 昔風の番台に往年の美女という取り合わせが迎えてくれたこの銭湯のレトロ感は外観に特徴的ですが、もちろん内部もいつから時計が止まっているのか。 脱衣室に流れるBGMというのは銭湯では始めての経験でしたが、流れる楽曲がまた。 梓みちよが歌う「こんにちは赤ちゃん」。そして同人の曲が続きます。どうやらアルバムのようでした。 浴室内部には真中に2つと端に1つの3つの浴槽がありますが、端のは薬湯でぬるめの42度位。真中は43度位の熱め。洗い場は数が少なく、入浴者が多くないことを物語ります。 17時頃から30分ほど居た間の男湯は、贅沢にも私の貸切でした。 福井県公衆浴場業生活衛生同業組合加盟の敦賀市内の昔風の銭湯は、この日現在で3軒存在しますが、いずれも相当の年月を経ていて、文化財的価値が生じてきそうな状態です。戦後の昭和を生きてきた人間は、お湯に浸かって目をつぶると、タイムトリップできるでしょう。 車中泊で釣りをする私には無くてはならないお風呂なので、本当にありがたい銭湯ですが、さていつまで続けていただけるのやら心配です。頑張ってください。