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釣りを車中泊でin北海道 1st 2017 まとめ

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宗谷/北海道の自然 実釣17日20回で手にした魚種は、アメマス、コマイ、エゾメバル、アイナメ、カジカ、トウガレイ、ウグイの7種でした。憧れのサクラマスには会えずじまい。(カラフトマストは時期尚早だったことにしておきます。) 結局のところ誇れるような釣果らしい物もない結果に終わりましたが、どの魚も私にとっては初対面でしたし、十分に楽しめました。今回のように長期一人の、調理体制が不十分な車中泊の釣り旅では、釣ってみる以上の釣果があっても困ります。 今回はあと1種1尾、サクラマスが釣れていれば、思い残すことは何も無かったわけです。もちろん次回以降に望むことは多々ありますが。 私の今回の旅は日数だけは十分確保しましたが、車中泊車両の自作完成と同時に、内地の梅雨から逃げるようにあわてて出かけたので、事前の準備は本を1冊アマゾンから取り寄せただけ、それも往きの船中で読むというお粗末さが最後までたたりました。それでも3.1G契約の格安スマホだけで情報を補っての旅は、進化した時代を感じざるを得ませんでした。 そんな準備不足ではいけませんよという忠告に替えて、 北海道に内地から行って海釣りをしたいという 初心者向けに 、今回気付いたことを記します。 オホーツク・枝幸の海岸 1.北海道の海釣りの釣り場について 留萌から北の日本海沿いとオホーツク海岸、そして羅臼から尾岱沼辺りを回りましたが、まず地形的には水深の浅い所が多く、かつ海藻に阻まれる時期にあたり、釣り場として成立する所がとても少なかったこと。一例を挙げれば、宗谷岬の西側一帯が典型的ですが、はるか沖まで浅くて、びっしり繁茂した海藻の頭が水面に見えていました。 どこも道路は広くて駐車禁止ではないところが多いのですが、他車のスピードを考えると路上駐車する雰囲気ではないために、海へのアプローチ場所が限られること。延々と海沿いの道路を走っていても、結局はエントリーできないことが多かったです。ただ横目に見て通り過ぎるばかり。 これに加えて、当然ながら時期と時間で対象魚の存在も限られるのですから、私の考える、いつでもどこでも釣り場化という考えは、机上の空論と言わざるを得ません。ただし、道内の釣り人の大多数がアキアジしかやらない、と言われることからすれば、その時期以外は内地より場所の選択肢が

釣りを車中泊でin北海道 1-17 ノーフィッシュ

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昨日のリベンジというわけではなく、淡々と行くだけ。たとえ釣れずとも行く価値が有る所です。まぁ、私の好みですが。 現地に着いたら、また先行者が2名さま。朝食を整え、食べたら、ちょっとしたアクシデントがあり、行って戻って、竿を出したのは09:40。南西の風だから後方からと思っていたら、真横から10mの風に吹かれて釣りになりません。 数投目にバイトが1回あっただけでこの日もノーフィッシュ。現地には2.5時間居ましたが、ほとんどは石拾いでオシマイ。 現地の先行者に教えていただいたのですが、「もう来てるんじゃないの。カラフトマスは数が少なくなっているから。去年も少なかったし、時期も遅くなっている。鮭と同じ時期に来ることなんて昔は無かった。鮭が来るようになればカラフトなんて誰も相手にしない」とのことでした。 なんだか、このままではサクラマスはおろかカラフトマスの顔すら見ずに帰ることになるのかもしれなくなってきました。お盆過ぎから始まるという鮭の前には帰る予定だし。んー。

釣りを車中泊でin北海道 1-16 ノーフィッシュ

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タッチの差で入った3人の先行者に遠慮してウロウロしていたら、完璧にアウトでした。ノーバイトでしたから言わずもがなの、ノーヒット。 あそこに入れればなぁー、という場所ではやはり先行者の竿が曲がっていました。広い北海道といえども、狙い魚種を絞れば、ポイントが限られるのも自明のこと。ただし、お持ち帰りは無かったようですから、外道だったようです。 それでも、ノーバイトよりはナンボカまし。 また明日。

釣りを車中泊でin北海道 1-15 コマイ&ウグイ

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6月に来たときにアメマスに遊んでもらった場所を再訪しました。ロケーションが好ましく、釣りポイントとしても秀でた場所のようですから、何度でも来たくなります。 午前9時頃に第一投。いつものスプーンで誘いましたが、マス類の顔は拝めませんでした。4尾のコマイと1尾のウグイは全てリリースしました。 トリプルフックの3つの針先全てを口に入れて掛かってしまったコマイもなんとか針を外して、波打ち際にリリース、した瞬間でした。横から無音で滑り込んできた猛禽類の何かが、足で掴んで飛び去りました。私の竿の下で起きた見事なタッチアンドゴーに、声も出ませんでした。 結果はともかく、終わってみたら3時間も経っていました。普通は2時間が限界の私ですから、気分が良かったのでしょう。また来ます。

釣りを車中泊でin北海道 1-14 ノーフィッシュ

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興部町の河口で目覚めたのは03:22でした。曇り空のため未だ薄明のなかで仕度しての第一投は午前4時ちょっと前。現地前泊でなけりゃ、私にはありえない時刻です。 昨日の下見の時にも聞いてはいたのですが、河口の水深がわりと深くて、私の長靴装備では横断できませんでした。よって左岸側だけの釣りに限定されました。河口内では小魚が跳ねていたので、もしや。 着底までの時間が長いので、深めだったので、それなりに期待もしました。でも、近くにいた鴎もたまに小魚をゲットするくらいで、朝の騒乱状態は勃発しないままで時だけが過ぎていくのでした。 根掛かりが無かったのが幸いというだけで、納竿。 私のプレイ中と、その後の休憩中に各1人、見に来た釣り人が計2名。 待っているのですね、未だ来ぬ魚を。カラフトマス。 私は待つのでなく、北上して会いに行きます。

釣りを車中泊でin北海道 1-13 ノーフィッシュ

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久々の釣行でした。下見の途上で出会ったアングラーに有用な情報をいただき、午後には勇んで釣り場に立ってみたら、ナント目の前に定置網が入っていました。 これじゃ無理でしょう、と思うものの、代替案が不如意でした。やるっきゃないでしょう。どうせ多くを期待できるシチュエーションではないのだからと、自らを鎮めて午後4時に第一投。 いきなり海草に掛かりました。あっちでもこっちでも、ほとんどどこでも海草釣りになってしまうので、12gの軽いスプーンに換えて、着水とほぼ同時にリトリーブ。水面下30cmを引く感じで続けましたが、ついぞ生命反応の無いまま、1時間ほどで、ジ・エンド。 何日かぶりの釣りで、気分爽快で良かったですが、少し残念でもありました。他人の情報は、今、でないことを考慮しなければいけませんね。当然か。 それにしても、やはり内地との違いを感じるのは、こんな看板ですね。 ただし、内水面で鮭鱒類を捕獲すると、お縄になります。

釣りを車中泊でin北海道 1-12 トウガレイ

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昨日頂戴したトウガレイの味見は未だでしたが、とりあえずカレイという魚を釣っておかねば、ということで、午前4時に野付漁港で第1投。初めはパワーイソメ+ジェット天秤だったのですが、なんと2投目にエアーノットで高切れ。オーマイガァーッ、という本を今読んでいるからですか。 仕掛けを修復して、数日前に貰った塩イソメで再挑戦。簡単に釣れちゃいましたね。針を飲まれていたくらいですから、喰いは立っていたのでしょう。というか、カレイという魚がそもそも貪食なのかも。 「パワーイソメ/大き目のネムリ針」でも、誘えば釣れました。都合3枚を釣って、ハイおしまい。たくさん釣ったって、困るでしょう。片付けていたら、先行の地元アングラーが来て魚をくれるというのです。 たしかに、私の釣ったのは美味くないというトウガレイで、下さる魚は美味と言われているクロガシラカレイ。断っては味見ができないので、ご好意を喜んでお受けしたら・・。 もういいです、という内地日本語が通じないようで、ドッチャリくださいました。貧乏性の私は簡単に捨てるという行動パターンを備えていないので、苦労を背負い込みました。 余さずに食べきれるか。天気が優れず、電気が不足しているというのに。さぁ困った。しばらく釣りはできません。

釣りを車中泊でin北海道 1-11 カジカ

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昨日、相泊で釣ったガヤを冷蔵庫に仕舞ったまま、車は標津を目指しました。海草だらけの浅い海に鮭の定置網という光景が続きました。ちょっとゲンナリ。 やっとのことで、海草の見えない規制も無い河川の河口に出会い、緊急停車。しばらく眺めていて、真昼間の浅い海で石と砂混じりかぁー。 やってみなければ何事も分からない、とは言ってみても、魚を吊り上げる確率は1/∞と思っていいでしょう。生餌ではないのですから、尚更のこと。 それでもウズウズする鬱血した腕の血の巡りを良くするだけでも価値があるとかナントカ、どうでもいいことを考えながら仕度をして、11時前に第一投。30分ほど投げる練習をしましたが、さぁ止めようか、というところで、ヒーットォーッ。 結構な抵抗がありましたが、走るというわけではないので、さぁ誰でしょう。徐々に寄せてくると、はぁ、始めまして。貴方はどなた??。 もしかしたら、カジカとか言う御方ですか。小さいけれども。 (カジカは種類が多いので同定はできていません) その場で板切れを拾ってまな板とし、ヘッドレスにして車載冷蔵庫へ直行。 柳ならぬ海草の下の2尾目を狙いましたが、ダメ。雷も鳴り始めたので、オシマイ。これで終わりとは情けないのですが、これも成り行き。人生、思い通りになることなど、めったに無いのですから、ホレ自然体で。 明日にでもガヤと一緒に煮付けてみますか。

釣りを車中泊でin北海道 1-10 エゾメバル

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旅の途中で聞いておいたウトロのポイントに立つために早朝4時に起き出し、開始が4時半。終了が6時半でしたから、2時間もやったことになります。たかだか100m位の岸壁を1往復しただけですが、たった一人で貸切だったのでやり易かったです。 釣り物は道産子の言うガヤ、標準和名ではエゾメバルです。実は初めてなのと道具が流用品なので釣れるんかなー、と疑心暗鬼でした。生餌ではなくパワーイソメという名のワームですから。 そもそもこのてのロックフィッシュって類は未経験なんですよ。でもこの辺りで陸っぱりで狙うとなると、この時期はどうもこれくらいしか無いようなんですね。 オモリもジェット天秤しかないので、その先に3号ハリスにチヌ5号の針という仕掛け。実にサマになっていませんが、はい、どぼっ。岸壁が南北で西側でやったので、陽が昇っていても、水中は未だ薄明状態でした。 ブルッ。おっ、何やら来ました。で、初めてのガヤ。へぇーこれがね。続いて続いて続いて、どんどん続きましたが、如何せん小さいのが多く、2/3くらいはリリースという結果でした。中に、アイナメが1尾混じりました。サイズは測り忘れました。 一番下1尾がアイナメ アイナメ 先端まで行った頃にはアタリが遠のき、折り返しの復路は釣果ゼロという分かりやすさでしたが、原因は不明です。潮なのか、陽が昇ったからか、はたまた使い続けた餌の味や臭いが抜けてしまったのか。 この日の後半は、知床半島の南側へ向かいました。羅臼から相泊に付くまでの間、ずーっと海を見ながら釣りスポットを探して行きましたが、いたる所に定置網が入る浅い海では、私の持ってきた道具では歯が立ちません。 結局は相泊の漁港内でまたガヤと遊びました。16時からの30分でこの釣果。環境が良くなくて、並べることができませんでしたが、ガヤはウトロより明らかに大きく、数も多かったですね。ラウンドの総量で1kg位あったようです。 ここでも餌はパワーイソメでしたが、表層の見釣りだったので、ジェット天秤は外して、大きめのスナップスイベルをオモリ代わりにしました。生餌なら入れ食いだったでしょうが、そんなに釣ってどうするの、です。これで十分。 ナイフの全長が15cmくらい 港外の河川の水でヘッドレス処理をしてから、車載の冷蔵庫に仕舞いました。川で

釣りを車中泊でin北海道 1-9 コマイ

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朝の紋別港岸壁は雨。ふて寝から起きたら6時を回っていました。 昨日お話を聞かせていただいた先輩のお手伝いに遅刻してしまいました。既に先輩はバケツ一杯の釣果でした。きょうはもう来まい、と思っていたのに、またコマイ爆釣。 皆様の仕掛けは7本針程度のサビキ仕掛けに、イソメなどの餌を付けて、先おもりでブッコミ。30mも飛べば十分で、10m先でも食って来ました。追い食いさせて、一度に5匹前後取り込むのが、数を揚げるキモのようです。 私はというと、ただ一人スプーンを投げていました。あの人アホちゃう、と言われても良いのです。前回はこれで釣れたのですから。そして、コマイよりオオマイ以上の大物を釣りたいのですから。 反応なしのスプーンを仕舞って、ジェット天秤にパワーイソメを試してみたら、数は少ないものの釣れました。生餌とは桁違いの2尾だけですが。誘ってこれだから、放り込んで知らん顔では厳しいでしょうね。 ここは数釣りスポットですから、そもそも私には用は無いので、楽しいお話を切り上げて昼前に退散しました。また道すがらのウォッチをしながら南下して行くと、気になる入り口があり、ずんずんと入っていきました。 ダートは覚悟の上でしたが、砂が深くなってきて、ちょっと不安。4WDでなければ引き返すところでしたが、なんとか。いざとなればそこへ泊れる、というのは絶大の強みです。 それでも車を進めたら、オーッ?という場所に出ました。 調べてみたら、特に釣りの規制は無い場所のようだったので、駐車。遅めのお昼を食べてから、やおらスプーンでアタック。してみたものの、反応はゼロ。それでも久しぶりのサーフで気持ちよく投げていました。でも我慢強くない私は、まぁ1時間で・・。 釣れないのでうつむいていたら、お宝が目に付いたので、拾いにチェンジ。かなり拾って納得した頃には、潮が変わっていました。湖からゴンゴンと出ていたのが、いつの間にか、ガンガン満ち込んでいました。 釣りでは上げ潮が良いというのは常識なので、もしかしたら良いかも、ということで再開。まずは左岸側の導流堤付け根で始めたのですが、反応無し。左に流れていたので左を優先したのですが、今度は右で。このときはジェット天秤+パワーイソメで投げていましたが、右側で投げたら、1投目から来ました。 定番のコ

釣りを車中泊でin北海道 1-8 ノーフィッシュ

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3日も悪天候で釣りができずに欲求不満だったので、午前3時半起床も苦になりませんでした。気合を入れて泊地の日の出岬キャンプ場パーキングを出発し、前日下見済みの雄武町のサーフへ向かいました。 仕度を終わって第一投は午前4時。すっかり陽が昇り好天気、と思いきや、太陽はじきに雲隠れ。にごりは取れていましたが、波高し。といっても1.5m位のものですが、波足が長くて迫ってこられると、オンリーワンゆえに恐怖感もありました。海は恐いものですから、臆病ぐらいがちょうどいいです。 いくら投げても、期待を裏切って何の反応もありません。鳥もほとんど見えず、掛かるものは海草ばかりでした。移動して行くと釣りにはとんと無関係な大発見をして、そのために1時間あまりを費やしました。 再開しても反応は無し。ジェット天秤+パワーイソメにチェンジしても、無反応は変わらず。 んー、ポツポツ降りだしたので、ヤメ。居ないのか下手糞なのか。 でも、釣れなくても海は好きです。こんな発見も楽しいものです。 ロシアでもペットボトルを使っているのですね。当然ですか。 漂着ゴミが多いのですが、日本の物が9割で残り1割を朝鮮とロシアが占める感じです。ラジオのチューニングをすると、ロシア語と朝鮮語が鮮明に聴き取れます。意味不明ですが、ロシア語のロック調の音楽なんて不思議に楽しかったりします。

釣りを車中泊でin北海道 1-7 コマイ

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朝6時半頃に動き始めましたが、あては無し。猿払からオホーツク海岸を南東に下りました。何度も車から降りて海を覗きますが、んー行ってみよう、の繰り返し。 某河川河口で釣り人を発見してウォッチ開始。なにやらプラグを投げていますが、道具立てが大振りのようでした。ちょうど朝の一戦が終わったところで話を聞かせてもらいました。 イトウ釣りなんだそうな。へっ、イトウですか。そんな物が海で釣れるんですか。一昨日釣った1.0mの写真を見せてもらいました。ひぇー、です。でも不味いからキャッチ&リリースだそうです。完全なゲームフィッシングですね。 でもここで聞いた話の中に、紋別辺りで釣れ始めたらしいよ、ブリ。 えっ、オホーツクでブリですか。太平洋側で獲れるのは知っていましたが、オホーツクにまで回っているとは知らなんだ。 サクラマスは終わりだし、カラフトマスは8月だというし、何すりゃいいのと悩んでいただけに、朗報でした。これは。其の少し後にたまたま見かけた車が遊漁船の車で、「紋別ぶりジギング船○○丸」とありましたから、まさしく本当のこと。 というのはさておき、今日はどこで何を、と行ってみた所が、頓別海岸。どこにでもありそうな漁港はずれの海岸でしたが、「日本列島沿岸全部釣り場化計画」主宰者の私としては、こんな場所でも何か釣らねばなりません。 先に腹ごしらえをと冷蔵庫をかき回していたら、眠っていたウグイの切り身が、ちょっくら臭う初期腐敗状態になっていたので、コレを餌に使うことにしました。題してリサイクル釣り。 おっと、直ぐに釣れましたね。。。またまた釣れましたね。計2尾は順調に釣れたのですが、後がいけません。釣れてくるのは海草ばかり。 小魚をたくさん釣っても困るので、ルアーに転向して18gのスプーンを投げてみたところ、ゴツッ。ありゃ何かバイトがあったような。何投もしないうちに、フックオーンッ。でも小さい。 おや、同じでしたか。スプーンにアタックするだけあって、餌での2尾と比べると幾分大きいのが取り柄でしたか。それでも24cm。 結局のところ実釣は昼時をはさんだ2時間弱。見渡す限り無人の浜でのんびりさせてもらいました。

釣りを車中泊でin北海道 1-6 アメマス

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今朝は行くぞ、のつもりでいたので、目覚めた4時過ぎは早すぎることはなかったのです。そそくさと起き出して、昨日と同じ釣り場に向かいました。釣り場の駐車スペースには既に1台1人が準備中でした。 挨拶して、少しだけ教えを請うて情報収集。あれ?、この人昨日の人ね。お相手は気付いたのかどうか。でも「サクラマスはもう遅い」とのこと。昨日と微妙に言うこと違いませんか。 ルアーマンはこの河口周辺でやっていますよ。という言葉をひねくれた解釈をすると、アンタは邪魔だからそこから動かないでね、となりますが、私はいたって素直な性格なので、そのとおり実践しました。結果として昨日とまったく同じ立ち位置になったわけです。 期待を込めた第一投が午前4時半。納竿が7時半だったので、3時間も頑張ったのでした。 さぞや釣れまくったのでしょうね。そんなに釣ってどうするの。ということはなく、ランディングは3尾。1尾はモデルを務めていただいた後に釈放したウグイ君。 後の2尾がこれ。23、24cmのアメマスちゃん。パチャパチャの小学生でしょうか。ずっしり重いアメマスを1尾、波打ち際でバラシましたが、惜しかったーっ、です。 6時くらいからの後半は、ついぞ顔を拝ませていただけなかったですが、頻繁なアタリに興奮しました。ゴツン、ブルブルが何度あってもフッキングしないというのでは、やめるにやめられないですね。 ルアー釣り2年目で、過去はサーフのフラットフィッシュしか経験のない私は、着水と同時、そしてフォール中のバイトなんて初体験でしたからアツかったです。あっ、そういえば1度だけ経験があります。イナダのナブラ打ちで、ゴンッ、というのを。 7時頃に上がった先行者さんと話したところ、フライのその人は7.8つアメマスを釣ったけど、サクラマスは出なかったとのこと。やはりもう遅いようです。それにしても遠めで見ていても、フライという釣り方はかなりハードですね。技術を要求されるので面白いのかも。 向かい風で12℃位の環境で頑張れるのはここまで、ということで終わりましたが、初心者同然のレベルでありながら、楽しませてもらえたのは、やはり場所、でしょうか。 まだアメマスを口にしていませんが、出自はイワナだというのですから多くは期待しません。けれども、養殖のニジマス程度の味はありそうに見えるん

釣りを車中泊でin北海道 1-5 アメマス

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今朝は稚内市街で目覚めたので、朝マヅメは無し。 あちこちウロウロして釣り場にたどり着いたら、既に午前9時半。 先行者が2台で2人でしたが1台は神戸ナンバーの車でしたから、この場所のステイタスが分かろうというものです。仕度をして傍に行ってみると、なんとお二人ともフライです。フライ釣りというのは知ってはいましたが、見るのは初めて。 私が着くと同時に引き上げられたので、詳しくは聞けませんでしたが、朝にはサクラマスが上がっていたような話しでした。物を見たかったのですが、適わず。 ガイドブックにしたがって投げ始めました。第一投が10時。 その第1投で、とてつもなく大きなものを掛けたのです。地球。 ここは根掛かりするなんて書いてなかったのに。気分最悪。外す努力はしてみたものの、ダメなのでカット。針だけでスプーンは回収できて、不幸中の幸いですか。スプリットリングを外してナイロンハリスで繋いでいるのが、自己流ですが生きました。 別のジグに変えて、続行したら、ものの数投でまたもや根掛かり発生。今度はトリプルフックをWで付けていたので、ラインシステムが負けて、ノットから逝ってしまいました。最悪ぅー。 戦意喪失で車に戻り、ラインシステムとフック結びをして、場所を移って11時半から再挑戦しました。ほぼ真後ろから3~5m位の風が吹くので、28gでも18gでも何でも爽快に飛んでいきます。 でも、飛距離は要るのだろうか。先行者はフライでしたからそんなに跳ぶわけないですよね。目の前の波打ち際になにやらベイとも見えてるし。?? 一応は飛ぶだけ飛ばして広く探ってみるのですが・・、反応無し。 なんとなく気が抜けてきた頃、波打ち際の掛け上がりのすぐ向こうでヒーット。やり取りする間も無く、バラシ。あーあ、また今日もだ。 この刺激を糧に、しばらくはモチベーションが上がっていましたが、程なく元のレベルにダウン。今朝はゆっくりしたとはいえ、5時半から動き始めていたのですから、そろそろ疲れが・・。 でも、釣果なしで今日の釣りを終わるのは悔しいですね。根気と忍耐で投げ続けていたら、魚は私に微笑みました。本当か、魚が笑うわけはなかろう。はい。怒っていました。 やはりリトリーブの最終段階で、ヒットぉーっ。こんどこそバレルなよー、という念力が効いたのか、やっと何とか引きずり

釣りを車中泊でin北海道 1-4 ノーフィッシュ

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目覚めたら3時半。もう薄明ではなく、本明?。昨夜のうるさいほどの波音は幾分おとなしくなっていたので、起きることにしました。 なんたって釣り場の前で寝ているのですから、起きるなと言われても寝ていられません。アングラーとしては、こんな贅沢なシチュエーションはありません。 仕度をして第一投が午前4時。風は斜め後ろからの3m位で良いのですが、波が結構高く、でも濁りがないというのはどうしてなのか。そんなことを考えながら投げて巻き投げて巻きはいつもの28gスプーン。 集中力が切れかけていた04:54、何の備えもなく海岸のかけ上がりをかわして回収、というところでヒット!!。何度かの引きをかわして、かけ上がりを揚げようとした瞬間、ザッパーンという波に持って行かれてしまいました。2時間の苦労の結果が・・。痛恨のバラシ。 でも、反省点も大いにあります。まずボーッとしていたこと、次にアワセを入れ忘れたこと、そして針先が鈍らになっていたこと、おまけに最後の揚げ方が拙かったことと、4拍子も揃えばバラシた私が悪いのであって、魚を責めてはいけません。 逃がした魚は大きいと言いますが、おそらく30cm程度の小物だったでしょう。魚体がスリムに見えましたから、アメマスという魚だったのか、それともひそかに狙っていたサクラマスだったのか、はたまた昨日のお友達のウグイ君だったのか。とにかくキャッチできなかったのは痛恨事でした。 でも、釣果はともかく、こんな環境を独り占めで釣りするなんて、内地の都会人には考えられないでしょうね。 左の海上に薄く見えるシルエットが利尻島、右端にあるのは我愛車です。 8時半まで粘りましたが、とりあえず休止ということで、コーヒータイム。紙ドリップコーヒー2杯とヤマザキの薄皮(つぶ)あんぱん2個を朝食としました。 終えて再開はタックル変更。ジェット天秤+パワーイソメで、何でもおいでスタイルに。途中で、捕まえたフナ虫のような昆虫(多足類?)も何匹か使ってみましたが、反応なく9時半にゲームセット。一昨日の釣果(ウグイ)の味見は別の記事に。

釣りを車中泊でin北海道 1-3 海草

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遠別を出て、本日も釣り場を探して北上。 冬の荒波に備えてのことらしく、海岸線にはテトラが入っているところが多く、私には手が出せません。凪が良ければ穴釣りでもやると面白いかもしれません。ほとんど手付かずのようですから。日曜日にもかかわらず、海辺に人の気配を感じることはめったにありません。釣れない場所なのかな。 ようやく、んっ、という場所に出会い車から降りて下見すると、今朝早くには人が入った様子でした。車の駐車スペースと足跡からして1台1人だったようですが、7時半で既にお帰りということは良い結果ではなかったようです。でも分かりません。 仕度をして第1投が8時。昨夜の風と波で濁りがあり、風もそこそこありましたが・・。10中8、9はゴミを拾ってきました。いつもの28gスプーンは海藻拾いの道具のようです。 わずかの幅のビーチですから、端から端までを行ったり来たり。その内に沖で鳥山が立ち南から北に移ってきました。これが岸に寄ってくれれば面白いのですが、面白くはならずに北上していきました。 いい加減ゴミに嫌気が差してきて、ハタと気付きヒラメキ。 いろいろな海藻が掛かるけれど、この大きいのは昆布じゃあないですかね。大きいのをいくつか拾ってゲームセット。ちょっと味見くらいは、おおらかな北海道人は許してくれるでしょう。

釣りを車中泊でin北海道 1-2 ウグイ

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特に当てもなく車を北に向け走りました。オロロンライン沿いは駐車スペースと海岸への入り口が少なく旅の者には難しい所です。小さな川の流れ込みが一つのポイントになります。そもそも北海道に限らず、どこでも河川の出口はポイントになるでしょう。でも他に降り口が少ないので、ここら辺では否応なく人も集中するようです。 導かれるように、「茂築別川」の河口に向かいました。国道を離れてちょっとダートを走って着いてみると、車が3台とまっていました。 曇り空で今にも降りそうなどんより空が幸なのか不幸なのかは、数時間後に分かるでしょう、ということで仕度をしてサーフイン。今日も28gのスプーンはゴールドが剥げかかったシルバー。 何はともあれ、投げる投げる投げる。その3投目のリトリーブ。10mくらい前でヒット。心の準備が何もなく、何コレ、、、。たいした引きではないので軽くいなして、なんてことはなく、慎重に寄せて引きずりあげました。何しろこの竿は魚を揚げるのが初体験なのでした。 傍によって、見て、??。なんだコリャ。鮭鱒ではないようだが・・。近寄ってきた先行者が教えてくれました。ウグイ。はぁ、ウグイですか。トホホ、なんだよね。でも食べてみなけりゃ稚内。もしかしたら、海で生きていたんだから旨いのかもしれません。 活け締めしたあと目印の棒を立てて、その場に置き、続行。 数投後にはまたグゥーっと重くなり、なかなか寄りません。でも動きません。ゴミを無理やり引っ張って切れたりすると情けないので、ゆっくりゆっくり。 あがってきたゴミが、波打ち際で動いたのです。カニっ。見詰め合っているうちに、向こうから先に挨拶があり、サヨウナラ。スプーンをその場に残して、竜宮城へ帰っていきました。大きかったので味噌汁にしたら旨かったろうになぁー。ちょっと残念でした。 その後はナニモオコラズ。晴れてくると同時に風が強まってきて、糸ふけが激しく出て飛距離が出ません。ギブアップというほどではなかったのですが、とりあえず休止。 カラスが悪戯したのか自分で移動したのか、ウグイくんは少し離れたところで私の帰りを待っていました。海で洗って車に持ち帰り、測ってみたら45cmありました。ちょうど傍にあった板切れをまな板にして、ヘッドレスにして再び海水で洗い、冷蔵庫へ。 昼食後、風が強まってきたこの場所

釣りを車中泊でin北海道 1-1 ノーフィッシュ

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目覚めたら03:36、まだ降っている、ポツポツでしたが。でも外はもう薄明るくなっていました。朝まづめのベストタイムが既に始まっています。ものに背中を押されてそそくさと着替えを済ませて出発。昨日の内に下見をしておいた場所へ直行です。 着いてみると駐車スペースには既に複数の車がありました。初めての場所のため少々ウロウロした後にサーフイン。で、ここでは何が釣れるのでしょうね。先行者は3人がプラグを投げていますし、えさ釣りの人も1人。何狙いでしょうか。 私は今回の北海道では、フィッシュイーターにはスプーンorジグ、その他はワーム+ジェット天秤という2種の仕掛けで通す予定です。で、今朝はサーフなので、とりあえずはスプーンとしました。 04:30スタートで投げて移動の繰り返しを1時間。私に何も起きないのは普通の事で、ついでに周りの人たちにも何も起きません。ちょっと大きく移動して+30分追加してみましたが、やはり何事も起こらなかったまま、少し雨脚が強まったので納竿としました。後で調べてみたところ、先行者の狙いはヒラメかサクラマスだったようです。