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神明湯 in 和歌山県和歌山市

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評価 ☆☆☆/☆☆☆☆☆ どこにでもある銭湯です、という言葉が使えなくなってきている昨今ですが、特に特徴の無いお風呂屋さんです。でもケチの付け所も無いのですから、420円のありがたいお風呂です。 普通の温度、高温、ジェットバス、電気風呂と小さいながらも浴槽も複数あるので、込み合う時間帯でも、不快な思いはせずに済むでしょう。 駐車場完備で便利です。 個人的感想に基づく評価の基準  ☆     二度と行かない  ☆☆    困れば行くのかな  ☆☆☆   普通に行きます  ☆☆☆☆  行く機会があると良いな  ☆☆☆☆☆ 是非とも再訪したい

スピナー(ルアー)極小を自作

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スピナーは主に内水面で使うルアーですが、海でも使えます。私が過去にショアで釣った魚は、 アメマス 、 タケノコメバル 、 カサゴ 、 マルタウグイ 、ですが、スピナーの実力からすると、もっと多くの魚が釣れるはずです。 今回、突然思い立って自作することにしたのは、近々の釣行で使うために、手持ちの既製品より小さな物が欲しかったからです。市販品にもありますが、以前に購入しておいた ブレード単体 があったので、自作することにしました。 < 材料 > ステンレス硬線  0.55mm径 ステンレス軟線  0.55mm径 ブレード  コロラドタイプ 15mm×10mm ビーズ オモリ   ガン玉BB フック  カン付きチヌ5号×2 or トリプルフック6号 < 道具 > ペンチ、ラジオペンチ、ループプライヤー < 作り方 > 1目盛りは1cm 1. ブレードを主軸に取り付けるクレビスを、 軟質線 をループプライヤーで曲げて作ります。片端を巻いたところでブレードを入れてから、反対側も巻き、主軸に通せるように曲げます。 2. 適当な針金に通した状態で、ブレードがスムースに回転するように調整します。 3. 硬質線 を主軸にするために曲げていきます。はじめに下部(↓左側)のフック掛けを作り、その上にガン玉固定用のループを2つ作り、その上に二つのビーズで挟むようにしてブレードを入れ、上端のループを作って閉じます。 4. フック込で、ガン玉BB無しで約1gですが、付けると約2gになります。 製作工程は、針金細工ですから、慣れれば難しくはありません。今回は手元に0.8mm径のステンレス硬線しか無かったので、それで作りましたが、硬くてちょっと作りにくかったです。市販のスピナーの主軸径が0.5mm程度なので、それで大丈夫でしょうし、作りやすいはずです。 色盲が多いといわれる魚相手ですから、色ははなから無視していますが、ガン玉付近のボディー形状には改良の余地アリです。 フックの取り付け部分はワンタッチ式で形状が微妙ですが、ランディングで外れることは、伸される以外にはほぼ無いと思います。 原材料費 は、ブレードの18円以外はわずか

釣り浮きの自作/昼夜兼用でコスパ最強

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今回の製作品は右から2番目 釣りの浮きは餌釣りの場合にはしばしば使われます。最近はルアー釣りかサビキ釣り(竿下)から釣りの世界に入る人も増えたので、浮きを使ったことの無いアングラーも多いのかもしれません。 そうは言っても未だ、釣りの浮きは大事なアイテムです。100円ショップでも売られていますが、ごく限られた種類だけですから、釣具屋さんで買う方も多いようです。そうなると、そこそこ値の張るのが釣りのウキです。 ここでは繊細で美しい浮きを趣味で作るというのではなく、自作で簡単に安く実用品を作ろう、という趣旨です。釣趣も大事ですが、コスパ重視です。 なぜなら、釣りの浮きは細い道糸に接続されているので、ラインブレークで流してしまうトラブルも少なくないために、消耗品的な性格があります。 トラブルのたびに1000円前後を失っていたのでは堪りません。 はい、前置きはここまで。 すきまスティック 13mm径 5m分 今回の浮き本体の素材は、すきまスティックという物ですが、切り売りでなくパッケージで買うと、カールぐせが付いていて使いにくいので、風呂の湯に浸けて事前にある程度延ばしておきます。 < 作る浮き > 想定はタチウオの餌釣り 視認距離 Max.30m 錘負荷=5号 食い上げのアタリが分かるように非自立とするため、錘は内蔵しません。(自立か非自立かはケースバイケースで、どちらも製作可能です。) < 材料 > すきまスティック  13mm径 20cm分  独立気泡の発泡ポリエチレンで柔軟なため、壊れにくくウキに向く素材です。もともと建設・建築現場で大量に使われるものなので、安価です。  13mm径のスティックは、20cmで浮力が約8号(30g)なので、1cm当りでは1.5gです。およそですが、8号-5号=3号の浮力分、20cm×3/8≒7.5cmが水面上に浮かぶことになります。 両面テープ  強力な物は、修正の貼り直しができないので、この程度が向きます。 マーキングテープ 蛍光ピンク  30mm幅  マズメ時は黄色が見やすいので、 蛍光イエロー   も良いです。 OPP テープ 48mm幅  OPPテープは意外に丈夫で接着力が強く、水濡れにも強いので向きます

釣りの大敵・台風と地球温暖化

釣りがアウトドアで行われる以上、気象は最重要要素の一つです。台風が来ると、その最中に釣りができるわけはありません。その前も後も荒れるので、一つ台風が来れば、数日は釣りができないのが普通です。 今回の19号台風のように大河が氾濫するような大量の降雨があると、河口付近の海の泥濁りが治まるまでにはかなりの日数がかかるだけでなく、海底に堆積した泥が生態系を変えてしまいますから、しばらくは釣りにならないでしょう。 秋のベスト釣りシーズンに台風が来られると、機会損失の被害は甚大です。それでなくても、地球温暖化や水温上昇(等)で魚種が変わったり、脂が乗らなくなったり、という被害もあるうえに、機会を奪われるのは致命的です。 趣味だからと言うとそれで終ってしまいますが、趣味は人生にとってかなり重要な意味を持つと私は考えていますから、あきらめたくはありません。 なぜ、どうして、こんなにも台風や異常気象にいじめられるのか。現代の気象学者の大勢は、その原因に地球温暖化を挙げています。 米国大統領という重い地位に居るトランプ氏がこれを認めないのは、いかにもアメリカ的ですが、自分のことしか考えられない偏狭な馬鹿、とののしって済むことではありません。 何しろ地球温暖化は、等しく地球上の全ての人と国に影響が及ぶのですから。 遅くとも、太平洋上の島しょ国が水没するまでには、地球人としての理性的解決をしなければなりません。それがヒトとしてなすべきことだと思います。 タチウオやアオリイカやサワラやブリやメジナやクロダイが地球を温めたわけではなく、ヒトという生物の(経済)活動が環境悪化を招いたのですから、ヒトが責任を持って復旧しなくてはなりません。 北陸・富山新港へサゴシ、コヅクラ狙いの釣行準備を整えていたタイミングで、19号台風で親族の住まう地域が浸水被害を受けたので急きょその復旧救援作業に行って、帰ってきて思うことを記しました。 床上浸水の被害を受けた義理の弟にも地球温暖化の話をしましたが、理屈は分かっても自分の生活を見直すまでには至らない残念な現実を知り、無力感が残りました。 トランプを選んだのはアメリカ国民。そのトランプ氏に意見できないアべ君。またぞろ、借金増やして堤防の嵩上げ工事という対症療法で済ませるのでしょうか。 このまま行くと、太陽が燃え

キントキダイ&タチウオを釣る in 御前崎港・鉄くず前

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2019年10月9日(水曜日) 前日の焼津でのタチウオ狙い完敗事件の後遺症が残る体を御前崎港西埠頭・鉄くず前に移動してきたのは、焼津で揚がっていた太刀魚が、1.8~2.5Fと余りに小さかったからです。 少し前に 御前崎港西埠頭・お座敷 で私がたった1尾釣り揚げた太刀魚の方が、よりマシだったのが転進の理由です。 前日にボウズの原因となった餌が問題で、悩んだ結果はサンマに決定でした。なぜなら田舎のスーパーには、それ以外の適当な選択肢が無かったのです。 よりによって、新物の生サンマでした。冷凍品の解凍物の方が鮮度が良いのにね。片道2日かかる北海道沖の公海の漁場で獲ったサンマが、御前崎のスーパーに並ぶまで、7~10日はかかっているでしょう。 釣り場に着いて切ってみたら案の定で、ワタ焼けがかなり進んで腹骨がバラケ、私としては食べたくないレベルでした。身割れがあるので、カット後に塩で締めて完成。このサンマが1尾税別180円でしたから、次回は他の餌も要検討です。 本当は、 御前崎港西埠頭・お座敷 で釣りたかったのですが、向かい風が強そうだったので、 鉄くず前  に来たのです。ところが停泊中の船に岸壁の半分位を占められて、釣り場状況は × でした。 夕刻前に、立入禁止柵直前の係船索の端の1名定員の場所が空いたのでキープしていましたが、暗くなる頃になって、船舶関係者から立ち退き命令を食らいました。「従わなければ保安庁に通報する」とまで言われれば、泣く泣くの撤退です。 タイミング最悪の腹立たしさから、いっそ止めて帰ろうかと思いましたが、何のための1日なのかを考えると、短気を抑え、初めの場所に戻っての釣りになりました。 係船ロープの下をアンダースローでかいくぐって浮き付きの仕掛け (3cm段差チヌ5号2本針) を投げるという、難度の高いリスキーな投入でしたが、そこでしかやれないのですから。 もう1本の竿は、岸壁の車止めにセットした 自作の木製竿掛け を使って竿下に垂らしての釣りです。錘なしでムツネムリ11号の針にワイヤー+ナイロンハリスで、ケミカルライトを付けてフリーで水面から下に5mほど垂らしました。 暗くなって電気浮きが見やすくなった18時過ぎにアタリがありましたが、食い込まずに空振り。ちょ

タチウオ釣りエサ対決 キビナゴvsサバ

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2019年10月8日(火曜日) タチウオ釣りの餌はキビナゴがベストか? たちうお釣りの餌のベストは、本当は活き餌のはずです。太刀魚がフィッシュイーターである以上、(特に大型の太刀魚を狙うなら)これに勝る餌が無いのは明らかです。 ただし泳がせる小魚にもよりますが、活き餌の魚体が大きいと針掛りに時間が掛かるうえに、針掛りしないまま一部を喰われて終るケースも増えます。 ですから、身エサ(切身)で釣れるのであれば、なにも泳がせの手間を掛けることはありません。小さい身餌をパックンと喰ってくれるのが、針掛かりは良いのですから。 巷間言われているのは、キビナゴかサンマで決まり。本当か?、と疑ってかかる習性の私は、試して見ました。スーパーで見かけた、脂ののったゴマサバ。 サンマの フィレ と違って身が厚いので、そのまま短冊に切ることはできませんから、皮+身で厚さ6、7mmになるように身をそぎ取ります。それは人間様用です。 皮付きの方を1×5cm前後の短冊に切って、塩で締めて使います。見るからに旨そうな身エサの完成です。乾燥と脂焼けを防ぐために、シール容器に塩水とともに満たして凍結しておきました。 さて、これで釣れるか。 前回の 御前崎.お座敷 ではシロサケ使用で完敗しましたが、このサバならそんなことはないでしょう。ただしサバを使うのは初めてなので、多少の不安を胸に・・。 焼津・ふぃっしゅーな 明るい内に釣り場に入り、仕度が終ったらチビチビやりながら日暮れを待ちます。やって来たカマス狙いの地元マンに聞くと、想定アベレージ20cmの魚が今秋はまだ来ない、とのことでした。 暗くなってサバの身エサの投入をはじめましたが、一向にアタリがなく時が過ぎていきました。その内に左に2人組が入釣、右にも1人が入釣。 右の人が、第一投でいきなりタチウオを釣り揚げました。見に行くと、うっ、小さい。しばし言葉を探した後、失礼の無いように「ちょっと小さめですね」。F1.8だったでしょうか。 なんでも持ち帰りが原則の、さすがの私でもリリースするかな。 右隣サンの浮きは、それから怒涛の勢いで続けざまに沈みます。投げ込む、落ち着く、すぅーっと沈んで、ふーっと浮くを繰り返します。 取り込みは毎回ではないものの、アタリは毎回のように

アカカマスの味/御前崎港での釣果

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2019.10.02 撮影 未明に釣り揚げ、ラウンドのまま水氷の中で持ち帰りました。当日夕方にセミドレスにして冷蔵庫に移し、翌々日の夕食で食べました。 塩焼き   (釣獲2.5日後) 脂の無いことは切った時点で分かっていましたので、あまり期待せずに一口。ふーん、柔らかいです。ジューシーですが脂ではなく水分です。でも美味しいジュースです。 アブラカマスと称されるくらいに脂の乗る魚ですから、こんなに脂無しのアカカマスを食べたのは初めてです。 でも、やはりアカカマスです、美味は美味。パリッと焼けた皮とジューシーな身のコンビネーションが良いです。 ただ、この水っぽさをより美味しくするなら、干物でしょうね。凝縮した旨みは、想像しただけで唾がわいて来ます。 今回のこれはこれで旨かったのですが、次回は脂が乗ったものを釣って食べたいものです。

キントキダイの味/御前崎港での釣果

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2019.10.04 撮影 2019.10.01の深夜の釣り場で貰い受け、ラウンドのまま水氷の中で持ち帰りました。翌日夕方にセミドレスにして冷蔵庫に移し、次の日の夕食で食べました。 塩焼き   (釣獲3日後) 硬い皮にはばまれて塩が効かないので、素焼きに塩をかけながら食べました。 焼いている間も口に運んでも匂いはありません。皮をはいで身を食べます。白身でクセが無く、そして特徴も無く、旨みもほんのわずかです。 んー、食べられますが、残念ながら旨いとまでは言えません。 かなり以前に伊東市の定置網で獲れた物を何度か食べた経験では、かなり美味でした。おそらく餌として海老を食べていたのだろうと推測しますが、紅い皮目にエビの香りがあり、旨みもしっかりありました。 今回は期待して食べたので、拍子抜けしてしまいました。同種の魚でも、どこに棲み、何を食べていて、いつ獲れた物かで、こんなにも違いがあるのだと、再認識しました。 魚の味の世界は、本当に奥深いです。

御前崎港でタチウオを釣る

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御前崎港西埠頭(お座敷)で △ 尾のタチウオを釣り上げるために・・・。結果はプロセスを経た後にしか分からないことです。 何度か偵察に来たことはあったものの、御前崎港で釣りをしたのは初めてです。北隣の地頭方漁港と合わせて、今回の釣り場としました。 9/30の夕刻に現地入りして、下見と情報収集したところ、御前崎港西埠頭のお座敷と鉄くず前、そして地頭方漁港でもタチウオが釣れているとのこと。ただし、型はF2~2.5主体とのことでした。 んー、F2かー。車横付け(同様)の岸壁で釣れるタチウオなんだから、小型に文句言っちゃダメなんでしょうかね。 2019年10月1日(火曜日) 前夜のタチウオ情報は頭には入れましたが、素直になびかない私は、地頭方漁港でぶっこみ釣りでスタートしました。 半夜でタチウオをテンヤ+解凍サッパで狙っていた人がボウズで帰った明け方5時半から、こんな場所で釣り開始です。 前夜の泊地の マリンパークP が暑くて睡眠不十分でしたが、まぁまぁの体調に静かな釣り場で、気分は良好でした。 前回の 西伊豆・戸田湾 と同じく、竿2本でそれぞれに別の仕掛けです。片方は、自作の 遊動パイプ天秤 を使った1本針。もう一方は、2本針の 胴突底立て仕掛け です。 どこにでも魚が居るかどうかは分かりませんが、二つの仕掛けがここ地頭方漁港で通用するかどうかを試してみたかったのは事実です。 どちらの仕掛けにもアタリが無いままに時が過ぎ、陽が昇った頃からはイカの短冊オキアミ風味の付け餌が盗られるようになりました。それも短時間で、です。 餌取りの相手は何奴だろう。そう考えて辺りを見回すと、足元の堤防の接続部分の溝にヒントが落ちていました。 クロダイ狙いの小針に掛かったのでしょうか。判別できたのは、キタマクラ、クサフグ、カゴカキダイ、キューセン♀、ウミタナゴ。と、まんざら魚が居ない訳ではなさそうです。 ここまでは餌だけをきれいに取られていたので、正体を見るべく針のサイズを落として丸セイゴ10号の小針に換えてみました。 すると、今度も取られました。が、餌だけではなく針ごと盗られてしまいました。一度アタリ的な兆候があった後に静かになったので、明らかです。 フグ系統の魚が針まで口に入れて掛かったものの、2号