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12月, 2019の投稿を表示しています

釣り向きの靴/岸壁・堤防用

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防水・防汚・耐油・難滑・快適・スリッポン 岸壁や堤防のような足場の良い場所で釣りをする時は、スニーカーでもウォーキングシューズでも、はき易ければたいていはOKです。 ただし、海水にぬれたり餌や釣果の魚で汚したりという心配もありますから、普通の靴でやっていると、靴を駄目にしてしまうことがあります。 本当は、釣りに向いた靴を履くべきでしょう。過酷な条件の磯釣りや鮎釣りでは専用のものを使うのがセオリーですが、岸壁釣り用というのは見かけません。 さて、何をはくのがベストなのか。汚しても惜しくない程度のスニーカー辺りが無難かと思い、実店舗で物色してみました。20足近く、履いて歩いて脱ぐを繰り返しました。 んー、しっくりきません。明るい色では、すぐに汚れが目立ちそう。紐があると汚れがたまりそう。硬い靴は疲れそう。高い物は財布が痛む。 探し疲れた帰りがけに目に留まったのが、長靴の脇に置かれていたこの靴(同類)でした。おーー、そうだ。これは向いているはず。 コックさんが厨房ではく靴です。毎日履いて長持ちし、汚れにくく、滑りにくく、油にも強い。長靴には無いフィット性もあります。 ごく普通のタウンシューズと同等以上の履き心地で、機能の割りに見かけもスマートです。履く脱ぐが容易なスリッポン。そして肝心の価格が、高価ではない。 最近まで気に入って履いていたスニーカーを履きつぶして、後継を探していたのですが、これで決まり。正解にたどり着いたようです。 実店舗に展示されていたのはメーカー1社だけだったので、買わずに帰ってネットで探したら、数社から同様製品が出ていました。 私が選んだのは、評価が高く安価だった アキレス クッキングメイト です。これなら、夏以外は履き続けられるでしょう。 実用性MAX.でおしゃれ感ゼロですが、街で履いていても奇異ではないので、往復もそのままでOKです。こんなに釣りに向く靴も珍しいように思います。 個人的には、岸壁・堤防釣り用の靴の決定版と推奨します。テトラの上でどうかは、事故自己責任で試してみるしかありませんが、私は試しません。 黒を選んだので、アオリイカの墨を浴びても大丈夫。来年こそは釣ります、アオリイカ。そのために買ったようなものですから・・。

カイワリの味

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カイワリがスーパーの売り場に並ぶことは、めったにありません。しかも型も良く、価格も手頃。おまけに脂の乗りが良さそうだったのですから、買うしかありません。 帰ってさっそく造りました。ワタ抜き済みだった物で321gでした。塩焼きでもいけそうな脂でしたが、やはり刺身で。 おろしてみると意外にも身がしっかりしていて、さすがに冬の魚です。漁獲から2、3日でしょうか。切ると包丁に脂が付いて、ニカッと頬が緩みました。 刺身   (推定・釣獲3日後) 一口含むと、サッパリの白身のような中から旨味が湧いてきます。マアジほどの逞しい旨みではなく、楚々とした美麗な味、とでも言いましょうか。 旨みということでは、少し早まった気もしますが、コリコリのテクスチャーも味覚の内なので、これはこれで美味。 久しぶりのカイワリを楽しみました。こういうのを釣りたいですねー。たくさん釣って、いろいろに料理して、飽きるほど食べたいものです。 まっ、夢物語かな、岸壁の爺には。 魚の名前は地方により異なることが多く、このカイワリも産地の和歌山では、メキとかメッキュウとも呼ばれるそうです。でもパックに表示の メッキアジ は??。 メッキも姿形が似てはいますが、ギンガメアジの幼魚を指すことが多いはずです。魚売り場の人の間違いと決め付けてはいけませんが・・。 私はスーパーに行くと、必ず魚売り場を一回りします。安価で集客している店なので、めったに食指の動く魚はありません。それでもたまには今日のように、ホーッという物があります。 何しろ魚は種類が多いし、たくさん取れると低価格路線の店にも流れて来ます。肉売り場と違うのは、その面白さと目利きを活かせることです。 サバが好例ですが、一年中サバを置かない日はありませんが、品質も価格も季節ごとにも大きく変わります。もちろん個体差もあります。 安くても上物のこともあれば、これ売るんですか、と聞きたくなるようなお粗末な日もあります。パックの状態で目利きができないと、上手な買い物ができません。 海の資源減少が著しい時代ですから、釣りをする私でも、あまり旨い魚に出会えません。でも、魚食文化は伝承したいですね、島国の日本なんですから。

遠州浜でショアジギングの練習

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遠州浜に通い詰めて、というほどのこともありませんが、この冬は健康第一で、自転車釣行を重ねています。 風は3m以下、波は1.5m以下という自主基準に合えば出かけます。昨日も条件を満たしたので、行ってきました。 南極の方向を見ると、珍しく鳥が浮かんでいました。メタルジグが届きそうな所に数羽、200mほど沖にも十数羽居ました。 スタートから ダイソーメタルジグ 28gを投げましたが、飛距離が出ません。ん、なんでだ。力みすぎかな。18gに負けそうな飛び。 チューニング後はこの日が初使いだったジグですが、ちょっと大き目の 中国物のタコベイト を付けたのが災いしたのか。 干潮で波足が長く、ブレークの向こうに届かせるのも大変でした。弱いながらも向かい風が吹いていたので、そのせいなのか。それよりも鳥のせいか。 200m沖の鳥に目が行ってしまい。ついその距離を意識してしまうせいで、飛ばない気分が亢進していたようです。 途中からは18gに変え、前回は着底が取りづらかったのですが、この日はほぼ毎回取れて、着底と同時にジャークが開始でき、良い練習になりました。 この練習がいつになったら釣果につながるのか。遠目に見える左右のアングラーにも釣果は無いようだったので、魚が居なかったのでしょう。 もう少し魚影の濃い所で練習しないと、行為と結果の関係の経験値が上がりません。でも、バイトやヒットが多いと荒っぽく、雑なアクションに流れてしまうのかもしれません。 倦まず弛まずトレーニングしていれば、結果は後から付いて来る、そうありたいものです。 左のアングラーが去り、右のサーファーが帰り、右のアングラーも消え、一人残って手元が見えなくなるまで頑張りました。 暗くなった海で活動していたのは、波を乗り越えて必死に泳いで潜るウミウの幼鳥と、私だけ。とりあえず食べることに不安の無いヒトから見ると、やはり自然界のその他の生き物達は真剣で、真摯に見えます。

ソゲ(ヒラメ)の味/遠州浜での釣果

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  遠州浜で釣ったのが3日前の夕刻でした。ヘッドレスにして冷蔵してあった物を調理するにあたっていささか悩みました。 295gと小さく、脂も皆無なので、調理法を如何にすべきか。刺身にするのは、ちょっと無理矢理だし。 とにかく、皮も縁側も鰭も、食べられるところは余さず食べられる調理、ということで、丸揚げを選びました。低温からじっくり揚げて、仕上げは高温でカラリと。 唐揚げ   (釣獲3日後) 皮付きの身を口に含んで噛みしめると、少しばかりギシ感があり、眉根が寄りましたが、次の瞬間にはそれが解けました。 この旨さはどんな言葉で表わせば良いのか。クセの無い白身から滲み出る、あまりに淡く、どこまでも澄明な旨みは、瞬間に脳から消えてしまって捉まえられません。 油でマスキングされていても分かるのですから、たしかに独特の旨味があります。 縁側部分は、芯の小骨を外して、そっくりムシャムシャ食べます。んー、旨いですね、これは。 レモンの絞り汁をたっぷりかけて、そのハーモニーを楽しみました。この時ばかりは、ユズでなく、スダチではなく、カボスでもなく、レモンです。 今度また、もう少し大きな物が釣れたら、いろいろに味わいたいものです。いつになるかは、甚だ心もとないのですが。

遠州浜はイベント無しの釣り日和

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3週連続で日曜日の釣りになってしまいました。アウトドアで凪ぎ次第という条件が災いしたのですから仕方ありません。 釣りをしない人が見れば、人なんてほとんど居ないように見えるのでしょうが、アングラーが見ると、んー、誰しも考えることは同じね。まっ、次善の策であの人の向こうに入るか。 波低く、風弱く、干潮というのが玉にキズの、まぁまぁの条件ですから、さて結果や如何に。という程度の淡い期待はあったのですが・・。 時折、4羽の鳥が偵察にやってきますが、すぐに消え失せてしまいます。 ひたすら投げて巻きをリフレイン。けれどもノーバイト。右を見ても左を見てもイベント無しの、まったりサーフ。 自作新物のブルピンの ダイソーメタルジグ 18gが気に入られないのかとも思い、アカキンの28gを投げるも、同じく無反応。 ここのところ18gばかり使っていたので、28gに変えたら、キャスト時の着底は分かるし、ジャークでボトムに当たるのも分かるし、この方が使いやすいのかな。 でも、沈みが早い分アクションが忙しいのは、どうもね。活性の低い時には向かないようにも思います。もちろん青物のナブラが立てば、少しでも飛距離が伸びる28gでしょう。 40gの方がなお良いのは分かっていますが、常用している  クロスビート 965TMFS   はルアーウェイトが7~35gなので、避けています。 バイトも無いまま時が過ぎ、気が乗らないせいか緊張感が無いせいか、陽が落ちて暗くなってきたらエアーノットをやらかしてゲームセット。早上がりになってしまいました。 今日も、気持ちよく運動させていただきました。海は良いなー。好きです。 自宅からここまで自転車で2.5km。車で来る人はそれなりに遠くからの人もいるので、地の利というか贅沢というか、この釣りも大事にしたいと思います。 でも、本当は年内にもう一度タチウオ釣りに行きたいんですが、車で片道2時間前後ですから。それにこの時期はボウズ覚悟になりますしね・・。

ダイソーのメタルジグでヒラメは釣れるか in 遠州浜

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少し前にダイソーのジグロックでワラサを釣ったのですが、他の魚は無理なんでしょうか、やはり。 イナダやカンパチ等の青物は、ベイトっぽい物が彼等の視界を横切れば襲い掛かって丸呑みにするのだと思います。 だから、ダイソーの110円ジグロックだって釣れてしまうのでしょう。じゃー、ヒラメはどうなんですか。 ブログを始める以前に、表浜でマゴチ2本とヒラメ(ソゲ)1枚をまとめて釣った経験がありますが、その時のルアーはタコベイト付きのスプーンでした。 その経験から言えば、ヒラメもフィッシュイーターですから、ルアーと称する物であれば、何でもいいように思うのです。 でも、110円のルアーでヒラメを釣るのって、いささか僭越ですか。まっ、ヒラメには価格を知られていないことは分かってはいるのですが。 ルアーでは(他も)初心者を未だに脱しない私には、そもそもメタルジグはレンジキープが難しいのです。 ダイソーにもミノーは有りますが、飛びません。飛距離の欲しい遠州浜では、私には使い方が分かりません。 飛んで、泳いで、底をトレースできるようなルアー、があることくらいは知っています。でも価格がねー。 ということで、110円でヒラメ狙いを敢行です。と言っても今日から始めたわけではなく、いつだって熱烈歓迎なんです、本当は。 サーフにはあまり足を運ばないのに、シーズンもそろそろ閉幕が近付いてきたので、なんとか年内にヒラメの顔を拝ませていただきたい、という手前勝手な希望です。 国道1号線をくぐる地下道の手前に自転車を置いて仕度をしていたら、珍しくもう1台自転車が来て、継いだままのロッドを手に、釣り場にダッシュして行きました。 ん、何かあるな、までは分かりましたから、後を追いました。可能な限り迅速に。地下道を潜り抜けた先で見ると、その人はすでにキャストを始めていました。 その前には、鳥が数羽飛び交っています。水面にも何羽か浮かんでいます。おそらく、その鳥を遠くから見て、自転車の御仁は急行してきたのでしょう。 鳥山と言うには寂しい光景だったので、イベントが終った後の残務整理中くらいに思い、マイペースでテレスコのロッドを延ばし、ルアーをセットして、歩いて行くと。 竿が曲がりました。えっ、魚はまだ居たんですか。ランディング後に砂に埋められるま

車中泊で一酸化炭素警報機を使う

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Coガス警報機の使用前テスト 車中泊では不完全燃焼の恐れのある直火のコンロやストーブを使うのは、一酸化炭素中毒の危険があるので、基本的にはNGです。 とはいうものの、凍死も避けなければなりませんから、状況次第では使わざるをえないこともあるでしょう。 起きていても気付かないうちに中毒症状に陥って、身動きできなくなることがあるといわれるのが、無臭の一酸化炭素ガスです。寝ていて高濃度のCoガスを吸い込んだら、最悪の不幸を覚悟しなければなりません。 この冬は寒中の車中泊にチャレンジしようと、少し前に暖房器具を兼ねる目的で カセットガスコンロ を買いました。けれども、恐くてそのまま無防備では使えません。 私の車は容積がごく小さな軽バンですから、すぐ温まると思うのですが、同時にすぐ排気ガスが充満しそうです。 窓を開けたり、 排気ファン を動かしていれば安全なのは分かりますが、それでは車室内を温めることができないので、ガスコンロを使う意味がなくなってしまいます。 ガス中毒の危険を回避するために状況を把握するには、Coセンサーでモニタリングすることが必要で、一酸化炭素警報機が必用と考えたのです。 一酸化炭素警報機は各種いろいろありますが、なるべくコンパクトで使い勝手が良くて安価な物、といういつもの選択基準で選んだのが、この 一酸化炭素警報機 です。 同じ物と推定できる物が、販社によって、送付元の場所によって価格に大きな違いがありましたが、最安価格の中国発送の物を選びました。 取扱説明書が付属しないので調べたところ、一酸化炭素ガスは空気より軽い気体なので、取付は高い位置のようです。狭い車内ですが、天井近くなら設置できます。 一酸化炭素警報機の動作確認試験 取り付ける前に、車の排気ガスで動作テストをしました。 排気口に近づけると、1度目は999の表示が出て警報音が鳴り、2度目はエラー表示が出ました。いずれも正常な動作ではありませんでした。 一酸化炭素警報機の実用作動試験 次のテストは、閉めきった車室内での実用を想定したテストです。18.5℃ 1Lの水を入れたケトルを乗せて着火。完全燃焼できる下限の弱火です。窓を閉め切って、時間経過ごとの一酸化炭素濃度と室温、湯温を記録しながら様子を見ました。

遠州浜で1週間ぶりのショアジギング

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釣り場で散歩の人から、何を狙ってるんですか、とか聞かれると返答に窮します。そんな大それた野望は無いのですから。 ただ、この時期ここ遠州浜で釣れる可能性のある魚、ということなら答えられます。ソゲ(ヒラメ)かイナダ(ワラサ)でしょうね。 前回のキャストが1週間前の日曜日だったのですが、それから凪ぎを待っていたら、また日曜日になってしまいました。 冬の入口で、北西からの季節風が吹くようになると、サーフに立てる日が、ぐっと少なくなります。こんな穏やかな日は希少になります。 冬でなくても遠州浜はモロに外洋ですから、浅い海に波が立ちます。私ごときには歯がたたない日が多いのです。 朝なら陸風の日も多いので、条件的には良いのですが、お勤め前の若者に混じっては、どうも、なんだか、いまひとつ、しっくりこないのです。 気後れなのか遠慮なのか、自分でもよく分からないのですが、一番は込み合う所が嫌い、ということなんでしょう。 で、1週間ぶりのサーフは、やはり気持ちが良いです。何しろ南太平洋の島々の向こうに、夏を迎える南極を望むんですから。地球が平面なら。 いつもスタート時点で時刻記録の意味もあってするパチリを忘れて、暮れかかってからの1枚になりました。 右を見ても左を見ても、もちろん自分も、竿が曲がりません。私なんぞ、バイトすらついに1度も無く、戦うこと無く平和裏に終了しました。やはり海浜一人運動会ですが、有意義でした。 それにしても、心洗われる夕景を前にするとに、言葉無く人生のいろいろが去来します。 サンライズは、今日も一日頑張りなさい、と鼓舞される。 サンセットは、今日も一日お疲れさま、と慰撫される。 爺が好きなのは、言うまでもなく後者なんですから、夕暮れの穏やかに暮れていく海が好きなんです。たまには、 前々回 のような日暮れのバタバタがあっても良いのですが。

車中泊で使うカセットガスコンロをDIYで改良

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カセットガスコンロ買い替え(増備)の経緯 車中泊では、カセットガスコンロは必需品に思うほど便利な物です。冬本番になるのを機に、タイプの異なる新機種を導入しました。 今までは、調理用具として最小モバイルサイズの イワタニ ジュニア コンパクトバーナー CB-JCB (写真-中)を使ってきました。 なによりコンパクトで便利に使ってきたのですが、使うたびに畳まれている3本の脚と4本の五徳を立てるのが、正直のところ厄介でした。私が不器用なだけかもしれませんが。 新たに買ったのは、同じくイワタニの普通スタイルの カセットフー プチスリムII CB-JRC-PS50(写真-右) です。 比較参考に年代物(写真-左)も並べてみました。大きさの違いが歴然ですから、スペース狭小の軽自動車(バン)車中泊の装備に加えないのは仕方ありません。 今回はじめて知りましたが、これらのガス器具は、ボンベの接続部分にOリングを使用していて、その耐用年数が10年だそうです。なので、年代物は、すでに安全に使用できる期限を迎えているはずです。 さて、車中泊で使うといっても、カセットガスコンロは本来は車内での使用は危険なのでNGです。私も、使い初めは車外に置いて使っていました。 でも、ガス火は風に弱く、雨の中では無理という現実から、必要に迫られて車内で使うようになりました。自己責任の安全管理下ですが。 脚が3本のトリポッドは安定が良い形というのは間違いではありませんが、いまひとつ足幅が狭く、重心も高いことが転倒の危険を高めています。 万一転倒させると、言うまでも無く、車内は悲惨なことになります。最悪の場合には、車1台が全焼でゴミになってしまいますから、絶対にあってはならないことです。 実は今回の新機種導入には、その安全性の向上以外にも理由があります。別の記事 車中泊での冬の寒さ対策 に詳しく書きましたが、それは暖房です。そんなこともあって、ガスコンロを増備しました。 届いたばかりの イワタニ カセットフー プチスリムII CB-JRC-PS50 をさっそく試してみました。国産至上主義ではありませんが、チャイナ企画の物は動作に不安があるので、つい。 ボンベをセットして点火一発、合格。テストを終えて仕舞おうとして持ったら、五徳の

12月の遠州浜でジョアジギング

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12月の初日。いよいよ師が走る最後の月になりました。そんなことには無関係に、遠州のサーフにはアングラーが並んでいました。 世の休日には竿を持たないと決めてはいても、その前後の海況が悪いと・・。日曜の午後でしたが、来てみるとやはりルアーマンが並んでいます。 何が何でも釣ってやる、てな意気込みは無く、竿を出せなければ、砂浜ウォーキングと釣り人ウォッチングだけでも構わないのですから。 と言いつつも、ウェーダー無しでできる釣り座を求めて前進しました。干潮から上げ始めた時刻だったので、前回釣行のような満潮時とは様相がまったく違っていました。 とりあえず、ルアーを投げるのが無意味ではなさそうな場所に入って仕度をしました。当然のように、 前回釣行 のヒットルアーである、ダイソージグロック 自作チューニング です。 タックルは前回と寸分たがわず、魚が居ればor来れば 釣れるでしょう、という安直なスタイルで臨みました。他に知恵もないので・・。 投げて巻いて、投げて巻いて、以下同文。 ヒットはおろかバイトもゼロの釣りは、私には1時間が限界です。運動を兼ねた自転車釣行だから良いのですが。 工場のラインで作業をしているが如く、みんな並んで投げて巻きをしましたが、誰にも何にもハプニングは起こらず、無事12月初日は終りました。 正確に言うと、手元が見えなくなるまでで打ち切った私が引き上げた時点で続行中の2人のその後は不明でしたが。 さすがに12月ともなると、陽が落ちた後の冷たさはなかなかのもので、手袋を忘れた私の手を直撃しました。いよいよ、釣りには厳しいシーズンに入ったようです。