釣りを車中泊でin北海道 1-10 エゾメバル

旅の途中で聞いておいたウトロのポイントに立つために早朝4時に起き出し、開始が4時半。終了が6時半でしたから、2時間もやったことになります。たかだか100m位の岸壁を1往復しただけですが、たった一人で貸切だったのでやり易かったです。

釣り物は道産子の言うガヤ、標準和名ではエゾメバルです。実は初めてなのと道具が流用品なので釣れるんかなー、と疑心暗鬼でした。生餌ではなくパワーイソメという名のワームですから。

そもそもこのてのロックフィッシュって類は未経験なんですよ。でもこの辺りで陸っぱりで狙うとなると、この時期はどうもこれくらいしか無いようなんですね。

オモリもジェット天秤しかないので、その先に3号ハリスにチヌ5号の針という仕掛け。実にサマになっていませんが、はい、どぼっ。岸壁が南北で西側でやったので、陽が昇っていても、水中は未だ薄明状態でした。

ブルッ。おっ、何やら来ました。で、初めてのガヤ。へぇーこれがね。続いて続いて続いて、どんどん続きましたが、如何せん小さいのが多く、2/3くらいはリリースという結果でした。中に、アイナメが1尾混じりました。サイズは測り忘れました。

一番下1尾がアイナメ

アイナメ

先端まで行った頃にはアタリが遠のき、折り返しの復路は釣果ゼロという分かりやすさでしたが、原因は不明です。潮なのか、陽が昇ったからか、はたまた使い続けた餌の味や臭いが抜けてしまったのか。


この日の後半は、知床半島の南側へ向かいました。羅臼から相泊に付くまでの間、ずーっと海を見ながら釣りスポットを探して行きましたが、いたる所に定置網が入る浅い海では、私の持ってきた道具では歯が立ちません。

結局は相泊の漁港内でまたガヤと遊びました。16時からの30分でこの釣果。環境が良くなくて、並べることができませんでしたが、ガヤはウトロより明らかに大きく、数も多かったですね。ラウンドの総量で1kg位あったようです。

ここでも餌はパワーイソメでしたが、表層の見釣りだったので、ジェット天秤は外して、大きめのスナップスイベルをオモリ代わりにしました。生餌なら入れ食いだったでしょうが、そんなに釣ってどうするの、です。これで十分。

ナイフの全長が15cmくらい

港外の河川の水でヘッドレス処理をしてから、車載の冷蔵庫に仕舞いました。川で処理中は頭と腸を所望する烏と鴎が、私の投げる(内地言葉)物を奪い合って大騒ぎでした。厳密に言うと好ましい行為ではありませんが、これでも熊やキタキツネの餌にならないように気を使ったつもりです。


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