釣りを車中泊でin北海道 1-4 ノーフィッシュ

目覚めたら3時半。もう薄明ではなく、本明?。昨夜のうるさいほどの波音は幾分おとなしくなっていたので、起きることにしました。

なんたって釣り場の前で寝ているのですから、起きるなと言われても寝ていられません。アングラーとしては、こんな贅沢なシチュエーションはありません。

仕度をして第一投が午前4時。風は斜め後ろからの3m位で良いのですが、波が結構高く、でも濁りがないというのはどうしてなのか。そんなことを考えながら投げて巻き投げて巻きはいつもの28gスプーン。

集中力が切れかけていた04:54、何の備えもなく海岸のかけ上がりをかわして回収、というところでヒット!!。何度かの引きをかわして、かけ上がりを揚げようとした瞬間、ザッパーンという波に持って行かれてしまいました。2時間の苦労の結果が・・。痛恨のバラシ。

でも、反省点も大いにあります。まずボーッとしていたこと、次にアワセを入れ忘れたこと、そして針先が鈍らになっていたこと、おまけに最後の揚げ方が拙かったことと、4拍子も揃えばバラシた私が悪いのであって、魚を責めてはいけません。

逃がした魚は大きいと言いますが、おそらく30cm程度の小物だったでしょう。魚体がスリムに見えましたから、アメマスという魚だったのか、それともひそかに狙っていたサクラマスだったのか、はたまた昨日のお友達のウグイ君だったのか。とにかくキャッチできなかったのは痛恨事でした。

でも、釣果はともかく、こんな環境を独り占めで釣りするなんて、内地の都会人には考えられないでしょうね。


左の海上に薄く見えるシルエットが利尻島、右端にあるのは我愛車です。

8時半まで粘りましたが、とりあえず休止ということで、コーヒータイム。紙ドリップコーヒー2杯とヤマザキの薄皮(つぶ)あんぱん2個を朝食としました。

終えて再開はタックル変更。ジェット天秤+パワーイソメで、何でもおいでスタイルに。途中で、捕まえたフナ虫のような昆虫(多足類?)も何匹か使ってみましたが、反応なく9時半にゲームセット。一昨日の釣果(ウグイ)の味見は別の記事に。


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