車中泊釣りの釣り場条件
天竜スーパー林道 沿線の紅葉 11/6 |
秋が深まりました。
暖地と言われる静岡県内でもこんな紅葉が見られる時期ですから、釣り場の気温条件が厳しくなってきて、北に向かって車を走らせるのがためらわれます。
しばらく振りの釣行は針路を南にとって、明日から紀州へ向けて出発です。
未知ゆえの不安と期待を胸に、、ですが、それより何より風邪を引かないように留意して、の方が優先度は高く、釣果は二の次です。
ボウズの言い訳を先に言っておくところが、情けないのか周到なのか。
釣り場の条件
春秋ならともかく、暑い夏や寒い冬という過酷な時期には車中泊するだけでも困難が伴います。今回の釣行先の選択をしていて、自分なりの選択基準をはっきりさせておく必要を感じました。
私の車中泊釣りは、原則として生エサを使わないことにしているので、結果としてフィッシュイーターが主な対象魚になります。それなら今時はルアー釣りで決まり、ですが。寄る年波というほどの歳ではありませんが、立ちっぱなしで投げっぱなしというのは正直つらいです。そこで、ついつい横着な泳がせ(ノマセ)という釣法に傾いていきます。
水深が深くて大物が昼でも寄って来る、車を横付けできる岸壁で竿を出し(寝起きする)、トイレ(水道)が近く、風呂や買物にも不自由のない静かな場所。(直接には気候条件に関わる事柄ではないようですが、全ての行動に気候は関係します。)
そんな所があったら・・って。ある訳ないですよね。ほとんど有り得ないような条件ですが、全てを満たす所がなければ、より近い場所を求めることにしましょう。ネット探索で紀伊半島東岸を探しました。
冬に向かって今なぜ紀伊半島東岸かというと、冬の季節風を頭に浮かべて日本地図を眺めた時、釣り場でその季節風の影響を受けにくい場所を探した結果です。北西からの風をさえぎってくれる山が北西に控えている所、ということです。
私はカラッカゼで名を知られている遠州在住なので、近い順に見ていくと、伊豆半島東岸、紀伊半島東岸、房総半島東岸、・・となります。東京を越えて行くのは遠慮したいので、千葉は除外。伊豆半島は承知していますので、機会があればいつでも。ということで残るは紀州ということになったのです。それにしても遠いなぁー。串本までは360km余もあります。ちょうど東京-名古屋の距離です。
紀州南端へは東西から高速道路が延びてきていますが、阪神からも中京からも遠いことに変わりはありませんので、人が多くないことも期待できます。どこも魚の数より釣人の数の方が多いと揶揄される昨今ですから、人が少ないことは重要事項です。
遠いので泊まらなければならない。はい、結構です、何泊でもしましょう。これが車中泊族の強みですから。まぁ、リタイア人間にしか許されないスタイルですから、休日は釣りを遠慮するよう心がけていますので、何卒お目こぼしを。
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