新宮港で泳がせ釣り-4 2017南紀釣行(5/7)
タチウオを今日こそは!!
前夜の隣人のタチウオ釣果に触発されて、新宮港岸壁で目覚めたのは3時頃。起き出してゆっくり支度をして仕掛けを投入した4時頃には次々に参入者がやってきました。
私の都合で言えば、いいかげんに何らかの結果が出てくれないことには、気合と根性だけでは理性が折れてしまいそうです。
それはそうと、生かしバケツのネンブツダイが元気喪失です。10尾程の内でまともな姿で居るのは5尾未満。後は寝たり起きたりの半病魚です。今日1日をこれで粘るつもりでいたので、大いに弱ります。
300m位はあろうかという岸壁に並んだウキは赤3つ緑1つの合計4つでしたが、さて今朝はどのウキが沈むのか沈まないのか。
活きエサの確認、再投入という作業を続けて緑に輝く電気ウキを眺めていた5時半頃、私の緑のウキが クゥーッ フッ、クゥーッ フッ、クゥーッ フッ、という前触れ3度に続いて、スーーーーーと沈んで見えなくなりました。待ちに待ったアタリです。
聞き合わせを入れると、クックッ グゥーーー とフックオン。とりあえず掛かりました。さーて、取り込めるか。絶対にバレルなよ、そう念じつつ巻いて寄せ、足元からセーノっ、と言うほどの重さはなく、岸壁に揚がりました。
おーっ、やりました初めてのタチウオ。以前に釣ったのはアオリイカの仕掛けに掛かってしまったという外道ですから、狙って獲ったのは今回が初めて。
釣り上げてからは、用意しておいた道具とシミュレーション通りに、魚掴み器で挟み、鋏(かに用)で首を切り、海水バケツに入れて血抜きをし、続いて腹を割いて腹ワタと血ワタを取り除き、全体を真水で洗い流してビニール袋に入れて、クーラーの水氷に浸けて作業完了。
これらの作業の途中で投入しておいた次の活きエサのネンブツ君を、あまり間をおかずにまたもやタチウオが襲ったようです。地合、ですか。先刻の1尾目で初体験を済ませたので、もう余裕。
無事にランディングした2尾目は、ほぼ同型のF3サイズでした。2尾ともタナはエサまで3.5mで、ワイヤー仕掛けは平行2本針(段差2cm)の短い方を上あごに掛け、長い方をフリーにしてありました。1尾目は下針を飲んでいましたが、2尾目は陸に揚げると同時に外れたので、針掛りは未確認です。
2尾釣り上げたところでエサ切れとなり、この朝は終了となりました。
朝食後にネンブツダイを探しに南下してあちこちの漁港をうろつきましたが、ついぞ見つからず、結局は一昨日の串本のドメキまで行ってしまいました。
1時間ほどで34尾のネンブツを仕入れして新宮港に戻ってくると、朝の釣り場が無人だったので、難なく復帰できました。しかし肝心のネンブツ君たちは、ちょっと窮屈だったようで、横になりかけていたので、ただちに海面に降下させて元気を回復させました。
15時半頃から18時半頃まで、足元への垂らしと遠投してのエレベーター、夕まづめからはタチウオをも試みましたが、あたりは皆無で、この日はお終い。周囲もゼロゼロ。
長ーい1日でしたが、初めてのタチウオに満足。数が足りないなんて言うのはまだまだ先のことです。チープなタックル で、とにかく釣ったのですから。
新宮街中の銭湯に行って戻り、岸壁でネンブツダイに添い寝の車中泊。
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