新宮港で泳がせ釣り-1 2017南紀釣行(1/7)
那智勝浦へは前夜に暗くなってから着いたので、勝浦港の釣り場で釣り人にちょっと話を聞いただけで、温泉に浸かってから移動して車中泊しました。
今朝目覚めた所は、行き止まりの道端。波返しの護岸のすぐ向こうは海で、水は澄んでキレイでした。
今日の朝一は勝浦港内でリサーチです。道すがら通りがかりに魚市場を覗くと、たくさんのビンチョウが並べられてセリの真最中。さすが勝浦ですね。
すぐ隣の足湯に浸かって、観光客気分をちょっぴり体験。船で行く温泉ホテルの船着場を通り過ぎて、ようやく目的地に到着。奥深い勝浦湾の那智勝浦港で釣りをするには、最も簡便で良さそうな場所がこの船着場です。
陸から沖に向かって張り出したここからは港の全景や対岸の大きなホテルが目の前に見えます。さて、まずは水深をと測ってみると5m位のようです。水が薄濁りで底は見えませんが、泳がせ釣りをやるなら夜でしょうね。それより餌にする小魚はどうかと、コマセを撒いてみます。んー、小メジナが見えるくらいで・・、あまり寄らないですね。
この船着場にはトイレと水場もあり、車中泊可能な駐車スペースも有るので、釣り場の第1候補だったのですが、現地の様子はあまり芳しくありません。パブリックの船着場のようで、遠来の漁船などが舫っていて、一晩中エンジン音が絶えないというのも、私には向きません。残念ながら、ここでの釣りは断念して調査続行です。
向かった先は那智駅近くの港です。マリーナ併設の漁港ですが、車を岸壁横付けできるのが魅力です。
港内をウロウロしてコマセを撒くと、南西側先端付近で小魚が見つかりました。ベラ、メジナ、フグ・・、んー、泳がせの餌にはイマイチです。しばらくコマセを撒いていると、水面近くに細長い魚の集団がやってきました。竿を出して釣ってみると、ギンイソイワシでした。
餌としては使えそうですが、なかなか口を使ってくれませんので、数が溜まりません。4尾以上にはなりそうもなく、この場も泳がせは夜限定に思えたので、これを持って移動です。
向かった先は新宮港。主に木材チップを扱う岸壁で、釣り場としては広く、車を岸壁横付けできて水深も15m位と深く、泳がせ釣りにはもってこいに感じました。ただしコマセを撒いても小メジナとフグが少し寄るだけで、それらを釣ることもままならない感じですから、ここで泳がせ用の活きエサの現地調達は無理そうです。
周囲では10m~底の間で長竿の下カゴサビキ仕掛けで小アジを釣って、これをエサに泳がせている人が居ましたが、私はアミコマセを使わ(え)ないので、小鯵釣りは無理でしょう。
ここで午後は足元垂らしでギンイソイワシ4尾を泳がせましたが、不発。
んー、ダメですか?? ここは。暗くなる前に餌切れで終了。
ギンイソイワシは、口と目の位置が近くて上あごへの針掛けがしにくいことを知りました。
那智勝浦町まで戻って温泉に浸かり、車中泊。
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