新宮港で泳がせ釣り-5 2017南紀釣行(6/7)


昨日の朝釣れたのだから今日も、これが人情というものでしょう。ちょっと浅はかかも。
そんなテンションで4時過ぎからタチウオ狙い。

昨日の仕掛けがワイヤーキンクで使えなくなっていたので、この日はワイヤーに直列2本針(間隔3cm)の登場。そもそも身エサ用の仕掛けですが、有る物を利用ということで・・。

やる気ムンムン元気一杯のネンブツダイを先発登板させ、この試合を取りにいきました。ところが、定時検査で上げてみると、なんと下半身を失った可哀そうな姿でリタイア。暗闇の中の灯火ですから、浮きの動きを見逃すはずは無いのですが・・。仕掛けが悪いのか、それとも食い気が弱いのか、なんとも口惜しい限りです。


たった1度の反応だけで朝マヅメのゴールデンタイムは終わってしまい、日の出を迎えてしまいました。そう思って昼への移行作業をしていたら、タナ10m位に下ろしてあったノマセの道糸が沖に向かって傾斜して行きます。ナニコレ??。

ドラグをぎりぎりまで緩めてあるので、少し引かれればチリチリ鳴り出すはずですが。竿を手に取って聞き合わせをしたら、少ーしだけ引っ張りっこしただけで、フワーッと軽くなってしまいました。

上げてみると、下半身を失ったネンブツ君が上がってきました。え゛っ、太刀魚だったんですか。いゃー、大失敗。もっと食い込ませてから上げれば・・・、と悔やみました。

でも考えてみればその仕掛けはハリスがナイロンの5号でしたから、針を呑ませたらほぼ間違いなくハリス切れになっていたでしょう。まっ、あきらめるしかないですね。でも、陽が昇る頃にはタナが深くなることは忘れずにおきましょう。

引き続きネンブツダイを泳がせで足元に垂らし、オモリをブン投げてエレベーターで送り込み、オマケに青物の襲来に備えてルアー竿にジグも付けて準備が終わったら、後はヒマー。

起床時の車室内温度は+4.3℃。私の経験する過去最低温度だったものが、陽が高くなり風弱しのおかげで、快適度急上昇。このまま何事も起こらず、つつがなく一日が終わることを祈念し、、てはいけないのです。

左方30m先では8時頃にシオ(小型カンパチ)が揚がりました。活きエサは小アジのはずですから、当方のネンブツ君ではちょっとばかり弱いかも。タナを上げたり下げたりネンブツ君の安否確認をしたり、というルーチンワークの合間に、お茶を飲んだり食事をしたりトイレに行ったりとなかなか忙しく、寝る暇はありません。

エレベーターで送り込んで敵地に潜入させたネンブツ君が影も形もなく2度も行方不明になったのは、もしかしたらノースコリアの潜水工作艇に拉致されたのかも。一度シオ(小カンパチ)と思しきボイルがありましたが、ジグを投げる間もなく直ぐに静かになってしまいました。


早朝から来ていた常連諸氏は10時頃にはすっかり消えてしまい、釣れなさそう度はMAX.。いくら時を遊ぶとうそぶく私でも、心穏やかでは居られません。あまりに暇なので、岸壁の係船用のビットに足を上げて読書。

夕方からは太刀魚狙いで19時まで頑張るも、反応は無し。

那智勝浦まで温泉に浸かりに行って戻り、ネンブツ君と岸壁泊まり。


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