車中泊車両の空調(換気)装置製作-1

軽バンの車中泊は空間が狭いので、そんなに大袈裟な空調は不要だと思いますが、こと高温対策は重要でしょう。乳児を放置して死亡させる事故が、夏場には必ず報道される事実を見れば明らかです。大人だって、汗だくで苦しむことが珍しくありません。

さて、その高温対策をどうするか。エアコンで温度を下げるのも緊急避難的にはアリでしょうが、基本は通風で外気温と同じ温度にまで下げるのが目標と考えられます。自然の風で通風できれば良いのですが、いつもそんな都合の良い風が吹くとはかぎりませんので、人工的な強制換気が必要となります。

では具体的に。私はこのように考えました。
ソーラー発電を導入するのだから熱々の昼間は電気には困らないので、自然吸気と強制排気を組み合わせて、車を離れても自動で運転する。もちろん手動運転も可能にする。こんな形を作れれば、まず夏対策としては及第点をあげても良いのかと思います。

後部座席ドアの片側の窓に網戸を設置し、もう一方の窓に排気ファンを設置するというのが計画です。まず第一歩として、窓の内側に設置する板材を加工します。材料は ポリカのかすみ平板 も検討したのですが、悩んだ結果何となく 4mm厚のシナベニヤ にしてしまいました。まぁ、DIYの強みですが、ダメだったら作り直す、で進めました。

またもや型取りに結構な時間を費やしました。薄紙でラフを取り、それをダンボールに写し取って現場に合わせて修正し、最後にベニヤに移して・・。それでも満足のいく精度には仕上がりませんが、キリが無いので、ここまで。続いてカットですが、薄い板だけに刃の粗いチップソーで切ったら貼り合わせた単板が剥がれてボロボロになり、ジグソーで切っても今一つ。丁寧に仕上るにはカッターナイフの力技でしつこく挑むしかないことを知りました。なんとか形になりました。サンドペーパーで仕上げて、本日はここまで。


あれもこれもやりかけですが、後になるとやり難い事を、合間に入れていかざるを得ません。


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