車中泊車両の蓄電設備と空調・冷蔵-1

ソーラーパネルの発電でポータブル電源に蓄電しつつ、自動運転で空調(換気)装置と冷蔵庫を動かす電装品のテストを行いました。

ほぼ最強の日照の下、午後1時頃で発電量はおよそ110w/h(150wパネル)で、電気使用量は冷蔵庫が40w/hと換気装置が10w/h。その差60w/hが蓄電されていた計算になります。ちなみに室温は、スイッチ板裏側の内壁直近で39℃にあがっていましたが、冷蔵庫はダイヤル2で庫内は-3℃を維持していました。大雑把に言って、ほぼ計画通りの運転ができたようです。

外気温より車内の温度が高いのは、ファンの能力不足と考えられますが、そもそも自分が車内にいれば窓やドアを開ければ良いのですから、不在時の自動運転では給排気の窓が全開にできないので、これくらいで私は納得します。

冷蔵庫は自らの排熱もある悪条件の中で、結果として冷蔵庫内がマイナスの温度帯で維持できるので、なかなか優秀かと思います。その上なお蓄電までできるのですから、システム全体としては合格と言って良いでしょう。

実用試験は、実際の長期車中泊で行うことになります。

このテスト以前に、ポータブル電源のエラー(E19)が頻発して悩まされましたが、原因をほぼ突き止め、対策を施しました。詳しくは 別途記載 します。


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