稚内天然温泉 港のゆ in 稚内市


評価 ☆☆☆/☆☆☆☆☆

フロントマンに聞いたところ完全な民営とのこと。施設全体としては、その一部に市も若干は噛んでいるそうですが。複合施設の2.3Fにある温泉施設は値段相応以上に立派で快適でした。全体のスペースも浴室も広々していて、なおかつ10年の年月を意識させない清潔さを保つのは容易ではないことだと思います。

ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉という分類はともかく、透明でなお薄い黄緑色がかったお湯は、浸かった途端には肌がツルツルになりました。大規模施設ゆえに、加温・加水・循環・滅菌という条件下でなおパワーを感じさせるお湯はなかなかのものでした。

朝夕は割引があったり、飲食とのコラボでお得感を出したりと、経営努力も民間らしく好感が持てます。750円が高いか安いか微妙なところですが、微妙ゆえに私の独断的評価は☆3つでした。

個人的感想に基づく評価の基準
 ☆     二度と行かない
 ☆☆    困れば行くのかな
 ☆☆☆   普通に行きます
 ☆☆☆☆  行く機会があると良いな
 ☆☆☆☆☆ 是非とも再訪したい

旅日記

懲りずに早朝から竿を振り回して充実した時間をすごした後は、遺跡見学などして一路北へ。途中の稚咲内のパーキングで昼食タイムとしました。ここは環境省の公園施設なので、そっけなさとおおらかさがミックスした感じで、トイレのドアが自動ドア。ここなら汚れた手が洗えると、一昨日の魚の試食をしました。

ヘッドレスにしてあったウグイ君を三枚におろして切り身を取り、薄味の味噌汁で煮ました。お味の方は、絶品とまでは言いませんが、また釣れたら持ち帰りますレベルでした。合格ということですね。

海で釣れたウグイを調理
味を表現するのはとても難しいのですが、養殖のニジマスとホッケを足して2で割り0.9を掛けたような感じ。分かりますかね。たしかにニシンのような小骨が多いのでですが、魚体が大きければ、取りながら食べられます。ゆえに小型はリリースかな。

お奨めの料理法は、三枚におろしたら片身ずつ細かに骨切りした後、一口大に切って薄めの下味を付けてから、片栗粉をまぶしつけて、高めの温度の油でカラッと揚げ、熱いうちに、さぁさぁどうぞ。

再び北上を続けましたが手塩辺りから北は明らかに宗谷地方独特の原野と笹に低潅木が混じる山の風景になり、さいはての雰囲気が濃くなりました。以前に路線バスで通ったときはなぜかボーっとしていて何も覚えていないのが情けないです。

途中の小河川の流れ込みでは車から降りて、海への出口を探してフムフムと納得なぞしながら、北上を続けノシャップ岬まで来て、水族館に立ち寄り、稚内の町に到着。

食品を仕入れた後に、チョットばかりリッチなお湯に浸かり、本日のねぐらはお手軽に道の駅。JRの駅も立派になりましたが、それよりかなーり広い道の駅。19時半頃にインしたら、既に南は九州から全国各地のナンバーを付けた車がお泊りになっていました。

私も仲間入りして、ハイおやすみなさい。
今朝は3時半起きでしたが、途中で昼寝したら随分と楽でした。でもきっと、電気を消したら直ぐに落ちるでしょう。本が何ページ読めるのか。


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