紋別プリンスホテル in 紋別市


工事中でシートが張られていたために。写真はありません。

評価 ☆/☆☆☆☆☆

紋別に限って言うなら3本の指には入るであろうビジネスホテルの浴場ですから、設備はそれなりで、サウナも露天もあります。でも街中のホテルのB1にある温泉浴場ですから、自ずと限界があります。

泉質は分析書によれば、PH=8.8の冷鉱泉ということですから、アルカリ性の地下水を加温しただけと言っては失礼にあたるかもしれませんが、あえて分かりやすく言えば、そういうことになるのでしょうか。ツルツル感有り、ついでに塩素臭も有り。

これが1000円は明らかに高いと、私は思います。探しあぐねたのは事実で、実はもう1店の日帰り温泉施設があったのですが、ネットの評判が芳しくない上に料金が680円とのことで、つい通りすがりの看板に釣られて、こちらに入ってしまったのです。料金表示は看板にもネットにも見当たりませんでしたので。

アルカリ泉特有のツルツル感がありました、以上。
私の独断的評価は、☆1つです。800円なら☆2つでしょう。

個人的感想に基づく評価の基準
 ☆     二度と行かない
 ☆☆    困れば行くのかな
 ☆☆☆   普通に行きます
 ☆☆☆☆  行く機会があると良いな
 ☆☆☆☆☆ 是非とも再訪したい

旅日記

やっとこの日が来ました。
旅の途中で目にした「雨宮21号運転」の報をスルーすることができなかったのです。この時期はまだ土日しか運行しないので、約2日間この日を待っていたのです。


念願かなって、今日は、動態保存の丸瀬布の森林鉄道に触れることができました。鉄道好きと林業畑の経験有りというのが私の経歴なので、森林鉄道に興味を持つなと言っても無理です。

私は長野県・木曽の王滝にあった森林鉄道に便乗した経験者ですから、今日乗った遊園地もどきというのは少々残念な気もしますが、全国唯一ということですから、これは立派な物と思うことにしました。

朝10時の始発と次の便は写真を撮り、11時の便に乗って思いを果たしたので、それでも少し後ろを気にしながら、移動を開始しました。丸瀬布から遠軽、湧別経由の海ルートではなく、山越えで直接のルートがあったので調べたら、その道は鴻の舞金山を通るというので、そちら経由で進むことにしました。

午前中の待ち時間に調べたのですが、その金山は既に閉山になって久しく、今は産業遺構の保存の動きがあるのだそうです。駅逓が保存されているそうで見学したかったのですが、空腹と暑さの極限だったので、横目で見て通り過ぎました。

今も一帯を所有する住友の名を冠した事業所に人の気配がありましたが、金を産出していることは無いはずなので、残務整理か関連事業なのかと思いました。

それにしても、往時には4000人を超えたとされる集落が、跡だけになっているという歴史的事実の重みに圧倒されました。集落のあった場所には既にシラカバやトドマツ等が繁茂していました。

私は暗記が不得意で歴史音痴ですが、このような人の営みに即した過去には大いに興味が湧きます。駅逓というのは、私の想像では江戸時代の宿場の進化したものではないかと思うのですが。

車の向かった先は、少し前にコマイに遊んでもらった紋別港の岸壁で、そこで遅い昼食を済ませたらじきに夕方。風向きが変わって海風になったらとたんに涼しくなりました。でも既にかいた汗の残滓を流さねばならず、風呂探しに苦労しました。

紋別には数日間、天候が安定するまで滞在したかったのですが、お風呂事情の悪さから、明日は移動することに決定しました。また走るのかぁ。


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