タチウオ狙いで出動-その1
太刀魚へのアプローチはエサ釣りと決めての釣行。そして目的地は静岡県焼津漁港。釣果情報などは皆無。いわゆる人的ネットワークを持たない私は、過去の傾向を元にやってみる、というスタイルです。
いざ釣れたとなるとワーッと押し寄せる、付和雷同人種に同調するのは、あまり好みません。で、結果はと言うと、空振り三振。勝った負けたと騒ぐわけではないのですが、分かりやすく「完敗」。
2017.09.13の当日、釣り場近くの釣具屋からはじまって現地のアングラー複数まで、多くの人から得た現地情報では、今は釣れていない、そして見込みは特に無い。そんなツレナイそぶりの情報を得たと言えども、今日からツレルかもしれないのですから、実(試)釣するのは当然のこと。
ふぃっしゅーな 南向岸壁 |
30℃に達した気温の中で支度をして、第1投は未だ明るい17:30。納竿が22:00でしたから、実に4時間半も頑張ったのですね。それだけでも立派リッパ、なわけないか。ほとんど座っているだけのエサ釣りなんですから。
垂直2本針(間隔3cm)の自作ワイヤー仕掛けに、持参した尾叉長9~10cmのコハダ(よりは大きくてコノシロよりは小さいので、ナカズミと言うらしい)の新鮮1回凍結品を掛けて、ウキからエサまでの棚は2ヒロ(水深=6m位)。
持参した8尾の冷凍コハダは3時間ほどで使い切り、その内6尾はイカに食われた歴然たるキズがありました。傷というよりは、頭を残して食い尽くされていた物も多かったです。イカの活性が高かったと言うべきかどうか。
その後はやはり新鮮1回凍結品のコノシロの切身(短冊)を使いましたが、餌に無傷のアタリ(引込)が1度あっただけで、反応は不良でした。潮まわりの時間帯的には特に違いは無かったはずなので、やはりフィッシュイーターの餌は切身より丸ごとの魚が良いのかと感じました。
風が無く、潮に乗せてウキ流し放題の空き空きの釣り場は背後の灯火も具合良く、蚊の猛攻を除けば至極快適でした。けれども狙いのタチウオではなくイカの出現に、成す術も無く完敗の結果となりました。
出かける前に、念のためにイカ用の掛け針も持って行こうという気付きはあったのですが、残念ながら忘れてしまいました。残念無念。
発見と気付
1.アオリイカ(もしかしたらコウイカ)は死んだエサでも積極的に摂餌すること。ただし、切身の餌にはほとんど反応しないこと。なお、今回の死に餌はごく鮮度の良い物だったので、鮮度低下した物への反応は良くない可能性がある。
2.タチウオの出現(接岸)は予想が難しく、幽霊と言われるゆえんであること。誰に聞いても、いつならカタイと言う言葉は聞けなかった。焼津港内では期待したほどの釣果は無さそうであること。
3.釣れたと言う情報が出回らない限りは、あまり釣り人は多くなく、釣り場は静穏であること。
石津浜北寄サーフ |
2017.09.14の翌朝は何狙いと言うことも無く、05:30~07:30の2時間、初めての石津浜でスプーンを投げました。結果はアタリすら無く、連日の完敗。見える範囲の10人余の中で魚を手にしたのは1尾1例のみ。遠くで銀色に輝いたのは鯖だったかな。
何かしら大きなイベントが、と言う期待はあっさりと雲散霧消しました。干潮時には釣り辛い砂利浜だと感じました。後刻聞いた所、場所によって海底の質が違うそうなので、次回は別のところでチャレンジすることにします。
そろそろ秋になるかと淡い期待を胸に釣行しましたが、昼間は短パンにサンダルで暑さに辟易としながらする釣りは、未だ真夏でした。ちょっと早すぎたようです。次回に期待。
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