釣り用ドライペレット乾燥コマセ製作-4

結着剤としての小麦粉の使用方法


釣り餌メーカーでもない素人個人には難しそうなコマセのペレット化ですが、浮力調整と同様に難しそうなのが、完成品の海水中でのバラケにも影響する結着剤の使用です。

試作材料は、
・米糠(コイン精米所から無償で入手)
・カタクチイワシの魚醤(自作の旧い物)推定塩分20%弱
・小麦粉(強力粉)
・パーライト(粒度推定値2~4mm)

とりあえずの目標物の形状は、乾燥後で3~5mm径くらいのペレットとします。

結着剤として小麦粉を使う予定ですが、これを
 ① 生で粘りを出させるのか、
 ② 水で煮て糊にして使うのか、 入口で悩みます。

①は理屈的には、粉を水で練ってグルテンを生成して、その網目構造で米糠を結着させることになるのでしょうか。②は澱粉がα化して糊になるのですから米糠をまとめ易いと思います。ただし、これも後に乾燥させればβ化するので、澱粉の性質としては①②いずれも変わらない、のかな。分量はお手本なしの全くの手探りです。

①小麦粉を生で使用

1.小麦粉と水だけでまずは粘りの出るように練ります。
2.これに魚醤を加えて緩め、米糠とパーライトを加えて練り混ぜます。
3.ミンサーから押し出してザルに受け、広げて天日乾燥する。
4.フルイにかけて目標粒度以下にそろえる。

②小麦粉を水で煮て糊にして使用

1.小麦粉と水だけを煮て糊を作り、冷ます。(水200gに小麦粉10gだそうな)
以下は①と同じ

ドライペレット製作に必要な道具


ミンサーと干し網を使う予定です。
・ミンサーは Homgeek 電動ミンサー 3ブレード付き = 7998円
・干し網は パール金属 ひもの干し網3段 400×400mm HB-1910 = 1027円

干し網は国内発送で既に届いていますが、中国からのミンサーが未着です。

ミンサーは釣った魚のすり身(ミンチ)作成のために買ったのですが、ペレット材料の押出成形に利用するというアイデアをネットで得たことにも後押しされました。中国直の買物としては過去最高額なので少なからぬ不安もありますが・・。

ミンサーが届いたら試作に着手します。


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