浜名湖でタケノコメバルを釣る-2

2019年5月31日(金曜日)

前夜と明け方に考えたのですが、前日のように行く度に虎の子のスピナーを失うのは困ります。どうしたもんか・・。

そうだ、ワームで釣ろう。手持ちのワームがあった。といっても私は日本人高齢者なので、和風ワームの パワーイソメ です。ロックフィッシュなら、このパワーイソメで十分でしょう。

ただし、本物のイソメなら魚が勝手に喰ってくれますが、これは動かさないと喰いが落ちるので、あくまで疑似餌のワームです。

私の場合にはアレルギーなのか、本物のイソメに触れると指の皮が剥けるために触れませんので、これは次善の必用対策でもあります。

前日遊んでもらえたことに気を良くして、この日も自転車漕いで薄曇の浜名湖へ。

17時過ぎに着いた時には、未だ上り潮が流れていましたが、ピーク時の川の流れのような勢いはありません。


前日同様、初めはダイソーのミノーで練習試合です。ミノーは泳ぐのが常識なんでしょうが、108円でも泳ぐことに、何度も感動してしまいます。DIY好き自作マンの私でも、このダイソーミノーもどきの自作はありえません。

これでいつの日にか何かを釣ったら・・。そう、北海道のイトウなんか釣ったら面白いなー。とどうでもいい妄想を逞しくしながら投げても、反応がないことに変わりはありません。

潮の流れが止まりかけてきたので、本日の新戦力を投入です。洋風にいうとダウンショットリグに近いようですが、私のは下オモリの胴付き1本針仕掛けにパワーイソメ付けです。

ゴロタ石と株状の海藻とゴミが散在するカケアガリの中に潜んでいる魚にアピールするには、どうしても根掛かりの危険が伴いますから、捨てオモリと ネムリ針 で自衛します。

沖目に投入して、カケアガリを引き上げてきますが、激しく引っかかります。少し浮かし気味にしながら引いてくると、プルッときました。

タケノコメバル

ロッド がしならないようなチビです。こんなチビも居るんですね、ここには。今まで見たことが無かったサイズです。針を外してリリース。このサイズを全て持ち帰っていたら、間違いなく根魚は枯渇します。

パワーイソメ 青 に掛かったタケノコメバル

パワーイソメ 赤 に掛かったタケノコメバル

その後も次々にチビがヒットしました。えー、大きいのは居ないんかー。放流。3匹目のチビを釣って、遅まきながら気付きました。

そうか、ルアーだと大きくてバイトしないかフックオンしにくいものが、柔らかいワーム(パワーイソメ)は吸い込めるので、針さえ口中に入るサイズなら、針掛かりしてしまうんですね。

んー、ダメかー、パワーイソメは。小さいのを掛けて遊ぶならともかく、私は食べたくて釣るので、チビは掛かって欲しくないのです。手間と時間のロスになるのでね。よーし、やっぱりスピナーだな。

潮が完全に止まったのはちょうど日没の18時50分頃だったでしょう。(私の計算では、この場所は舞阪港から1時間36分遅れの潮位になると推定しています。)


ようやくチビではない引きで揚がったのも、とても立派とは言えませんが、キープ。トリプルフックを全部口中に入れて、外すのに苦労しました。

次の1尾は似たようなサイズながら引きが弱く、難なく抜き上げられるのが寂しい限りでした。でも、これもキープ。帰って計ったら、17cmと15cmでした。

前日の24cmから段々小さくなるということは、続けて攻めてはいけない、ということなんでしょう。しばらくお休みします、近くて便利なんだけどね。

回遊魚と違って、居れば釣れる確率が高いロックフィッシュが好きになりそうです。場所の選択と、釣り方を考えることにします。洋物のリグも面白そうです。たぶんアレンジしますが。

タケノコメバルもそれなりに良いんだけど、贅沢を言わせてもらえるなら日本海のキジハタが良いなぁー。好きですハタさんご一統様。先日通った越前海岸なんて、居そう。要研究。


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