釣り車のサビを落として塗装補修をDIY
海の釣りに行く車は塩害を被り、サビの危険にさらされます。
小傷の全くない新車でない限り、放置すると錆は広がってしまうので補修すべきでしょう。
新車で買ってもうすぐ3年という私の車にも、いつの間にか小傷から錆が発生していました。
遠目には気になるほどのサビではないのですが、長く乗るつもりなので、錆の進行を止めることにしました。
用意したものは、サビ取りクリーム と タッチアップペン です。
さび落としと塗装補修の経過
1. サビ取りクリームで錆落とし
サビ取りクリームの"使用方法"という説明には「サンドペーパーで軽く取り除きます」と書かれていますが、小傷のピンポイントには向きません。周りまで傷が付きかねませんから。
とりあえず、洗剤で水洗いしてから乾かし、サビは削り落とさずにクリームを塗ってみました。
10分放置して拭き取ると、いくらか錆の色が薄くなったかなー、という程度の違いでした。繰り返し3回、洗って乾かしてクリームを塗りましたが、それでも変化は微妙。
どうも古い錆には効き目が薄いようなので、サビを削ることにしました。サンドペーパーで削ることができないので、千枚通しの先端でゴリゴリと削りました。
小傷と思っていた外見とは違って、塗膜の下で錆が拡がっていたのにビックリ。外科手術の"郭清"という言葉をイメージしながら、十分に削りました。
たっぷりクリームを塗って、また10分。
今度は錆がきれいに溶け落ちました。針の先ほどの残り錆を落とすために、削って塗りをもう一度して完全を期しました。
洗剤で洗い、拭き取ってから乾燥するまで放置。
2. タッチアップペンで塗装
タッチアップペンの容器をしつこく振って撹拌し、小さな筆先に塗料を少量残して、薄く塗り広げました。放置して乾燥。
20分ほど置いてから重ね塗り、を2度。都合3回重ね塗りして完成としました。
近寄って見ると凸凹が気になりますが、これを問題にするのなら素人仕事は無理でしょう。
ちょっと離れて見れば、・・・良いでしょう、これくらいなら。
何より、これ以上錆が拡がらない、という安心が大きいのです。4ナンバーの軽バンにはふさわしい補修だと思います。
材料を備え、技術を体得したので、次回からは簡単な作業になります。
また釣り場を求めて4WDで藪に突っ込んでいくのかな。
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