車中泊で目指すことは釣りと温泉


西伊豆から見た富士山

人生の大半を年中無休の自営業で過ごしてきた私には、他者との軋轢から来るストレスはほとんどなかったものの、遊べないフラストレーションは高じていました。

64歳でリタイアしたのち、地元でつつましく海と戯れていることを目指しましたが、これが思いのほか困難なことを知りました。そうなると欲求不満を押さえるのも難しくなります。

時間がたっぷり有るのに日々我慢するだけで人生を終えていいのだろうか。「ボケない限りは常により良く」と「コストパフォーマンス」を金科玉条のごとく口にしてきた私としては、、。

混まない所で気ままに魚を釣りたいし、本物の温泉にも入りたい。できれば頻繁に。

でも、普通に旅して日々ホテルに泊まっていたのでは、スズメの涙の年金では経済破綻してしまいます。乏しい財布事情を考えれば、創意と工夫無しには何事も実現しません。

いろいろと考えた結果が車中泊のチープな旅です。
かなり以前に息子のレガシイを借りて2泊3日の旅にでたことがあります。経験はそれだけ。

そして少しネットリサーチしてみて驚いたのは、車中泊の実践者が相当いらっしゃること。
もちろん専用のキャンピングカーの普及もすすんでいるようですから、普通の車での車中泊が増えているのも事実でしょう。自分もこれでいってみるか、と。

ただし、ルンペンと見間違われないよう、肝に銘じます。
そして、妻と話し合った結果、この旅計画は私ソロでということになりました。趣味の違いということで。


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