車中泊の旅を目指すはじめの一歩

車中泊のスタイル

キャンピングカーは憧れのエアストリーム、だった時代が私にもあったのです。けれども、いざ実現となると・・・。考えに考え、妥協に妥協を重ねてたどり着いた結論は、軽の1BOXでソロの旅でした。

舶来物の馬鹿デカイ車体が日本に馴染まないのは当然だし、キャブコンやバスコンは目立ちすぎて嫌だ。嫌だもなにも、高価で手が届かない。

そもそも車中泊の方がが家より快適という人は多くないでしょう。どう考えてもスペースが致命的に狭いし、インフラだって家並みであるはずが無いでしょう。

どこまでもの快適さを車中泊に求めるのは無理なのですから、本来の利点である旅の自由度に重きを置くのが妥当だと私は考えるのです。

他人様の迷惑にならぬようにさりげなく車中泊して、旅と旅の目的を楽しむ。私にはこれで十分です。そして設備架装はDIY。木工は多少できるものの、電気は全くの音痴ですが、ともかくチャレンジです。

車の入れ替え

我が家はリタイア時に2台から1台に減車していたのですが、その1台すら動かない日も多かったのです。妻はウォーキングがてら買物や図書館通いをすると言ってくれたので、私が車を長期に使っても特には問題なし。

車中泊用の車種選択では、短期の旅なら車は何でもOKでしょうが、長くなることを前提に考えると、日々の安眠を第一要素とし、そこに快適性を加味して考えるのが良いでしょう。もちろんのこと、それ以前に徹底した省マネーを前提にします。なにしろ一人遊びですから。

現有車両はダイハツのデッキバンですが、未だ初車検まで半年ほどあります。この車を出して、軽の箱バンを入れる。この差額と設備架装費用を合わせて100万円以下に押さえる、というのを予算としました。

導入車両の選択は事実上ハイゼットとエブリィの2車種しか無いのですが、諸条件からエブリィに決定。新古、中古、新車の順に探した結果、止む無く新車を選ぶことになりました。

正規ディーラー2法人とサブディーラー1社あわせて3社から貰った見積もりは、乗り出しで114.5万円が最安値でした。エブリィPCリミテッド 4WD 5MT  OP=バイザー+ゴムマット と最小構成の選択です。

軽自動車も高くなったものです。というか、円の価値が下がったのですね。




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