枝幸町公衆浴場はまなす in 枝幸郡枝幸町


評価 ☆☆☆/☆☆☆☆☆

町営なのかなという雰囲気です。午後3時半からというのと、福祉云々の料金設定などがありましたから。清潔で好感の持てる施設です。公衆浴場と自称しているのですから、それで必要十分だと思います。

でもオマケがあります。ここは温泉なのです。カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉という泉質に特徴は感じられませんが、ツル感がありました。当然のごとく、循環・加温・加水・塩素殺菌で、少し塩素臭がありました。

番台ではないフロントに座る女性も感じ良く、特に文句はありませんが、しいて言うなら440円の料金でソープ・シャンプー無しだと如何でしょうか。

この街でお湯に入れないと、結構はなれた所まで行かなければならないので、オホーツクを旅する者としては利便性の高い温泉だとは思います。が、

独断的評価は☆3つでした。

個人的感想に基づく評価の基準
 ☆     二度と行かない
 ☆☆    困れば行くのかな
 ☆☆☆   普通に行きます
 ☆☆☆☆  行く機会があると良いな
 ☆☆☆☆☆ 是非とも再訪したい

旅日記

クッチャロ湖畔で目覚めたのは午前7時前。異様な寒さにシュラフから出られずに居ました。意を決してシュラフから出てはみたものの、無理。また潜り込んでウツラツラ。

一日そうしているわけにもいかず、電気を心配しつつコーヒーを入れてパンで朝食を済ませ、今日一日を考えてみたのですが、妙案は出ず。丸2日雨に降られたのではねぇ。

意を決して前進を決め移動開始、と同時に走行中の発電でお湯を沸かすことにしました。とにかく電気は捨てない。できたお湯の使い道は道すがら考えることにして出発。オホーツク沿岸に出てみたら、荒れています。

寄り道をせずにまっすぐ目指したのは「オホーツクミュージアムえさし」という博物館。着いたら見学の前にお湯を使わねばなりません。貴重なお湯で作った物は。

一昨日冷蔵庫にお隠れになられたコマイさん2尾。既にぶつ切りにしてあったので、薄めの味噌汁で煮ました。お供はボイル切り昆布とキノコ。コマイさんのお味は、ほーっ、なかなかいけるではないですか。

タラ系統ですから、身質は鱈そっくりサンですね。ホクホクした身にホノカナ旨みの白身は、上品というまでには至らないものの、侮れないものでしたよ。

これはブイヤベースに向くでしょうね。そんな面倒なことを言わずに、フライでも旨いでしょう。私は反則技でマヨネーズをかけて食べてもみましたが、ウウ旨い。当然です、何だって食べられるようにする調味料ですから。

食べ終わってから見学したミュージアムには、たっぷり3時間近くを費やしました。知るは楽しみ也。格好つけて言うのではなく、北海道好きが、北海道を知ることは、楽しみであって当然のことです。

剥製の魚の展示

旅する人は多くてもこのような施設は空いているのが不思議でなりません。ちなみに無料。観光名所と道の駅と土産屋さん巡りでは、つまらなくないのですかね。余計な心配でしたか。

買い物を済ませて、ネグラとする「ウスタイベ千畳岩キャンプ場」にイン。温度10度は暖地自宅の1月の気温です。風がビュービュー、車が揺れる。酔いそうだからウィスキーの水割りを飲んでおきました。


礼文産の「ぼたんえび」。ん、甘くてそれなりに旨かったですが、陸送でお疲れだったのかな。感動までは無かったです。ゆっくり味わう間も無く、しっかりフリースの上着まで着込んでシュラフに潜り込みました。こりゃ冬山登山だー。風は吹いても風邪引くな。


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