タチウオのショアジギング用ルアーの自作-1
タチウオの釣りは基本が夜釣りですから、ルアーも昼用の物とは違って良いはずです。
というか、違ってしかるべきでしょう。何が違うかと考えれば、言うまでもなく視認性です。
夜間の視認性を上げるなら、暗い海中で反射で光るのではあまり意味が無いので、自ら発光する機能が求められます。難しいことはありません、既に市販されているグロー(蓄光塗装)のアイデアを適用するだけです。
1.材料の調達・・100円ショップ、ネットショップ、ヤフオク等で
・シンプルで安いスプーン(15~40g程度)
・水生白ペンキ、ネイル用のトップコート、粉末の蓄光顔料
2.製作準備・・顔料入り蓄光塗料の製作
トップコート10mlに顔料3g程度を混ぜる。(使用毎に十分な攪拌が必須。)
3.製作
・スプーンを洗剤で洗って汚れを洗い落とす ← 塗料をはがれ難くする
・下塗りに白ペンキを塗る ← 発色が鮮やかになる
・白ペンキの上に顔料入り塗料を塗る
必要に応じて
① クリアのトップコートを塗る ← 塗膜保護
② クリアの熱収縮チューブ(直径 13mm)をかぶせる ← 塗膜保護強化(泳ぎが変わる)
左列のゴールドが 68mm 25g 右列のシルバーが 64mm 18g
上段は初期状態で、中段は①、下段が②の加工済みです。 右端は自作蓄光塗料
特に難しい工程はありません。塗装のデザインは自由自在ですから、お好みで。
自作の効用は、市販されていないので自作せざるを得ない、市販品は高価なので安価にするため、オリジナルの満足感を得るため、等いろいろの動機が考えられますが、私の場合には1番はコスパですが、それと共にオリジナリティーも重視します。
スプーンを使うこと自体、私の場合にはコスパとオリジナリティーです。スプーンは究極のルアースタイルだと思っています。使い方に難しさがありますが、これを体得すれば、ジグに近い飛距離が出せるので、ほとんどオールマイティーでしょう。
スプーンの特質は、安価で、耐久性が高く、汎用性も高い。
準備中のターゲットであるタチウオは何しろ歯が鋭く、柔なルアーではボロボロにされること必定ですから、金属板でできているスプーンの特質が生かせます。ラインを切られることも多い釣りですから、高価なルアーを使ってロストしていたら財布がボロボロですよね。
この自作スプーンの実釣で結果が出次第、upします。2017年秋のうちには。
結果は、、出ます、出します、取らせます??。乞うご期待。
コメント
コメントを投稿