初めてのタチウオ釣り(ショア)タックル


夜釣りと聞いただけでパスする軟弱アングラーの私すが、どうしても太刀魚を釣って食べたいという一心で、ついにタチウオ夜釣りにデビューします。釣り場でも寝られる車中泊車両が背中を押してくれたのでしょう。

数年前にたった一度ですがF4のタチウオを釣ったことがあります。それはアオリイカの活きエサ釣りの外道だったので、無かった事にしておきます。なので、始めてのタチウオ釣りです。

二昔前なら、まずは本屋へ行って本を買って、から始めたものですが、今やネット先生が手取り足取り教えてくれるので楽チンです。玉石混交の情報の取捨選択に手間取るのが難ですが。

当初はルアーで挑もうと考えましたが、ネット情報を元に自分なりのスタイルを考えた結果、今回は浮きエサ釣りで臨むことにしました。今後ルアーでもチャレンジすることになるのかとも思いますが、入門はオーソドックスに、ということで。

過去それなりに海の釣りをしてきたので、特別に新たな投資をすることなく準備は整いました。新規購入品は無かったのですが、しいて言うなら、未使用だった電気浮きとナイロン道糸の2点です。


竿  プロマリン CBリセクター磯遠投 4-360  (廃盤?)

4-360との表示ですが、実際には2号程度のヘナチョコ竿で、とてもカゴ釣り等には耐えられそうにありません。これに900mlペットボトルに水を一杯に詰めて、クレーンのように吊り上げてみました。いわゆるドラゴン級抜き上げ可否のテストです。3.6mの短めの竿ですが、いゃー、思った以上に重いです。テストで折れたらどうするの、と言われそうですが、現場で折れるよりはマシでしょう。予備には投竿(タカミヤHIBIKI CASTINGGAME-DX LIGHT 20-330)を充てます。これも、とても20号をフルスイングはできない代物ですが、軽くて柔らかめなので代役には使えるでしょう。


リール  シマノ セドナ C3000HG

ルアー釣りの予備機として使っていた物ですが、初期不良を引き当てて無償修理(クレーム対応)した因縁付きです。ルアーのように巻き続けるわけではないので何でも良いのでしょうが、完全な置き竿ではなく手持ちの時間も有りそうなので、軽さでコレを充てます。


道糸  ISHIGURO  GLORIA 4号 ORANGE

説明不要の安いナイロンライン。


浮き  冨士灯器 FF-C30LG 緑 3号 (適合錘3号)

電気浮きは安くない物ですが、浮き釣りで無しという訳にはいきません。ただし夜間はトラブルも多いので、予備は自作のケミカルライト50mm用の物を充てます。視認性では負けますが、材料費はタダ同然なのと耐衝撃性抜群なので、夜釣り向きです。


仕掛  ナイロン3号50cm+ワイヤー#45を20cm 管付チヌ黒3号 2段固定

材料が揃っていたので自作することにしました。スリーブが高価かつ不安なので、接続・結束は全て結びで済ませます。その代わり、ゆるみ止めに熱収縮パイプを使用。


エサ  カタクチイワシ(を使いたい)・・漁獲当日1回凍結品

家の近所で朝獲れの魚が手に入るので、市場経由とは比較にならない新鮮な物が使えるのですが、ほとんどいつも有るのはコノシロなので、大型は3枚におろした短冊を、小型はラウンドを1回凍結で使ってみます。鱗付きのキトキトですが、結果は如何に。


クーラー  伸和 ホリデーランドクーラー ホワイト CBX-11L(W)

車中泊車両に備え付けの車載冷蔵庫(45L)がありますが、これは切身レベルの物しか収容しないので、釣ってからここに入るまでの中間貯蔵にこのクーラーを使います。小さいのが難点ですが、収用スペースの制約でこれ。水漏れ防止のために、水抜き穴はコーキングで埋めてあります。価格の割りには保冷力も有り、構造も悪くないです。


釣りタチは買えば高価(サイズ次第)な物ですからある程度の投資は相応ですが、私の場合には同県内でも釣り場が遠くて移動費用がかかるので、タックル等のコスパが良いに越したことはありません。

こんなチープなタックルで、いざ挑まん タチウオ。


 結果は → 新宮港で泳がせ釣り-4 2017南紀釣行(5/7)


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