富山新港東堤で青物を狙う

広大な富山新港でも一級と言われる釣り場が通称 東堤 です。ここを見ずして、富山へ行ってきたとは言えないようなので、とりあえず行きました。もちろんのこと、あわよくば釣果にありつきたいとの思いをコッソリと胸に秘め。

先端付近まで歩いても、さほど苦痛を感じる距離ではありません。これが苦痛に思うようになったら、あとは釣堀ですか。考えたくもないですが、いずれは・・。朝から自分でテンション下げてちゃしょうがないですね。

先端手前の内側に釣り座を構え、と言っても、ルアーのときは装備はすべて身に付けているので、そこに立っただけのこと。さて何をどうするか、現場にたって考えます。すぐ手前のお兄ちゃんが、ちょうど今しがたコズクラの小さ目を浮きを投げるサビキ釣りで上げていました。

初めての場所ゆえ根掛かりも気になるので、ここは釣果よりもロストが痛くない28gのジグにナイロンハリス3号のシングルフック2本針という、とてもオリジナリティー一杯のローコスト道具で臨みます。地球に取られても針だけですから、蚊に刺されたレベルの痛みです。

投げてみるとかなりの水深でした。カウントダウンで20だったか30だったか。きわめていいかげんな私です。とりあえず着底してもほとんど引っかかる感じがないので、大丈夫そう。

投げては巻きを繰り返します。只ひたすら。真面目に投げ続けて、少々膝に違和感が出始めた頃でした。投げたらウ○コ座りしてシャクルという省エネスタイルに移行してすぐに、なにやら重いような。

海老になっている抵抗感でもないから、ゴミか。そう思って巻いてくると、見えてきました白いボールが。

シロサバフグ

スレ掛かりで上がったのはフグ。けれども過去に私が掛けたことのあるフグとは違ったので、よおーく見ると、シロサバフグ。全身無毒の素人が食用できる物です。それなりに美味しく食べられます。でも1尾じゃねぇ。

隣のお兄ちゃんに因果を含めて、河豚を進呈(押し付け)し、くたびれてきたので移動を決定。
引き上げる人と参入する人が行き交う堤防を歩きながら眺めると、目撃した釣り人は、大まかに言って、アオリ狙いのエギングが5/10、クロダイ狙いが3/10、その他2/10、という感じでした。釣果の方は僅か、だったように見えました。



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