コズクラの味/富山新港での釣果

コズクラとはブリの32cmまでの幼魚の富山地方の呼び名です。


今日食べた魚は、釣り上げた時の計測ではジャスト32センチだったので、その上のフクラギと呼べないものでしたが、さて如何だったか。

魚は、釣り上げた直後に頚椎を血管、神経と共にナイフを入れて切断し、血抜きが終わると同時にヘッドレスにして、ビニール袋に入れて真水氷に浸漬し、中まで冷えた後に+3~5℃位の冷蔵庫で保存・熟成した物です。

丸2日間を冷蔵庫内で熟成させた物で、ほぼ理想的な状態のはずですが、お味の方は。


脂はゼロ、旨みはホンノリ、歯ごたえはモッチリ、臭みはゼロ。
そうですねー。やはりアッサリ&サッパリの夏向きの味ですか。

手間を掛けている分、不味い、という言葉は出てきませんが、旨い、という言葉も出てきません。まぁ、ここまでの味の魚ということになります。

この魚が1ヶ月、2ヶ月後に釣れたものなら、味はかなり変わっていたはずです。
やはり、フクラギ以上を釣ってみたいものです。


今回の旅に出る前に取り付けた後部床下の引き出し式テーブルを初使用しました。後部扉をはね上げて日除けとしたお陰で炎天下でも調理ができたので、十分に機能することが確認できました。


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