車中泊車両用の給水ポンプの改良

一人で車中泊をしていると、何から何まで全て自分が動かなければならないので、ちょっとしたことでも億劫になってしまいますから、省力化は大事です。

私は20Lの清水タンクを積んで利用してきましたが、どうも使うのに抵抗がありました。その理由を考えてみると、ほんのわずかな手間をかけることがブレーキになっていたように思います。

ポリタンクのスクリューキャップを外して、手動ポンプを挿入すること。そして水を使い終わったら、ポンプをしまってキャップを付けること。たったこれだけのことが、わずらわしかったようです。ワンタッチで水の出る普通の水道に慣れてしまっているのですね。

先日の 能登・北陸への釣り旅 の途中でひらめきました。ポンプを常設にすれば良いんだ、と。何故こんな簡単なことに気付かなかったのだろうかと。落ち込むまでのことでもありませんが、やはり一人頭の限界でしょうか。

従前はポンプ着脱式


改良後はポンプ常設


ポンプをタンクに常にセットしておくことで、バックドアを開いたらいきなりポンプをシュコシュコするだけで水が出ます。また、ポンプのホルダーも不要になり、スペースが空いたのも良かったです。

改良の実際は、新たに購入した129円(税込)のキャップに穴をあけてポンプの吸上パイプを通してセットしただけのことです。パイプにピッタリの穴あけができたので、水を出し始めたらキャップを少し緩めて空気を通す必用があります。

使い易さは従来とは比較になりません。問題があるとすれば、つい使いすぎて補充の手間が増えることかもしれません。上水を使用することによって清潔度が上がることの対価ですから、避けるべきことでは無いですね。

これで、車中泊生活の文化度が上がりそうです。なーんちゃって、大袈裟な。
でも、経験者のみ知っている「車中泊の上下水問題」です。

当初設置の記事は → 車中泊車両の流水手洗い設備-置くだけ:車外使用


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