自作 遊動パイプ天秤のテスト

昨日試作した 遊動式のパイプ天秤 3種をテストしました。
9cmのパイプへのオモリ取り付け位置の違いが、どのような影響を与えるかを確認するためです。

左列の3種をテスト

上端(右端)から約40mm、30mm、20mmの位置にエイトロックスナップを介して錘が付くという違いがあります。パイプ下端より下にスナップとオモリを繋ぐナイロンライン(捨てるための弱い部分)が位置すると、オモリとハリスが絡む恐れが高くなるので、これを避けるために、ナイロンラインはごく短くしてオモリを高い位置に維持するようにセットします。

という前提を維持しての試験でしたが、結果は上々で、それぞれ10回ずつ(テンションフォールとフリーフォールを各5回)計30回の試投全体で2度絡みましたが、いずれもモルタル錘の不整な表面の溝にはまったトラブルで、パイプ天秤の不具合とは言えないものでした。
つまり、普通に鉛の錘を使っていれば、トラブルは皆無だったわけです。初め実用を想定している0.3mのハリスでテストしましたが、長いと絡むかもと思い、0.6mにして見ましたが、飛行中に道糸に絡むことも無かったので、2本の線を分かつ天秤としての役割は果たせるようです。

もっと長い2.0mのハリスなどというテストは行っていませんが、私の想定にはないので、無用としました。ハリスは長い方が食いが良いことは常識のようですが、海中でのトラブルが増えることと、遊動式にするメリットに頼る意味からも、短いハリスで臨むつもりです。

テスト時は斜め後から3m位の風が吹いていましたが、飛距離は50~60m程度だったと思います。錘をモルタルから鉛に替えれば、+10m位はできると思います。必要があれば、変更も考えましょう。

飛行姿勢も確認したかったのですが、短い透明パイプなので、残念ながら目視では確認できませんでした。


パイプ天秤は食い込みが良いという評判なので自作してみましたが、どうやら絡みトラブルについては大丈夫そうです。後は仕掛けの送り込みのコントロールでしょう。最後は場所と餌ですかね。

いつかブッコミで真鯛を釣りたい、という野心を隠し持ちつつも、当面は何でもウェルカムでいきます。



これ、ですか。

テストしていたら、回収中に針掛けしておいたパワーイソメに食ってきたんです。胡麻が見えなかったのですが、ひょっとしてマサバでしょうか。断面形状からはそのように見えましたが、何しろ幼魚ですから、??。

ちゃんと持ち帰って〆鯖にして食べました。意外に美味だったので、へぇー。


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