豊橋市西七根町谷合海岸で釣りの練習?


しばらく魚らしい魚の顔を拝んでいないので、そろそろ。そう思って行った先は3日前のサーフの東隣の 豊橋市西七根町谷合 です。14時過ぎに着いた時には微風で穏やかな海だったせいか、キス狙いの姿が少なからず見えました。キスは旨い魚ですから私も釣りたいのですが、虫餌アレルギーで指の皮がむけてしまうのです。だからその他の釣りということで、とりあえずジグを投げました。

いつもは中(大)物に備えてロッドは ソルティーアドバンス(M) を使っているのですが、この日も鳥は見えず、どうせ大物なんて来るわけないんだから楽をしようと、70g軽い クロスビート(M) を使うことにしました。小継で仕舞い寸法が短いのがウリのちょっと特殊なロッドです。私はルアーロッドはこの2本しかもっていません。

久しぶりというか、クロスビートはほとんど使っていないので慣れていません。ほぼいつも28gのジグしか使わないので、クロスビートの方がマッチするのですが、何となくの安心感と2本継ぎのセットの楽さでソルティーアドバンスを優先してしまいます。クロスビート965は振り出しの5本継ぎですから、どうしてもセットが面倒に感じるのです。


で、久しぶりに使ったクロスビートは、ジグを2個、無限軌道に放出してくれました。ロッドの柔らかさに対応できずに、ガイドにラインが絡んだようです。んー、投げ方を変えなきゃいけないんですかー。バックスイングのタメ方が問題のようです。

せっかくチューニングに手間を掛けたばかりのジグのロストは、元が108円のハゲハゲでも手間が掛かっているので痛いです。クロスビートのキャスト練習はまた今度、ということでソルティーアドバンスに替えて、投げて巻き・・・・・。

前の海はほとんどが浅いことが見て取れますが、その狭間で波の立たない場所を選んだのですが、それでも浅い。前回の高塚海岸 よりはいくらかマシのように感じるものの、やはり着水から着底までテンションフォールで3秒位。

1時間も投げると飽きるのは私だけかどうか。無駄なことが嫌いな私には当然のことですが、そこに魚が居ないとしたら、まったくの無駄な作業です。


ちょっと気分を変えてと、ブッコミ釣りの新しい自作仕掛けを試してみました。オモリを付けて50m位投げると、着底が分からないうちに、右(西)へ流されます。その速さはジェット機より早く、ってスーパーマンじゃないのでもう少しゆっくりですが、とにかくあっという間です。

やっぱりね。ナス型錘15号ではダメ。自作のモルタル錘15号に替えてもダメ。この表浜の釣りでは、風や波等の他の条件も大事なことは当然ですが、潮流も大いに問題です。そういえば西へ流れる潮流の時は釣れない、ってどこかに書かれていたような気もしますが、ほとんどの日はこの流れです。

ルアーが流された後にリトリーブする際には、流れに逆らって引いて来る感じですから、川の流れを上流に向けて泳がせるような手応えがあるので、これは悪くないと思います。

しかし餌を付けて投げ込んだ仕掛けがトットト流されるのは、如何なものでしょうか。餌に動きがあるのでもしかしたら良いのかもですが、打ち返しの頻度が多すぎて、忙しくて仕方ありません。ブッコミ釣りなんて、放置してのんびりできるから良いんじゃないかと思うんですが。こちらも1時間もやったら飽きて止めました。


またぞろジグをセットしなおして、投げて巻き 投げて巻き ・・・。暗くなって周りの昼の部の釣り人が撤退するまで頑張りましたが、結局はノーフィッシユ。周囲の少数のルアーマンも同じくノーフィッシュ。キスマンは早々に帰り、こちらの釣果はは不明でしたが、挙動からして多少は釣果があったのかな。

暗くなる頃に私の左右に各1人夜釣りの釣り人が、竿立てをセットして投げ込み始めたので、帰りがけに立ち寄って話を聞かせてもらいました。マダカ(スズキ)狙いで、40年もやっていると言うベテラン氏の話を要約すると、

表浜サーフのマダカ(スズキ)釣り


豊橋市西七根町谷合海岸で聴いたことですが、おそらく表浜全体に共通することだと思われるので、書き留めておきます。

・ここはヒラメよりマダカが釣れる(夜は?)釣り場
・キスは出ても10尾釣れれば良い方
・ヒラメは少ないながら今も釣れるが年明けからが本番
・マダカは11月がベストシーズンで年内いっぱいが釣期
・寒いほど良いが今年(2018年秋)は遅い
・寒くなると浜名湖内から出て来るのでサーフで釣れる
・餌でもルアーでもどちらでも釣れる
・餌は青イソメの房掛け
・昼間も釣れるが夜の方が良い
・潮の流れが速いときは丸錘(20号)が一番止まり易い
・60mも投げれば良い

勉強になりました、とお礼を言って帰途につきました。
この日の収穫はこれだったかな。おっと、運動したことも収穫のひとつだった。


渥美半島の太平洋側は目の前には海しかありません。この開放感は現代人には貴重です。たとえ釣果は無くとも。行く前から釣果を期待しないのではなく、望むべくもない、のでしょう。他人事のように考えないと、釣れない日々が重過ぎます。ルアー釣りなんて所詮こんなもの、と言うと上手な人に叱られるのでしょうが・・。居るか居ないか分からない海に向かってひたすらルアーを投げ続ける釣りは、私には不向きなことは分かっていますが、遠州在住では、太平洋のサーフのフラットフィッシュを除外すると、浜名湖でクロダイをやるしかなくなってしまいます。浜名湖内のチヌやキビレの釣りは最後にとっておいて、今しばらくは運動を兼ねてルアーを投げるのです。


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