タケノコメバル宅を訪問 in 浜名湖-4日目

なんとまぁ、飽きずに4連続で同じ場所で同じ釣りをしました。当分破れないレコードとレジェンドになりそうです。やはり近い場所は良いですね、お手軽で。ちょっと運動に、ですから。


4日連続同じような時刻に行ったのですが、下りの潮は日々早くなって、4日目の本日の結果はノーヒットノーランの完全試合でノーフィッシュでした。ただし、安っぽいTVや映画そこのけの迫真のドラマがありました。

何の気なしにスピナーをリトリーブして抜き揚げようとしていたら、1kg近いようなマダコが、私の足元の護岸下(水深1m未満)をヌーッと通ろうとしました。「おいチョット待て。人の目の前を横切るのにあいさつ無しは失礼じゃないかね、キミ。このスピナーにタッチしてから通りなさい。」そう言ってスピナーをマダコの鼻先に降ろしました。目の前でフーワフーワさせていたら。

グゥーッ。おっ、掛かった。いゃーー、悪いっすね、今日は良型のマダコですか。
近々来る予定の、タコ好きの長男に御馳走できます。潜られたら厄介この上ない相手と聞いているので、満身の力でゴーッと揚げたら、う~~~と水面に上がって来て、タコの足が1本水面に現れました。やったね。

でもクネクネと動くべき足がダラーッとしています。まさかショック死するほど繊細な奴じゃあるまいに。潜られてはならじと、気を許すことなく曲がった竿をキープしながら見ると。んっ、ロープか。

瞬時のことですが、腐れロープを持ち上げたために起きた泥濁りの脇を、スィーーーッと。「なにやっとんねん、アホが。ワシ関係あらへんでー」とタコは泳ぎ去りました。

残された私とロープの格闘はその後も続き、ガッチリロープに嵌ってしまったトレブルフックを外す術を持たない私は、1.0号PEラインのノットから先を失うことを代償に、トラブルから開放されました。釣れないだけならまだしも、実績ある貴重なスピナーを一つ失ってしまいました。

この日の収穫は、ここに大きなマダコが通ることを知ったこと、のみ。

今日までの4連続延べ6時間ほどの間に見た30cm以上程度の魚介類(小魚を除く)は、私が釣り上げたマルタとタケノコメバル以外には、クロダイ(キビレ?)、メジナ、マダコ、アカエイでした。この時期になると透明度も上がって、さほど汚い海でもないように見え、魚もまんざら居ない訳ではないようです。ちょっと見直しました。


明日からの週末は、現役世代に釣り場を譲って、私はオヤスミです。週明けからは天気模様が悪そうなので、来週はどこでどんな釣りをするのでしょうか。

心密かに、和歌山の太刀魚が気になっていますが、遠いことと寒くなってきたこともあり、実現するのか否か。


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