リタイア爺の真夏の釣り・・2019年

昨年の夏は釣りを休んで、働く ことで炎暑に立ち向かいました。真夏に釣りなんて暑くてやってられません、というスタンスだったのです。

さて今年はどうしようか・・と考えました。そろそろ働く現場では、特別の技能を持たないジャパニーズ爺は無用のようなので、3K職場で無理して働くことは止めることにしました。

では、酷暑の中をどう前向きに日々暮らすのか。現役世代には申し訳ないことですが、健康なリタイア人間にとっては、切実な悩みの方も多いのかもしれません。

いろいろ考えた結果、釣りを趣味(兼食糧生産業)とする私は、今年の夏はこのように。

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陽が傾く夕方から、車を使わずに自転車で、サーフに行って、ルアーフィッシングを励行する。

すでにルアータックルを買ってから3年くらい経ちますが、未だに初心者の域を出ないのは、餌釣り中心のせいもありますが、真剣さに欠けるのも原因なのでしょう。

釣れなくても逃げずに立ち向かうことが、必要のようです。それによりスキルアップすること無しには、いつまで経っても初心者のままで、結果も出せないでしょう。

釣り場の遠州浜まで自転車で往復(8km)した上に、立ちっ放しでルアーロッドを振り続けるのは、爺には結構ヘビーなことですが、それにより健康増進と釣りのスキルアップができるなら、まさに一石二鳥です。

そもそも私は車中泊の釣りをメインにしていますが、私のチープな 車中泊車両 は冷暖房完備ではないので、真夏と真冬は耐えられません。

そんな事情から思い立った今夏の釣りですが、果たして何回行くことになるのか。雨の降る日も風の吹く日もありますから、とりあえずの目標は、最低10回ということにしておきましょう。


今年は梅雨明けが遅いので、なんとかタックルの準備が間に合いました。

 ロッド ダイワ クロスビート 965TMFS

 リール ダイワ 16 EM MS 2508PE-H

 ルアー ダイソー ジグロック18g ブルピン他

ロッドは使い慣れた物。リールは、最近まで使っていた 16 EM MS 2510PE-H が、直近の 宗谷地方オホーツク釣行 で不調(固着)に陥り、修理費を考えた結果の新規購入です。

リールの不調は、日が経つうちに固着感が改善されてきて復旧したようです。水に浸けてしまって入った水分が徐々に抜けた、という感じです。

余計なお金を使ってしまいましたが、同じボディーが2つあるので、部品取りなどで、先々価値が出るかもしれません。このリールは短命で廃盤になってしまいましたが、スペックとコスパで気に入っています。

ロッドとリールは作れませんから買わざるを得ませんが、ルアーまで高価な物を使う気がないので、自作(チューニング)しました。

向かう先の遠州浜で真夏に釣れるとしたら、マゴチ、ヒラメ、青物でしょうから、私の場合には108円ジグがメインになります。

ただし私の技量では、買ったままの姿で釣果を望むのは難しいようで、過去にもそのままで釣れたことはありません。ゆえに、手を加えます。


泳がないジグロックをクネクネ動かす タコベイト をテールのトリプルフックに付けて、アシストフックには ティンセル を付けます。これは積極的改良で、以下は消極的改良です。

ジグの塗装が弱いので、保護のために透明チューブで包みます。具体的には クリアな熱収縮チューブ を被せて加熱するだけです。ウレタン上塗り(ドブ漬け)という方法も経験がありますが、重ね塗りの手間と乾燥時間を考えると・・?? です。

フックとジグの接続はスプリットリングを外して、ナイロンラインに変えます。リーダーがフロロ5号なので、強度を落としてテールフックの接続はNY3号のリングを、アシストフックの接続はNY4号のモノフィラメント(単糸)を使います。その意図は、根掛かりで針はロストしても、ジグ本体は回収するためです。

さて、このジグにどんな反応が有るのか無いのか。まずは運動のつもりで、、と言って逃げてはいけません。魚を釣りに行くのです。

♪ 釣ってーくるぞと勇ましくーう、 誓って家を出たからはー、さかな釣らずに帰らりょか ♪、と軍歌露営の歌調になってみても、分かる人ももうわずか。何を歌いながら自転車を漕げばいいのやら。そう、静かに黙々と行けば良いのですね。


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