下風呂温泉 海峡の湯 in 青森県風間浦村
評価 ☆☆☆/☆☆☆☆☆
周囲に温泉ホテルが立ち並んでいる温泉場とは知らずに来ました。本州最北の温泉地でしょうか。
この施設は、新しくキレイだけで十分に売れそうです。目の下に漁港、その向こうに津軽海峡を望むロケーションは、なかなかのものです。
午後3時頃というのに、少なくない入浴者がありました。でもシーズンオフの利用は、ほぼ地元オンリーのようです。
450円を払って入ります。正真正銘の温泉で新しいのですから、リーズナブルと言えるでしょう。そのせいか、ソープ類の備え付けがありません。
温泉は、硫黄系の高温のお湯です。ただ、硫黄臭はさほど強くはないので、泉質としては万人に向くと思います。
問題は湯温です。使用している3つの源泉の温度が、56.5℃、58.7℃、78.8℃と高く、途中の処理は不明ですが、浴槽に入る時点で高過ぎます。
温泉の流入を阻止するための面白い装置があり、湯温の調節も可能ですが、地元の爺様方への気兼ねから、水割りはし難い雰囲気です。
湯船に入るには相当の覚悟が必要です。メインの浴室の3浴槽のうち、一番ぬるいところで45℃くらいはありそうですから、他の2つは未経験です。
ガラス扉で仕切られた別室の、水風呂の隣の"井上靖ゆかり"という浴槽が一番低くて、43℃あるかないかという程度です。
浴槽が4つもあるのですから、最低1つは、子供にも入れる39℃位のぬるい湯を作るべきでしょう。熱すぎる風呂は、本当は大人にも健康に悪いのですから。
水割りにせずに冷まして浴槽に入れる工夫は、全国あちこちで行われているのですから、少し学んでいただきたいと思います。
高温過ぎなければ、良い施設なのに、もったいないことです。
個人的感想に基づく評価の基準
☆ 二度と行かない
☆☆ 困れば行くのかな
☆☆☆ 普通に行きます
☆☆☆☆ 行く機会があると良いな
☆☆☆☆☆ 是非とも再訪したい
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