公衆浴場 くすのき in 北海道標津郡標津町
評価 ☆☆☆☆/☆☆☆☆☆
北海道も東の果ての海岸に来ると、入浴施設は多くありません。
標津町にあるこの施設は宿泊施設メインですから、しばらくは健在でしょう。そう願います。
450円の入浴料金を支払って脱衣室に入ると、ムワーっと熱気が立ち込めています。これはなかなか大事な指標です。
北国では、人工的な熱は高価なものです。なので、脱衣室は寒目はあっても、暑めにはあまり出会いません。
浴室に入って、混合栓のカランを調整し出てきたお湯は、ヌルヌルしていました。湯量が豊富なんですね。かけ流しとは聞いていましたが。
浴室中央に据えられたタイル張りの浴槽は十分に大きく、推定43度くらいの熱めのお湯が、♨の気合を感じさせます。
もちろん、このお湯はツルツルを通り越したヌルヌルの"アルカリ性単純温泉"です。湯船のタイルまでヌルヌルというのは初めての経験でした。
汚れているのではなく、自分の皮膚が溶けて、それがヌルヌルの元になっているのかと推察します。
サウナは使いませんでしたが、それも込みの料金ですから、使う人にはかなりお得ですね。
物価統制令が適用されているせいか、銭湯料金は日本中どこでも大差ありません。現今では、450±10円程度だと思います。
スーパー銭湯に無縁の私が入湯するそれらの施設には、満足度ではかなりの開きがあります。この日は、満足度高し。
個人的感想に基づく評価の基準
☆ 二度と行かない
☆☆ 困れば行くのかな
☆☆☆ 普通に行きます
☆☆☆☆ 行く機会があると良いな
☆☆☆☆☆ 是非とも再訪したい
コメント
コメントを投稿