トゲカジカの味/北海道利尻島産

2022年版


 ただのカジカは淡水魚で、コチラの標準和名を知る人は少ないと思います。俗称はナベコワシ。鮮度や季節で味の評価が変わるようで、なかなか調理が難しい魚のようです。

自分で釣った魚ではなく、利尻島の泊地 で知り合った方からの到来物です。漁法にいささか難ありでしたが、鮮度は悪くなく適切な処理をした物です。

てんぷら (釣獲5日後)


実見して シロサバフグ や脂の無い鶏肉のような身質に見えたので、無難な調理法で、天ぷらにしました。

おろした身を一口大に切って、塩と酒で下味を付け、衣をつけて中温で揚げました。

短時間加熱なので締まらないけれど、元々のしっかりした歯ごたえがあり、わずかなクセのある香りと味と共に旨味も少々あります。

んー、ほめるでもなく、けなすでもなく、普通に食べられる味でした。季節や漁場、扱い方などで大きく味が変わる魚の評価はむずかしいです。

2026年版

トゲカジカ in 根室花咲港
7月に北海道・根室港内でカレイ釣りをした際に外道で釣れたものです。釣り場でヘッドレスにして、冷凍 で持ち帰ったので、鮮度低下はありません。小さくて、料理らしいものにはならないので、味噌汁の身です。

味噌煮風味噌汁
トゲカジカ_味噌汁
高級美味味噌を常備していないので、安味噌にみりん風味調味料を少し加えました。ごまかしも技の内、ですか。

箸をつけようとして、むっ、硬い。ゴムのような弾力で、箸が入りません。無理矢理ばらして口に運びました。小骨が気になるのは脇に置いてかみしめると、旨味は弱く、嫌味もない平凡な味です。皮目が見た目に反して美味とも感じます。

まっ、いつもながら、ありがたく、自身の体の再生に寄与する蛋白源として頂戴しました。

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