東光湯 in 兵庫県洲本市


評価 ☆☆☆/☆☆☆☆☆

見落とす心配皆無の店頭ディスプレーが親切です。扉を閉めると、ひっそりに変身するのでしょうか。

入館前からアタリに漂う昭和の香りは、沓脱から強くなっていきます。引き戸を開けて番台を、首を左右に探してもありません。私が短躯なせいだけでもないと思うほど、はるか上を見上げで490円也を支払いました。

年期の入った脱衣室にも、常連さんの常備品がたくさん置かれていて、ますます地域密着型の昭和臭が濃く漂います。

浴室内は、ごく普通の昭和のタイル貼りの作りで、清潔感には問題なく、設備の不具合も見えないので、立派な現役銭湯です。

ちょっと違和感を感じたのは、浴槽奥の壁の絵が半分しか見えないことです。女湯との仕切り壁の上に掛かれた富士山が、一つだけ大きく描かれているので、どちらからも半分しか見えないのです。

浴槽は3つに区切られていますが、奥は水風呂で中がジャグジー、手前の狭い浴槽が静かなお湯です。そこですら43℃位はあるので、ジャグジーはパスしました。

他にサウナもあるのですが、これも私には合わないので遠慮し、ただ洗って浸かっておしまいにしました。

特に代わり映えのしない、けれども貴重な銭湯です。淡路島の中心地なので街もそれなりに大きく、銭湯の需要は続くのでしょうか。ぜひ残ってほしいものです。

いつも通りに、「お世話様でした」。

駐車場の場所は建物の裏で分かり易いですが、バックで入れる狭いスペースには、1はもちろんのこと、3や8ナンバー車にも向かないでしょう。

個人的感想に基づく評価の基準
 ☆     二度と行かない
 ☆☆    困れば行くのかな
 ☆☆☆   普通に行きます
 ☆☆☆☆  行く機会があると良いな
 ☆☆☆☆☆ 是非とも再訪したい

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