自作・活かしバケツの改良


前回の 和歌山県中紀への釣行 で自作・活かしバケツ を使用した際に、意外なほどに小アジの弱りが見られたので、対策を考えてこの活かしバケツを改良しました。


水温と気温が高かったせいか、わずか20分ほど運んだだけで酸欠状態になってしまった原因は二つ考えられます。一つは、海水の総量が不足していること。もう一つは2重バケツの海水が外バケツと内バケツとの間を行き来しにくいことにより、海水総(酸素)量が有効に機能していないことです。

海水総量には限界があるので、増やすことはできません。外側の角バケツは、私の車中泊車両であるエブリイ(DA17V)の助手席の足元空間にギリギリ納まるサイズなので、これ以上の物を使うことは容易ではありません。

なので、改良策は自ずと絞られて、2重バケツの海水が外バケツと内バケツとの間を往来し易くすることになります。具体策は簡単な話で、内バケツの開口部(穴)面積を増やせば良いのです。

改良前はこんな程度の穴数でしたが、


改良後はかなり増やしました。


穴数で3倍以上でしょうか、かなりの改良効果が期待できます。
当然ですが、海に浸けている時にも新鮮な海水との置換量が増えるのですから、言うことは何もありません。

しいて言うなら、強度が低下したことでしょう。でも必用な強度を保っているなら、問題は無く、プラス効果のみです。

問題があるとしたら、なぜ初めからそうしなかったのかという意味で、私の考えに問題があった、ですか。

テストしたくても、小魚をいっぱい釣らなければならないので、今シーズン中にできるかなー。釣行への出発の機を窺うも、天気と曜日の関係で待機が続いていますからね。

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