チカの味/オホーツク沿岸での釣果

枝幸港岸壁で釣ったチカ

2019年7月の 宗谷地方オホーツク海岸釣行 で釣った魚です。カンカイ(コマイ)が居なかったので仕方なく釣りましたが、侮れない魚であることを知りました。

なかなか旨いです、これは。地元では、小型は丸ごとを天麩羅にしたり、もう少し大きいものは開いてフライにするそうです。

今回は、釣り上げてすぐに首を折って〆、血抜きの後にヘッドレスにして冷蔵しました。


生で持ち帰るのは無理なので、翌日煮付けて、放冷後にビニール袋に入れて脱気し、冷蔵保存しました。

煮上がったばかりの暖かいものを食べたら、美味。骨離れが良く、尾を持って引き上げるとパラパラと剥がれて、骨だけ容易に外せました。


煮浸し (釣獲9日後)




持ち帰って食べたのは、釣り上げてから9日目でしたが、調理後の冷蔵保存だったので、変質はほぼゼロ。冷たいままでは煮こごりで固まっていて盛り付けできないので、電子レンジで温めが必用でした。

口に含むと、薄目の味付けの下から、魚の旨味が浮き上がってきます。白身の淡い旨みにもかかわらず、舌をくすぐります。良いですね、これ。しかも小形なので骨も難なくコリコリと噛み砕けます。惣菜魚としては十分です。


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