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2017年6月~北海道車中泊の旅の終わり

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初めての本格的な車中泊による北海道への旅が、今日で終わりになりました。 中部山岳は高瀬渓谷の山中で目覚めたのが04:22、やはり周囲に車は無し。静かで快適でした。心なしか、時刻と明るさが北海道とは違うように感じました。地球の緯度の差が出ているのですね、きっと。 松本~塩尻の混雑を避けるために早朝の通過を企図したので、顔も洗わずに、パンをかじりながらの最終行程が始まりました。木曽を経由しても伊那を経由しても、浜名湖湖岸の我が家までの所要時間はほぼ同じですが、さてどちらにしようか。 愛知県北設地方が苦手の私は、天竜川沿いに南下すべく走りましたが、途中で二箇所の県道の通行止めに阻まれて、遠回りした後に北設を通る羽目になり、最悪の結果でした。3連休の中日の日曜日ということで、車の多さも・・。お互い様ですね。 名も知らぬ川の畔の大木の樹冠下で、旅の最後のラーメンを煮て食べ、心地よい風の流れ込むベッドでお昼寝。 目覚めてから、川原で少し遊んで、いよいよ最終行程。どんどん暑くなる中をやむなくエアコンを動かして走り、14時半に無事に帰着しました。安着万歳。笑顔で迎えてくれた妻が愛おしかった。

七倉山荘 in 長野県大町市

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評価 ☆☆☆/☆☆☆☆☆ 中部山岳の高瀬渓谷、これより奥には一般車両の乗り入れはできないというゲートの直ぐ手前にこの施設は在ります。 山荘という名からは山小屋をイメージしますが、私の目には洒落た小ホテルと見えました。お風呂も大きくは無く、10人入るにはちょっと、でしょうが、とても綺麗でした。 屋内の浴室からガラス越しに露天部分が見え、その向こうに渓谷をはさんだ対岸に聳え立つ山が見える景観自体は好もしいのですが、ビューの左右が浴室の幅分だけの眺望には、窮屈さを感じました。 泉質は単純泉でPHもほぼ中性と特徴のないお湯ですが、高温の源泉ゆえか、ごく少量しか流入されておらず、掛け流しとも見えず、満足感があまり無かったです。 登山者が山から下りてきて浸かるには極楽の湯なのだと思いますが、650円の入浴料金を払ってわざわざ入りに行く価値があるかどうか、私には断じられません。 私の独断的評価は☆3つでした。 個人的感想に基づく評価の基準  ☆     二度と行かない  ☆☆    困れば行くのかな  ☆☆☆   普通に行きます  ☆☆☆☆  行く機会があると良いな  ☆☆☆☆☆ 是非とも再訪したい

新日本海フェリー らべんだー大浴場 in 小樽港

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最上階6Fにある男女別浴場入口 評価 ☆☆☆☆/☆☆☆☆☆ 新しい船ですからお風呂も綺麗は当然なのですが、旧来の船のお風呂との大きな違いは、露天風呂があることです。外洋客船には有るのかもしれませんが、国内のフェリーでは露天風呂は初めてではないでしょうか。 残念ながら、今回は乗船客の多い日に乗ったので、乗船と同時に風呂へ直行したため、露天は使わせてもらえませんでした。出航前は見せてはならない物が陸から見えてしまうといけないので、ということです。露天スペースはあまり広くは無いので、混む時期はちょっと、になるかもしれません。 いま一つ、洗い場に仕切りのボードが付いたことです。 もともと揺れることが太平洋ほど頻繁ではないので、お湯の中で揺られることも無く、快適な入浴ができることが多いと思います。乗船客専用で無料は言うまでもありません。 私の独断的評価では☆4つでした。 個人的感想に基づく評価の基準  ☆     二度と行かない  ☆☆    困れば行くのかな  ☆☆☆   普通に行きます  ☆☆☆☆  行く機会があると良いな  ☆☆☆☆☆ 是非とも再訪したい 旅日記 目覚めたのは午前3時過ぎ、どうしてそんなに早く起きてしまうのでしょうか。自分に文句を言いつつ、静かな朝を迎えました。 昨日の内には決まっていなかったのですが、日が変わったら、規定事実のごとくに小樽を目指すことにしました。とりあえず今回の北海道はオシマイにしようと。 午前4時過ぎには、既に働いている農業者を横目に、2桁国道を避けて3桁国道と道々で思い出の地をも辿りつつ、走りました。 朱鞠内湖一周できず 幌加内の蕎麦畑 同じ北海道でも、こうも違うかと感じつつ、何とか小樽に到着。軽く30℃は超えているでしょう。暑くても寒くても起きる頭痛をなだめながら船に乗りました。 帰りは意地でも新造船に、ということで小樽~新潟航路を選んだのですが、明日からは繁忙期という前の日ですから、車両甲板も8割がた埋まっていました。やはり、今日の撤退は正しかったでしょう。現役さん達が休みに入ろうかという時期に、暇なリタイアがウロウロしていてはいけません。 明日、明後日の2日間かけて、自宅に帰ることになるかと思います。

猿払村公衆浴場さるふつ憩いの湯 in 宗谷郡猿払村

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写真はありません。 評価 ☆☆☆☆/☆☆☆☆☆ (追記で変更あり) 昨日に続いて入湯しました、13時オープンと同時に。2日連続3回目になりますが、いつも変わらず結構ですよ。何しろ300円。待ちかねて入った人も10人くらいは居ました。 釣りのために海で潮を浴びてくる私には、とてもありがたい施設です。感謝。 評価は変わらず☆4つでした。 旅日記 猿払の道の駅で目覚めたら、車が大揺れ。風速10mの威力はナカナカのものでした。走行湯沸しをセットしてそそくさと出発。釣り場について、食事して、さて釣りに。 急用ができたので、設備のある宗谷岬までひとっ走り。トイレに行くのにまでガソリンを使うのですから、減りが早いです。距離はあっても時間はさほどではないので、つい。 釣り場に戻って、魚を釣らずに石を拾い、海は終了。朝の出発点に戻って入湯しました。気がつけば何やら駐車場が異様に混んでいます。普通は昼間は空いているのですが。 あーっ、それでか。また八代亜紀(嫌いじゃないんですよ、若い頃はファンだった過去もあるんですから)。明後日から行われる観光の祭りに集まってきているのです。道内各地で行われる観光客相手の祭りの追っかけと、そこでのミーティングを目的の 車中泊  族  が居るのです。 混むのが大嫌いな上に、明日も10m/sの風。明後日から2日間は雨模様の予報。もう、出て行けと言われたも同然です。行くあてはなくとも、観光祭りの渦中になんぞ居られませんから、出発進行。 さて、困りました。内陸は暑いし、遠くへは行きたくないし。野菜不足がそろそろ効いてきそうだし、家では野菜が豊作なんだって。もう帰れ、ってことかな。 とりあえず天塩川に沿って南下すべく、初めての道を進むと、こんな風景。およそ観光客の目に触れることはない場所ですが、これぞ北海道。 音威子府村まで来て、今日はここまで。道の駅に行ってみたら、あまりの寂れように引けました。「公園」で検索して来たのがここです。 水道にピタリと横付け。トイレもすぐそこ。沿岸で吹き荒れていた風も、さすがにソヨソヨと絶妙な心地よさ。なんだか申し訳ないような快適さの中で、箱買いしたトマトを洗って冷蔵庫にしまったり、雑炊を煮たり、顔を洗ったり。 明日はいずこへ。ひょっとしたら、明日の晩は帰りのフ

釣りを車中泊でin北海道 1-17 ノーフィッシュ

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昨日のリベンジというわけではなく、淡々と行くだけ。たとえ釣れずとも行く価値が有る所です。まぁ、私の好みですが。 現地に着いたら、また先行者が2名さま。朝食を整え、食べたら、ちょっとしたアクシデントがあり、行って戻って、竿を出したのは09:40。南西の風だから後方からと思っていたら、真横から10mの風に吹かれて釣りになりません。 数投目にバイトが1回あっただけでこの日もノーフィッシュ。現地には2.5時間居ましたが、ほとんどは石拾いでオシマイ。 現地の先行者に教えていただいたのですが、「もう来てるんじゃないの。カラフトマスは数が少なくなっているから。去年も少なかったし、時期も遅くなっている。鮭と同じ時期に来ることなんて昔は無かった。鮭が来るようになればカラフトなんて誰も相手にしない」とのことでした。 なんだか、このままではサクラマスはおろかカラフトマスの顔すら見ずに帰ることになるのかもしれなくなってきました。お盆過ぎから始まるという鮭の前には帰る予定だし。んー。

釣りを車中泊でin北海道 1-16 ノーフィッシュ

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タッチの差で入った3人の先行者に遠慮してウロウロしていたら、完璧にアウトでした。ノーバイトでしたから言わずもがなの、ノーヒット。 あそこに入れればなぁー、という場所ではやはり先行者の竿が曲がっていました。広い北海道といえども、狙い魚種を絞れば、ポイントが限られるのも自明のこと。ただし、お持ち帰りは無かったようですから、外道だったようです。 それでも、ノーバイトよりはナンボカまし。 また明日。

北海道の温泉・銭湯 猿払村公衆浴場さるふつ憩いの湯 in 宗谷郡猿払村

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写真はありません。 評価 ☆☆☆☆/☆☆☆☆☆ ここは公衆浴場というにはきれいで安い(300円)ので好きです。無個性の単純泉ならお湯はこんなものですから。フロントの男性がチョット、というのを除けば・・。この日は10人ほどの若い屈強な男の集団が入湯中でしたので、そこそこの混み具合でした。 観察していたら分かりました。自衛隊さんでした。持っていたバッグが皆同じ迷彩色でした。ぽちゃ君やガリさんが居ないグループって、今時は珍しいですからね。浴槽に入る際の前の隠し方も決まりがあるのか、みな一様でした。 で、浴場の独断的評価は変わらずの☆4つでした。 追記  2019.07.21 2019年7月に再訪した際の経験を元に、上記記事を以下のとおり訂正します。 評価 ☆☆/☆☆☆☆☆ 300円だった料金が450円に値上げされたこと、及び入場締め切り時間と終了時間の時間差が大きすぎること、並びにそのことを説明できないホテルフロントマンの対応が悪いことをもって、評価を下げました。お風呂そのものに変化はありません。 旅日記 稚内の道の駅のはずれの、水溜りだらけのパーキングで目覚めたのは何時だったか。雨音を聞いたとたんに2度寝に突入しました。 予定が未定の朝はゆっくり起きて、食事している内に晴れてきたので、港を散歩していたら利礼航路の船が入港してきました。 利尻島にツアーの観光客をピストン輸送するようになったら、船は新しくなるし、船着場も立派なターミナルになりました。40年前には行ってみたいと思いましたが、今はもうあまり。 この後はしばらく猿払に居座ろうかと思い、食料を仕入れてから向かいました。途中で釣りをしていたら到着が遅れて、風呂から上がったら、20時になっていました。 食事して、さあ寝るかとシュラフに入ったのですが、強風で車が揺れて酔いそうな感じに怯えて場所を建物の影に移動しました。地形的に逃げ場が無いので困ったものです。 明日も明後日も10m級の風が吹くようですが・・。