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富山新港付近の釣り場-2017年秋

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海王埠頭  富山新港近隣の釣り場全てを紹介するという大それたものではなく、私が見て歩いた範囲で比較的安全に釣りのできる場所を記録にとどめておくものです。(2017年9月下旬現在) 富山新港の釣り場 東堤 先端付近外側-朝陽は綺麗でも危険なテトラ 先端付近内側-内側ならほぼ安全かな 富山新港ではもっとも重視される釣り場のようです。一応は立入禁止になっていますが、見た限りではテトラに乗らないで港内側の岸壁で釣りをするのであれば、常に大きな危険が有るとは見えませんでした。アオリイカえぎんぐを筆頭に青物狙いのジギング、そしてクロダイ狙いの釣師を見かけました。堤防付け根付近の駐車スペースが一杯になると路上駐車をする車が発生します。 海王埠頭 海王丸が係留されている北側の公園一帯は完全に釣り禁止ですが、南側のここは、普段は海上保安庁の巡視船が係留されているだけのようです。空いている部分で公然と釣りをしても、お咎めは無いようです。水深は7m位かと思います。小アジさびき釣り、クロダイ団子釣り、キス投げ釣り、アオリイカえぎんぐの人達を見かけました。埠頭東端と駐車場の距離は200mほどです。 開港記念碑緑地広場 緑地広場の東側が石畳のステージ状になっていて、向かう海が新港の奥への通路になっています。いわゆる駐車場はありませんが、道路末端から南にかけて、自然発生的な駐車スペースになっています。ここではカマス投げサビキ釣りとクロダイ前打ち釣りの釣り人を見かけました。 伏木万葉ふ頭緑地の釣り場 アオリイカの墨跡が点々と 緑地の海側がテラス状になっていて、ここは釣り禁止ではないようです。船の接岸はできないので、そもそもが釣り公園風になっています。緑地内の駐車場使用可能時間が8~17時で、それ以外の時間はゲート外側の駐車場を使えば、釣りすることに問題はありません。アオリイカえぎんぐが主体のようで、狙い不明のウキふかせ釣りの人も見かけました。 富山新港は大きな港だけに釣り場もアチコチに有ります。とはいえ昨今のことですから「立入禁止」「釣り禁止」の所がほとんどです。この禁止にも、全くの禁止から建前上は禁止デスまで、実際にはいろいろなレベルがあるようです。

キジハタ(アコウ)の味/敦賀新港での釣果

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関西では高級魚の誉れ高いアコウ。主に日本海で獲れる白身の魚ですが、関東ではデパ地下へでも行けば並んでいるのでしょうか。 敦賀新港で初めて釣ったキジハタを、自ら調理して食べてみました。 少し小さいですが、元の魚はこれです。 私なりの基本に忠実に、魚は、釣り上げた直後に頚椎を血管、神経と共にナイフを入れて切断し、血抜きが終わると同時にヘッドレスにして、ビニール袋に入れて真水氷に浸漬し、中まで冷えた後に+3~5℃位の冷蔵庫で保存・熟成した物です。 丸3日の時間を冷蔵庫内で熟成させた物で、ほぼ理想的な状態のはずですが、 短冊にした段階で、透き通ってしっかりとした身質を見て、これは薄作りだろうと思いました。でも丸3日熟成させているのだから、と少し厚めのそぎ切りにしてみました。 造ってみて高級魚というだけの品格は感じましたが、さて お味の方は。 脂はほぼゼロ、旨みはジンワリと、歯ごたえはコリコリと、臭みはゼロ。 これがアコウですかー。これを珍重するのは、やはり関西人でしょうね。 固さが出てしまいましたので、 もっと薄くそいでも良かったようです。そう、ヒラメに似ているようにも思いました。 ワサビ醤油で食べましたが、ポン酢も向いていたのかもしれないと思います。 突出する個性が無く、料理人の思うがままにできる素材として、キジハタが京料理で重用されるのも分かるような気がします。 私は生まれて10年は大阪で育ちましたが、後は関東圏で生きてきたので、正直のところ今日はこの味を本当には感じ取ることができていないと思います。 しかしながら、何度か食べていくと、この味の虜になるような予感はします。一緒に食べた妻は、この味はフレンチの加熱調理にも向くかも、という意見でした。私はそれにも頷きました。

敦賀新港の朝まづめはサゴシ狙い

敦賀新港に来たからには、サゴシの顔が見たいものです。昨日の夕方はサゴシを釣っている人を見かけなかったのですが、長い堤防ですから、どこかで釣れていたのかもしれません。 今朝は勇んで午前4時に堤防に到着しましたが、その場で見える限りは既に、お後2名様まで、という状態になっていました。こんなに混むんですか、ここは。朝の到着では間に合わず、前夜からの場所取りが必用なんですね。これでは車中泊が必須条件です。しかも10月になるともっと混むんだそうな。 支度をして開幕を待ちます。5時頃に隣の隣から、ヒュッという音が聞こえたので、私も投げ始めました。とりあえず28gのグローカラーの自作ジグで挑戦です。しばらくすると、隣の隣で1尾上がりました。いくらも間をおかず、もう1尾。サイズは小さめのようで、それほど大きくないクーラーにそのまま入りました。 私にも中層の下あたりでやっと1バイトありましたが、 グーッ スッ でおしまい。ミスバイトだったのでしょう。これっきり、今朝というチャンスは終わりました。ウーッ、言葉が出ません。まっ、仕方ないか。キャリアも遠投力も違うのだから。 どこかに行っていた隣の隣のお兄さんが戻ってきたので、教えを請いに行きました。釣り場状況とタナ、シャクリかた、アシストフック等々。この日2尾に終わったお兄さんも、釣れる時には10本以上は上げるということなので、この日は回った数自体も少なかったようです。ということにしておきましょう。 マアジ狙いは見える限りはほぼ玉砕だったようです。 その後はジグサビキで未練たらしく投げるも何も起こらず、午後から雨の予報が出ていたので、10時頃撤収。又来ます、必ず、多分。

敦賀温泉 in 福井県敦賀市

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評価 ☆☆☆/☆☆☆☆☆ 釣りを終えたら暗くなってしまっていました。事前にリサーチはしてあったものの、知らない街をGoogleの道案内でたどり着いたら、駐車場が見当たらず、店舗前に隙間を見つけて車を割り込ませてin。 入場しようとしたら、なにやら貼紙が。「本日入浴無料」 えっ、今日は26日だったっけ。そうなんですねぇー。福井県の浴場組合加盟店は毎月26日をフロの日ということで、無料にしているんです。 番台の御姉様に「お世話になります」と声をかけて、ありがたく入らせていただきました。無料の日なのに午後7時過ぎは3,4人が入れ替わり立ち代りと言う程度で、お客の少なさを感じましたが、私にはラッキーの一言でした。 特に特徴の無い銭湯でしたが、銭湯はコレで十分です。何かを求めるならスーパー銭湯か温泉施設に行けば良いのです。風呂に入って一日の汗を流して温まれれば十分です。 聞き忘れましたが、敦賀温泉という名前にある「温泉」は、たぶん温泉法規定の温泉ではないでしょう。店内にも温泉に関する掲示はありませんでした。 個人的感想に基づく評価の基準  ☆     二度と行かない  ☆☆    困れば行くのかな  ☆☆☆   普通に行きます  ☆☆☆☆  行く機会があると良いな  ☆☆☆☆☆ 是非とも再訪したい

敦賀新港でサゴシを狙うも

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サゴシが1年中釣れるという夢のような場所に行くのも、今回の初秋の調査釣行の重要目的でした。早朝に富山新港で河豚に馬鹿にされて決断した移動でしたが、それなりに遠いんですね、ここまでは。高速を使えば早いのでしょうが、リタイア爺は軽バンですから下道をトコトコ走って来たのです。 やっとこさ着いた頃には陽が傾き始めていました。 うわーっ。一杯おるがなぁー。魚が、ならええんやけど、人がなっ。場所あれへんでぇー。(この地は関西言葉?) 皆さん思い思いの釣りですが、場慣れした人たちはずらりと並んで、大あじタイムの開始待ちのようでした。そんなところに無理を言って、2組のご夫婦の間に入れていただきました。もちろん大鯵釣りの想定などしてきていないので、私はルアーでサゴシ狙いです。 夕まづめに入ると、大アジがつれ始めました。底近くを狙っている人には時に一荷で掛かっていましたが、中層狙いの人には来ず、棚の違いが如実に出ていました。 私には何の変化も起きず、あわてて間違えて用意してしまった遠投磯竿にナイロンラインという如何にもど素人というタックルで、スプーンを投げ続けます。さすがに着底後の一シャクリも、底を離れたのかどうかも分かりません。PEとNYの違いが良く分かりました。 転んでもタダでは起きない元関西人ですから、失敗しても何かを得ようとします。 そうこうする内に、底付近でなにやら重みを感じました。ナイロンラインでは、ガツンでもなければゴンッでもなく、ンーーッ、そんな感じになるんですね。いやはや。 上げてみたら、なんとキジハタでした。上等ですね。 初めて釣ったアコウです。これも日本海名物ですから釣ってみたかった魚です。期せずしてありつけた幸運に感謝。大きさには今一つの不満足がありますが、贅沢は敵です。ありがたく頂戴します。いつものように〆てからクーラーへ。 風が出てきて横に糸ふけが出始めたら、隣とオマツリが始まりました。こちらは注意してまっ真正面に投げているのですが、隣の奥様のラインがふけたまま漂って沈んでいるので、どうしようもなく跨いでしまうのです。 無理を言って入れてもらっている弱い立場なので、何も言えず、先に納竿することにしました。1尾釣れたので、欲はかかない。明日が有ります。

富山新港東堤で青物を狙う

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広大な富山新港でも一級と言われる釣り場が通称 東堤 です。ここを見ずして、富山へ行ってきたとは言えないようなので、とりあえず行きました。もちろんのこと、あわよくば釣果にありつきたいとの思いをコッソリと胸に秘め。 先端付近まで歩いても、さほど苦痛を感じる距離ではありません。これが苦痛に思うようになったら、あとは釣堀ですか。考えたくもないですが、いずれは・・。朝から自分でテンション下げてちゃしょうがないですね。 先端手前の内側に釣り座を構え、と言っても、ルアーのときは装備はすべて身に付けているので、そこに立っただけのこと。さて何をどうするか、現場にたって考えます。すぐ手前のお兄ちゃんが、ちょうど今しがたコズクラの小さ目を浮きを投げるサビキ釣りで上げていました。 初めての場所ゆえ根掛かりも気になるので、ここは釣果よりもロストが痛くない28gのジグにナイロンハリス3号のシングルフック2本針という、とてもオリジナリティー一杯のローコスト道具で臨みます。地球に取られても針だけですから、蚊に刺されたレベルの痛みです。 投げてみるとかなりの水深でした。カウントダウンで20だったか30だったか。きわめていいかげんな私です。とりあえず着底してもほとんど引っかかる感じがないので、大丈夫そう。 投げては巻きを繰り返します。只ひたすら。真面目に投げ続けて、少々膝に違和感が出始めた頃でした。投げたらウ○コ座りしてシャクルという省エネスタイルに移行してすぐに、なにやら重いような。 海老になっている抵抗感でもないから、ゴミか。そう思って巻いてくると、見えてきました白いボールが。 シロサバフグ スレ掛かりで上がったのはフグ。けれども過去に私が掛けたことのあるフグとは違ったので、よおーく見ると、シロサバフグ。全身無毒の素人が食用できる物です。それなりに美味しく食べられます。でも1尾じゃねぇ。 隣のお兄ちゃんに因果を含めて、河豚を進呈(押し付け)し、くたびれてきたので移動を決定。 引き上げる人と参入する人が行き交う堤防を歩きながら眺めると、目撃した釣り人は、大まかに言って、アオリ狙いのエギングが5/10、クロダイ狙いが3/10、その他2/10、という感じでした。釣果の方は僅か、だったように見えました。

富山新港で泳がせ(のませ)釣りの再現性を確認

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エサ釣りは今や爺の釣りと化しつつあるのかもしれませんが、若人のルアーフィッシングよりも数倍、バラエティーに富んでいるように思います。対象魚種と釣法の掛けあわせで、かなりの専門性が存在します。クロダイなどは典型的ですが、釣法がはたしてどれくらいあるのか、私は知りません。 私が今日もここで展開した泳がせ釣り、のませ釣り、というのは、釣法ありきであって、対象魚の限定は、餌と針の大きさによる制約だけです。何でも来い、ただし口の大きなフィッシュイーター(魚食魚)だけよ。つまり美味なる大物ならOKという、どちらかというとルアー釣りと方向性の重なる釣り方です。 消防隊員が目の前で潜水訓練 能書きはさておき、3日前の再現ができるか否か。これは大事なことで、若干の潮回りの違いはあるものの、同時期同条件といっても差し支えない程度の日に、また同等以上の釣果が上がれば、この場所でこの時期にこの釣り方で狙えば、同等の結果が得られる可能性が有るということになります。もちろん統計学的には、あまりに少ないデータですから、有意とは認められないでしょうが、自分が再チャレンジする動機に作用する蓋然性としては私にとっては重要なことです。 以上のとおり能書きの上塗りをして、本日はおしまい。 あっ、一応記しておくと、釣果無し、それ以前にアタリ無し。つまり再現性は全く無かったと。 再現性の確認なので、朝の8時半から日没後の18時半まで12時間、12時間ですよ。 フグにも時合があるのか周期的な攻撃を受けましたが、狙いの青物の到来はありませんでした。 夕方になって地元の釣り人が隣に来て、私と同様の狙いで釣りを始めました。サビキで小あじを釣り、その小あじをサビキ針に外れないように掛け直して投入。置き竿の周囲にアミコマセを大量に投入して、なおも小あじを寄せるのです。まるで養殖魚に餌をやっているような状態で、まさにナブラです。 フーン。たしかにこれにも一理あるなー、と感心しました。大きな小あじの群れは発見されやすく、フィッシュイーターが寄って来る可能性が高くなる。来れば群れの小あじはどこかに避難し、残された活き餌の小あじに食らいつく、という算段でしょう。なーるほど。 ただし、私が見ていた2時間(夕まづめ)ほどの間にはナニゴトモ起きませんでした。短時間勝負ならこんなやり方もアリか、