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利尻富士温泉 in 北海道利尻郡利尻富士町

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評価 ☆☆☆/☆☆☆☆☆ 利尻島内には公衆浴場が3施設ありますが、北部の鴛泊地区にあるのが、この「利尻富士温泉」です。利尻富士町温泉保養施設という名を見ると、公設民営かと想像します。 利用実態は、地域住民(+観光客)向け温泉でしょう。サウナに露天風呂も有っての一般500円の入湯料金が高いとは言えませんが、町民の高齢者(70歳以上)が半額なのに、町外者(私)は正規の500円というのが、ちょっと、、? です。 建物全体に休憩スペースなどの余裕があり、床暖房の効いた立派な施設は、職員も少なくないので、かなりの経費が掛かっていると思われます。ただし、民間施設ではないので、歓迎色はほとんど感じられません。 温泉の質はナトリウムー塩化物・炭酸水素塩温泉とのことですが、見た目の薄黄色という以外の香りや味に大きな特徴は感じられません。 温泉とは言うものの、加温、循環ろ過、塩素殺菌ですから、多くを期待するのは無理です。 島一番の街にある施設なので、訪れる人が絶え間なくありますから、観光客が入っても疎外感や違和感は少ない反面、満足度もそれなりのように思います。 フェリーターミナルから片道1.6kmを徒歩圏内と思えるかどうかは、、微妙でしょう。利尻富士から下ってきて立ち寄ってFTに下る、というのが最も有効な利用形態と思われます。 個人的感想に基づく評価の基準  ☆     二度と行かない  ☆☆    困れば行くのかな  ☆☆☆   普通に行きます  ☆☆☆☆  行く機会があると良いな  ☆☆☆☆☆ 是非とも再訪したい

クロソイの味/北海道鬼脇港での釣果

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ソイというと寒海の魚というイメージがあるように思いますが、分布域は広く、沖縄を除くほぼ全国と言われています。 釣りの世界ではロックフィッシュと称される、いわゆる根魚のカテゴリーの有名どころです。 根魚という名の通り、岩礁帯に居付く魚ですから、釣り人の多い海岸では釣り尽くされ易い魚で、大型魚は船からの釣りになるのが通例です。 今回のクロソイは利尻島で釣ったもので、さすがに最果ての離島まで来るとこのサイズが堤防の穴釣りで釣れます。 ただ、ロックフィッシュに共通することとして歩留まりが悪く、頭でっかちゆえに可食部は少なめですから、料理する者としてはこの程度のサイズは欲しいところです。 白身の筋肉質ですが、ソイの仲間の中では解硬(鮮度低下)が早いと言われていますので、硬いのは新鮮の証ともいえます。 今回の魚は、釣獲後の経過時間としては、少し早めかと思います。 刺身   平造り   (釣獲1.5日後) 旅先ゆえにお皿の用意も無く、バットに盛った刺身は、なんだか科学実験材料のようです。まっ、味には影響はないはずですから。 口元まで運んでも磯魚のような特別の匂いはなく、抵抗なく口に入りました。舌の上で転がすと、ほのかな甘みが拡がります。 噛締めると、歯ごたえ十分な中から、旨味がにじみだします。悪くないお味です。 続いて、わさび醤油をまとわせて試すと、やはり格段に味が上がりました。いつもながら、旨味の相乗効果に感心します。 理想に近い処理をした魚なので、もう1、2日冷蔵で熟成させた方が旨味が上がるのかもしれません。 酒蒸し   (釣獲1.5日後) 皮付きの身に切れ目を入れて、酒をふりかけて振り塩をパラパラ。少しなじませたら、電子レンジでチン。旅先なので、酒蒸し もどき です。 まずはそのまま口に運びます。特別の香りは無く、熱々の身から美味しいジュースが溢れます。アッサリの中に上品な旨味があり、なかなか佳いですね。 次にポン酢を垂らしていただきます。んー、これは旨いです。立派なお味を体験して、"北海道の鯛"と呼ばれることに納得がいきました。 2023年 礼文島 編 2023年に再訪した北海道、この時は礼文島でした。この島で  穴釣り  で釣ったクロソイの味を紹介します。 潮汁   (釣獲当日) 脂の浮いたクロソイ潮汁  潮汁でいただける魚は、多くはありません。さば

静かな車泊地/北海道利尻郡利尻富士町

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沼浦キャンプ場 駐車場    利尻島内には全部で5か所のキャンプ場がありますが、ここが唯一の、無料キャンプ場です。この車泊地は、その駐車場です。 利尻富士を望むビューポイントである沼浦展望台の入り口に位置し、島を周回する道々108号線の沿線にありますが、そもそも交通量が少ないので、日中でも静かです。 キャンプ場の施設は、トイレ( 汲取り )と屋根付きの水場だけです。必要最少限の設備ですが、特筆すべきは、 ごみ処分 です。 一般ごみ、缶、瓶、ペットボトル、等の分別をすれば、指定袋でなくても捨てることが可能です。 道路沿いへのゴミ投棄を防ぐには、モラル頼みでないこのような受け入れが、観光誘客には必須だと思います。でも現実にはそのような自治体は道内でも極めて希少ですから、ありがたさが身にしみます。 長期滞在した私は、お礼の気持ちも込めて、タワシと洗剤でステンレスシンクと周辺木部を何度か磨きました。他では経験がありません。 海の向こうの 稚内 のように、キャンプ場で炊事場があるのに「生ごみは持ち帰れ」は理屈が合いません。 なお、ここの駐車場は、収容台数が、小型車が9台と大型車が2台と少ないので、繁忙期は溢れるのかもしれません。 大型車スペースには、定期観光バスが駐車することもある ので、 要注意!! コンビニ(セイコーマート鬼脇店 6~23時)まで1.8km、浴場( 北のしーま 15~20時)まで2.2kmと、利便性にも優れます。 この記事で紹介しているP泊地は、私的な判断で載せていますので、ここで公開するについての責任は一切負いません。閲覧者の自己責任で、情報としてご利用ください。 私の好みは、人が居ないか少ない場所で、集団で騒ぐ無神経な人間が泊まる可能性が少なそうな、マイナーで静かなな場所です。 主に公園や公共施設の駐車場や公有地で好適な場所を選ぶように心がけています。そのような場所は国費が投入されて設置されている場合がほとんどですから、国民の財産でもあります。したがって、明確に車中泊が禁止されておらず、迷惑を掛けずに使用する限りにおいては、使用を妨げられるいわれは無いものと考えます。ただし、一般の駐車スペースはキャンプ場ではないので、1台分の駐車スペースを越えて車外でキャンプ行為をするのは目的外使用にあたるため、使用は控えるべきだと思います。

北のしーま in 北海道利尻郡利尻富士町

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2022.09.01 撮影 評価 ☆☆☆/☆☆☆☆☆ 利尻島内には公衆浴場が3施設ありますが、南東部の鬼脇地区にあるのが、この「北のしーま」です。総合交流促進施設という名を見ると、公設民営かと想像します。 いわゆる保養施設的なスーパー銭湯ではなく、地元向け銭湯と思えば、当たらずとも遠からずです。 週に一度は温泉を運んできているようで、そうなると循環、殺菌で・・・、温泉のお湯を期待するのは野暮というものです。 普通の沸かし湯で料金が低廉の方が、個人的には好ましいです。長期滞在予定だったので、毎日出る500円を下げるべく、5000円/11枚の回数券を買いました。 そうか、この入湯料金も、そもそも島値段なんですね。 2022.09.01  撮影 全体に清潔感があり、脱衣室は清潔、浴場もサウナ付きで、それなりに好感度は高いです。利用者は  利尻富士温泉 と比べると格段に少ないです。   2022.09.08 撮影 2022.09.08 撮影 たまたまなのかどうか、地元常連さんが、黙浴なんて無視してダラダラダラと普通にしゃべっている中身が「あの民宿はタバコを吸わせないから、落ち着かなくてダメだ。」!? 雰囲気は、利用者が作るものでもあります。離島ゆえの文化の違いは当然と心得てはいますが、内と外との区別がつかない御仁は、どこにでも居るんですねぇー、と思いつつ・・。 何度か通う内に、「アンタ学校の先生 (島外から赴任) ?」と声を掛けられました。知らない顔が気になったようです。まっ、こういうのが苦手な人には向かないかもしれません。でも、これが裸の付き合い、かな。 個人的感想に基づく評価の基準  ☆     二度と行かない  ☆☆    困れば行くのかな  ☆☆☆   普通に行きます  ☆☆☆☆  行く機会があると良いな  ☆☆☆☆☆ 是非とも再訪したい

静かな車泊地/北海道稚内市

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稚内森林公園キャンプ場 駐車場 海沿いに開けた稚内市内には、JR稚内駅の北に 道の駅 があります。短時間の滞在ならそこが便利ですが、残念ながら、ゆっくり落ち着ける雰囲気ではありません。 このキャンプ場自体が、稚内市街と稚内港を見下ろす、行き止まりの森林内にあるので、たいへん静かです。 街から上がって行く道が急勾配で狭いことを除けば、特段の不具合はありません。キャンプ場の必要十分な設備は、車中泊の者に対しても利用制限はありません。 ゴミは生ごみ以外は、分別すれば指定袋の必要もありません。無料の施設としては利用価値が高いと思います。(市外の者のゴミを受け入れている場所は、稚内市内にはここ以外にはありません。) 市街地内にも 公園 の駐車場がありますが、車泊地としてはキャンプ場にはかないません。 この記事で紹介しているP泊地は、私的な判断で載せていますので、ここで公開するについての責任は一切負いません。閲覧者の自己責任で、情報としてご利用ください。 私の好みは、人が居ないか少ない場所で、集団で騒ぐ無神経な人間が泊まる可能性が少なそうな、マイナーで静かなな場所です。 主に公園や公共施設の駐車場や公有地で好適な場所を選ぶように心がけています。そのような場所は国費が投入されて設置されている場合がほとんどですから、国民の財産でもあります。したがって、明確に車中泊が禁止されておらず、迷惑を掛けずに使用する限りにおいては、使用を妨げられるいわれは無いものと考えます。ただし、一般の駐車スペースはキャンプ場ではないので、1台分の駐車スペースを越えて車外でキャンプ行為をするのは目的外使用にあたるため、使用は控えるべきだと思います。

静かな車泊地/北海道斜里郡斜里町

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2022.08.20 11:41撮影 みどり工房 しゃり 駐車場 キャンプ場を含む複合施設 みどり工房しゃり は、網走と根室を根北峠越で結ぶ国道244号線沿線にあります。その無料駐車場が解放されていて、車中泊の利用ができます。ただし、フリーなのか黙認なのかは未確認です。 公衆トイレの利用に制約は無いはずですが、炊事場はキャンプ施設なので使用不可、水飲み場は使用可。案内図にある位置からは、そのように読み取れます。 斜里の街からも遠くなく、スーパーや 斜里温泉 湯元館   斜里グリーン温泉 へも車で5分前後で行けるので、利便性は良いです。10分余走れば、 越川温泉 へも行けます。 ここは長期滞在者も少なくないので、居心地が良いのでしょう。私は訳ありでしたが、とがめられることもなく快適に、8月14日から8連泊しました。 ちなみに、斜里の街中にある道の駅は、駐車場が狭いのでお勧めできません。 この記事で紹介しているP泊地は、私的な判断で載せていますので、ここで公開するについての責任は一切負いません。閲覧者の自己責任で、情報としてご利用ください。 私の好みは、人が居ないか少ない場所で、集団で騒ぐ無神経な人間が泊まる可能性が少なそうな、マイナーで静かなな場所です。 主に公園や公共施設の駐車場や公有地で好適な場所を選ぶように心がけています。そのような場所は国費が投入されて設置されている場合がほとんどですから、国民の財産でもあります。したがって、明確に車中泊が禁止されておらず、迷惑を掛けずに使用する限りにおいては、使用を妨げられるいわれは無いものと考えます。ただし、一般の駐車スペースはキャンプ場ではないので、1台分の駐車スペースを越えて車外でキャンプ行為をするのは目的外使用にあたるため、使用は控えるべきだと思います。

斜里温泉 湯元館 in 北海道斜里郡斜里町

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評価 ☆☆☆☆/☆☆☆☆☆ 400円の入浴料金(ソープ類アリ)で掛け流しのモール温泉に入れるのは、大いに結構です。旅館併営で、浴場部分はリフォームされているようです。ここには、選べる二つのお風呂があります。円形の岩風呂タイプの第一浴場が湯温は低めで、41℃程度。 浴槽は大きいのですが、洗い場は二人分しかありません ?? お湯には、フミン質の浮遊成分が漂っていて、これが美容に良いんだそうな。 第二浴場は鉄平石?貼りの内湯風で熱目と表示されていて、43℃位に感じました。 刺激が少なく、柔らかなモール温泉、という意味では  斜里グリーン温泉 と大きな違いはありませんが、こちらの方がぬるめで静かでゆっくりできます。 無人受付システムのアイディアがユニークですが、検温や人的チェックをせずに受け入れるって如何なものでしょうか、この時世に。まぁ、無人の野湯もあるのですから、、良いんでしょうね。 北海道は、広いだけにイロイロあります。 斜里中心市街地から2kmほど離れるので、徒歩利用には向かないのが残念です。 個人的感想に基づく評価の基準  ☆     二度と行かない  ☆☆    困れば行くのかな  ☆☆☆   普通に行きます  ☆☆☆☆  行く機会があると良いな  ☆☆☆☆☆ 是非とも再訪したい