投稿

8月, 2017の投稿を表示しています

車中泊車両の流水手洗い設備-置くだけ:車外使用

イメージ
軽自動車の自作キャンピングカーにも上水設備は欲しいのは当然です。ただし、軽自動車の車室内は狭いので車外専用のシンク無しが無難です。既成のキャンピングカーで後付は難しいのでしょうが、自作キャンパーなら容易です。 材料 水タンク 20L                        733円  近くのホームセンター サイホンポンプ(市販の灯油用)  108円  100円ショップ ハス口 (除草剤散布用)                  198円  遠くのホームセンター ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 合計              1039円 なによりもコスパ最高です。この費用で洗い物が楽にできるのですから。 タンク容量は大きいほど便利と思いがちですが、20Lを超えると運搬の際には大変ですし、タンク価格のコスパは20Lの物が断然お得です。設置スペースや使用者の体力も考えて選ぶと良いでしょう。 このセットの初期状態(ハス口無し)で、満タンの20Lを使い切る時間は 3分20秒 です。 ハス口を付ける際には穴数が多すぎるので、今回はビニールテープを貼って一部をふさぎました。その結果の使用時間は 29分44秒 になりました。 流量と使用時間は相反関係なので、目的に合わせてこのような調整が必要です。それにしても、およそ30分も使えるとかなり便利です。 私の場合はタンクに水道水を充填しておいて、釣具を洗う、魚を洗う、手や顔を洗う等に使用するために設置しました。車中泊で遠征の釣りをする場合には日帰りではないために、持ち帰って美味しく、かつ安全に食べるには、鮮度維持と腐敗防止が欠かせません。そのためには、低温環境と真水が使えることが重要です。 この設備を、高い位置でも水の出せる普通のシャワーに変更したければ、2000円位で12V仕様のシャワー+ポンプセットが買えますから、簡単にアップグレードが可能です。 注意すべきこと  ・・ 排水垂れ流しは、場所によっては許されない行為になりますから、使用場所はしっかり選びましょう。 この上水設備を設置する以前は、こんな物を使っていました。これはこれで便利に使いましたが、いかんせん2Lは少ないです。それでも旅の目的・用途次第ですから、これで間に合うなら超安上がり

タチウオのショアジギング用ルアーの自作-1

イメージ
タチウオの釣りは基本が夜釣りですから、ルアーも昼用の物とは違って良いはずです。 というか、違ってしかるべきでしょう。何が違うかと考えれば、言うまでもなく 視認性 です。 夜間の視認性を上げるなら、暗い海中で反射で光るのではあまり意味が無いので、自ら発光する機能が求められます。難しいことはありません、既に市販されている グロー (蓄光塗装)のアイデアを適用するだけです。 1. 材料の調達 ・・100円ショップ、ネットショップ、ヤフオク等で ・シンプルで安いスプーン(15~40g程度) ・水生白ペンキ、ネイル用のトップコート、粉末の蓄光顔料 2. 製作準備 ・・顔料入り蓄光塗料の製作 トップコート10mlに顔料3g程度を混ぜる。(使用毎に十分な攪拌が必須。) 3. 製作 ・スプーンを洗剤で洗って汚れを洗い落とす ← 塗料をはがれ難くする ・下塗りに白ペンキを塗る ← 発色が鮮やかになる ・白ペンキの上に顔料入り塗料を塗る  必要に応じて   ① クリアのトップコートを塗る ← 塗膜保護   ②  クリアの熱収縮チューブ(直径 13mm)をかぶせる ← 塗膜保護強化(泳ぎが変わる) 左列のゴールドが 68mm  25g  右列のシルバーが 64mm  18g 上段は初期状態で、中段は ① 、下段が ② の加工済みです。  右端は自作蓄光塗料 特に難しい工程はありません。塗装のデザインは自由自在ですから、お好みで。 自作の効用は、市販されていないので自作せざるを得ない、市販品は高価なので安価にするため、オリジナルの満足感を得るため、等いろいろの動機が考えられますが、私の場合には1番はコスパですが、それと共にオリジナリティーも重視します。 スプーンを使うこと自体、私の場合にはコスパとオリジナリティーです。スプーンは究極のルアースタイルだと思っています。使い方に難しさがありますが、これを体得すれば、ジグに近い飛距離が出せるので、ほとんどオールマイティーでしょう。 スプーンの特質は、安価で、耐久性が高く、汎用性も高い。 準備中のターゲットであるタチウオは何しろ歯が鋭く、柔なルアーではボロボロにされること必定ですから、金属板でできているスプーンの特質が生かせます。ラインを切られることも多い釣りですから

スプーン(ルアー)をショアで使うメソッド

イメージ
ライトショアジギングに使うルアーの一つにスプーンがあります。他のプラグやソフトルアーに比べると、使用者が少ないのはなぜなのか。何となくとっつきにくいからでしょうか。でも、汎用性の高いシンプルなルアーとして、もっと使われても良いと思うので、ここに初心者向けのスプーンへのアプローチを記します。 スプーン 初めの一歩 スプーンの動き(リトリーブスピードとの関係) スプーンの基本の動きは、ミディアム(中速)リトリーブで、前後から見た時の(ラインを中心点とする)下方半円状の往復運動です。これを前後以外の方向から見ると、ヒラヒラとした横の動きに見えるわけです。 これより早く引くファスト(高速)リトリーブでは半円より回転が大きくなって、ついには全周の回転運動になります。これはサーフトローリングの弓角の動きと同じです。 逆にスロー(低速)リトリーブになると、半円の動きが小さくなって、ついには左右の動きのない引きづられ状態になり、重いスプーンでは着底してボトムのズル引きになります。 リトリーブスピードとスプーンの動きには、秒速何メートルでという基準はありません。個々のスプーンの仕様で違うので、基本的には1種類ごとにそれぞれを目視で確認しながら覚えるしかありません。ただしスプーンに慣れてくれば、派生の応用と手に伝わる感覚で対処することも可能になります。 スプーンの選択 スプーンはどれも同じような形をしていて、お化粧(塗装)が違うだけのように見えます。でも良く見ると、重さが違うのはもちろんのこと、厚さも形も凸凹も皆違います。 使い続ければどうせお化粧ははげるので、とりあえずは基本のシルバーかゴールドを選ぶとして、形の選択が問題です。厚い物は表面積が小さいので空気抵抗が小さいことから、メタルジグのように良く飛びます。薄い物は飛びは今一つですが、水中でのヒラヒラとしたスプーン特有の動きが顕著です。 青物狙いでファストリトリーブするなら、遠投飛距離重視で30g以上の厚くて小さいスプーンが向きますが、フラットフィッシュ狙いでスローリトリーブするなら30g未満の薄くて大きいスプーンが向きます。 風や波次第では軽いスプーンではポイントに届かないこともありますが、ライトショアジギングでは18g~25g程度のスプーンが使いやすいでしょう。

逆流性食道炎をなおす // PPI薬の卒薬に成功

いわゆる逆食、胃食道逆流症(GERD)の中でも比較的軽症と言える非びらん性胃食道逆流症(NERD)と診断されて、およそ3年間にわたり服用してきたPPI薬が不要となった経験を元に、その一例を記します。 そもそも胃から食道への逆流が起きる原因は、加齢により噴門(胃の入口)の筋肉がゆるむことにあるというのが通説ですから、NERDは病気ではなく生理だと私は勝手に思っています。それでも逆流による不快な症状を改善するために、パリエット(ラベプラゾール)、タケプロン(オメプラゾール)、ネキシウム(エソメプラゾール)等のPPI薬とガスター(ファモチジン)を時に応じて服用してきました。 私が服用していたPPI薬は比較的安全と言われていますが、薬である以上、飲まないに越したことはない、というのも当然です。長期連用の副作用も指摘されていて服用期間の制限もある訳ですから、なるべく早くに卒薬できる方が良いと思っていました。 この逆食への対策は食事の質や姿勢、ストレス対策など色々言われていますが、医師も言うし、本を読んでも、ネットの情報でも、肥満の人の場合には肥満解消に尽きます。腹圧が低ければ逆流することができないのですから。 若い人にも逆食が増えていると聞きますが、若いうちは噴門の筋肉もゆるんでいないので、たとえ肥満気味でも逆流は起こりにくいでしょうが、高齢で肥満なら発症してもなんら不思議ではありません。 私の例ですが、   服薬(発症)中   身長=1.64m 体重=64.0kg BMI=23.80 (普通体重)   ダイエット後  身長=1.64m 体重=58.0kg BMI=21.56 (普通体重) 私の身長ではBMI指数が22の時に最も病気になり難いと言われていて、それが59kgなので、現在はほぼ理想の体重になっています。 体重を減らしてみて感じるのは、明らかに腹腔内脂肪が減ってお腹がペチャンコになったことです。これなら腹圧が下がったはずです。だからほとんど逆流が起きなくなりました。今でも食べ過ぎた時や、脂肪の多い食事の後には逆流が起きることがありますが、せいぜい胃散かガスターをその時だけ使う程度です。 減量、ダイエットしようと思ったきっかけは、1冊の本でした。先頃亡くなられた日野原重明Dr.が以前にお書きになったもので、私が読み取った要旨は「