カワハギの味/西伊豆・戸田湾での釣果


2019.09.20

旨い魚はいろいろありますが、このカワハギにも多くのファンが居ます。独特の風味というか、他にあまりない特徴ある旨みとテクスチャーが秀逸です。

冬場なら肝が大きくて旨いのですが、この時期は未だちょっと、ですね。でも身は十分に賞味できます。小型でも大型とあまり味に違いが出ずに楽しめるのも特質です。

釣り場で即〆し、血抜き後にヘッドレスにして冷蔵で持ち帰りました。帰ってから皮を剥いで、また冷蔵庫に。


煮付け (釣獲2日後)


旨みがしっかりあることを前提に、ちょっぴり濃い目の味付けにしました。

骨離れの良い、少し黄色味を帯びた身を一口運びます。んー、旨いですねー、カワハギ。少し前に食べた 子馬 とは天と地の違いです。

理屈はいらない旨さです。ちょっと好みが優先した激賞のような気もしますが・・。

土佐・足摺港での釣果

餌用の小魚釣りをしていたら、それらが釣れずに、小さなカワハギが2尾釣れました。活かしておいて、移動時に〆てヘッドレスにして冷蔵しました。車に 電気冷蔵庫 があると、誠に便利です。

実に6年ぶりにカワハギを食べるのですが、前回に先に煮付けたので、今回は酒蒸しです。

酒蒸し (釣獲4日後)

足摺港で釣った魚の酒蒸し

んー、旨いなぁ、カワハギ。こんな小さな魚体で、一人前に近い旨さを持っているなんて。ほんの少し感じる雑味は、アイゴからうつったのか、はたまた安い料理酒を使ったせいか、でしょう。

酒塩だけの味で満足した後に、"味ぽん"をかけて食べてみました。これは、だめっ。ポン酢系の物の中で初めて"味ぽん"を使ったのですが、「味がきつくて素材の味が死んでしまうよ」とまで言ってはいけないのかもしれませんが。

コメント