軽バンの運転席にロッドを収納する

軽バン車中泊の釣り竿置き場を増設


車内の狭い軽自動車でも元のまま、ごく普通に ロッドホルダー を使ってロッドを置くのなら、特殊な竿でなければ困らないはずです。

けれども車中泊仕様の軽バンで、作り付けの家具やカーテンを設置している私のような場合には、普通のロッドホルダーが使えずに悩みます。メインの置き場は バックドア内側上方 ですが、他にも分散させています。

従来ルアーロッドは、収納の制約からダイワのクロスビート 965TMFS(廃番)を主に使ってきました。その最大の理由はテレスコだからです。コンパクトで強く気に入っていますが、5本継ぎの振出のためにセットに時間がかかることと、ガイドが弱いことに難がありました。

小場所でササッとお気楽に釣り開始するには、やはり並継ぎの2ピースの方がベターです。これがリールからラインまでセットしたまま収納されていれば、1か所を継ぐだけですぐに釣り開始できます。

それを目指して新たに開拓した収納場所は、運転席の頭と収納棚との間のわずかな空間です。ただし、運転手の視界をさえぎると違法になりそうなので、視界に入らないことが条件になります。

収納 設置後

ここに置ければ、乗降の際に自分とともにロッド一式を積み降ろしできるので、他のドアの開閉すら無い、理想的な手軽さです。

収納位置に合わせたロッドの選択


先に場所ありきのロッドの選択は本末転倒のような気もしますが、これも仕方ありません、空間有限ですから。スズキエブリィDA17V だと、この場所に置ける長さ限界は約120㎝です。ロッドの呼び長さの7.6ftクラスがギリギリ置けそうです。

が、少し余裕を持たせると、その下の・・・スペックや価格を考えてたどり着いた結果は、OGK 海のルアー竿カーボン ULSC70ML 70ML というロッドでした。

"海のルアー竿"というあまりにもベタな名前に苦笑いしてしまいましたが、使えるのなら文句はありません。カーボン99%の109gは上等ですが、ガイドは大丈夫なのか、ちょっぴり心配です。

価格で最強の OGK ベーススティック602MLS BAST602MLS にもひかれましたが、グラス竿は重さで凝りているので、NG。それに安すぎてチョット怖い、です。

ロッドホルダーを自作


置き場所とロッドは決まったものの、どうホールドするのか。市販品でピッタリの物などあるはずが無いので、自作です。針金でS環のような物を作って掛けるのが理想的とも思いましたが、カタカタ、カチャカチャのような音の発生を嫌って、ゴムバンド吊り下げスタイルにしました。

左右同位置に設置

棚本体に2.5mm径の下穴を開け、ワッシャーに モビロンバンド を結び、2.5mmの トラスヘッドネジ で固定しました。強度的には、これで大丈夫そうです。ちゃちゃっとできました。

写真を忘れてしまいましたが、もう1つ工夫があります。前後のゆれ防止のために、リールの足の付け根付近に、棚側にクッション材(隙間テープ10mmを2枚重ね)を貼り付けました。ゴンゴン当たるのはダメですから。


さっそく明日は出発です。三陸海岸経由で、1000kmかなたの下北半島を目指します。恐山の温泉はインパクトがありそうです。釣りは・・出たとこ勝負です。

県をまたぐ移動は遠慮トカナントカ、そういう文句はもう聞きません。観客入れてオリパラやると決めておいて、いまさら何が自粛ですか。

念のために 自粛警察対策 も講じたので、トラブルは無いでしょう、多分・・・。

久しぶりの遠出です。

210㎝のルアー竿なんて振ったことがないのですが、お気楽釣りに何か掛かってくれますかね? 乞うご期待!!

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