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車中泊車両の床張り材料調整

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車中泊車両の床張り材料に使う杉の荒材が乾いてきたようなので、サンダー掛けしました。オービタルサンダーは35年前の道具です。定評あるマキタの製品でも、寄る年波にはあらがえず、ずいぶん前からスイッチの接触不良なのに無理やり使っています。本当に「ご臨終です。」の声がかかるまでともに頑張ろうな。それにしても昔の道具は重くてウルサイですね。人類の進歩を感じます。 杉の野地板は、山から伐り出して間もない丸太から製材したままなので、時期によっては絞ると水がしたたり出そうな程の水分を含んでいます。なので、買ってきてすぐにサンダーをかけようとしても、ビチョビチョで削れないこともあります。 今日はだいぶ乾いていたので、なんなく削れました。仕事はかなり荒っぽくて、#60の紙やすりでザーッとかけるだけです。そもそもが荒材ですから、とことんやったら板が薄くなってしまいますし、カンナでないと無理です。私は、手で触って引っ掛かりが無ければ良しとしています。木の風合いを活かす、ってことで。 サンダーがけ前が右、後が左です。遠目ではよく分からないですね。 サンダーがけ 前 サンダーがけ 後 自己満足のためにくたびれた半日でした。 いよいよ明日は床張りに取り掛かれるか。 その前に面倒な不陸修正があるので、張るまでには至らないと思っておきます。

エンゲル冷蔵庫 MT45F-D1 試験運転

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エンゲル冷凍冷蔵庫 車載用 MT45F の試運転をしました。 昨日昼間にはMax.<ダイヤル=5>の冷凍(-18℃)運転をしてみたのですが、連続でフル運転したせいか、上蓋の鉄板のビビリ音までして大騒ぎでしたが、夜間はMin.<ダイヤル=冷蔵>(+5℃)で運転したところ、時々動くコンプレッサーの運転音もさほどではなかったです。それでも家庭用冷凍冷蔵庫よりは音は大きいですね。 車中泊の車載となると狭い室内ではやはり運転音は気になるでしょうが、太陽光発電とともに使う前提で考えるなら、暑い昼間は余裕電力で冷やしておいて、涼しい夜間(睡眠時)は止める、というのが想定される使い方でしょうか。 ともかく、ペットボトルの水が凍りましたから、機能的には問題なし。 今回の試運転はAC電源で試した他に、 suaoki ポータブル電源 PS5B  のDC電源による接続運転テストも行いました。こちらも問題なくエンゲル冷蔵庫を動かしてくれましたから、両者そろって合格オメデトウ。 車両の方が未だ床張りすらできていないという状況で、なぜ先行して購入したかというと、冷蔵庫の寸法は分かっていたのですが、フタを開ける時の上部のクリアランスはどれくらい必要か、という数字が見つからなかったのです。 答えは、上フタを開けると最大高さが99cmになる、という事実を確認しました。 これを基に、車内レイアウトを考えます。 そうそう、冷蔵庫のハンドルは箱から出した後に自分で組み付けるのですが、この分の出っ張りは表示寸法には含まれないので、注意が必要です。運ぶにはハンドルは欲しいが、車内で邪魔になると、据えてから外すことになります。奥側はハンドルを付けた分の空間が通気上は必要ですからそのままにし、手前側は開け閉めのパッチン錠と干渉するのも不快なので、ハンドルは外すことになりそうです。ん、待てよ、タオル掛けに使うかな。

エンゲル冷蔵庫 MT45F-D1 到着

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車中泊用の エンゲル冷凍冷蔵庫 車載用 MT45F が届きました。 それにしても大きいです。外箱は一人で抱えるのは危険。箱込みだと30kgくらいはありそうです。でも、サガワ急便のおじさんは一人で抱えて運んでくれたそうです。見てのとおりインポート品のような箱で、日本語表示はほとんどなしです。ドメ人間にはチンプンカンプンです。 箱から出すだけでも一苦労でした。上へ抜き出せないので、仕方なく倒して引きずり出しました。んー、資材費用で1000円は掛かっていそうな立派な梱包でした。さすがは日本メーカー、ですが、製造地は Made in Thailand です。取説の日本語が普通の日本語だとホッとしますね。 さて、軽キャンパーにこれはやはり大きい(過ぎる)かな。ただ、私はあまり外食に頼らず、出来る限り自炊をしたいので、この大きさを選びました。釣りに生餌は使わないつもりですが、釣れた魚を入れる可能性はゼロではありません、と控えめに記しておきましょう。 廊下で試運転をしましたが、音も大きいです。コンプレッサーを動かすので、当然のことですが、寝るときにはOFFにしないと辛いでしょうね。耳栓をしても、低いうなりは多分伝わってしまうのだろうと思います。 毎日コンビニでクーラー用に氷を買う手間と金額を考えると、さて費用対効果は如何に。いまさら計算しても仕方ないので、よしましょう。 この冷蔵庫の重量だけでも24kg、太陽光パネルが14kgくらい、キャリアが7kg、ベッドが台枠込で20kg強、電源が6kg弱。大物だけで約71kgになりますから、自分を除いた積載物で100kg近くなってしまいそうです。 燃費の心配よりも、それだけ積むのならタイヤ空転の心配も無用で、4WDにする必要がなかったのかとも思うほどの積載物ですね。でも軽バンの小径タイヤでは、ちょっとした悪条件ですぐにスリップするリスクを考えると、4輪駆動はやはり保険でしょうか。

車中泊車両の床張り準備

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車中泊車両の床に杉板を使うことにし、新車の初荷で運んであったのですが、昨日は雨。 今朝から乾燥のために庭に広げました。プーンと杉の良い香りが辺りにただよいます。合板を使えば仕事は楽だし、安いのは分かってはいても、ちょっとばかりの贅沢です。 ときどき天地、表裏を返し均一に乾燥するように気遣いますが、そもそも木表と木裏があるのですから、反りを完全に抑えることはできません。乾いたらサンダーをかけて、反りや節を見ながら張ることにします。天気も気がかりですが、あせらずに干します。車中泊車両は広い空間ではないので、床を張った後に木の水分で車内結露なんてことになると、本末転倒ですからね。 いくつになっても知らないことが多くて恥じ入りますが、この野地板?は買って帰る時にエブリィの荷室に積んだら、まっすぐ納まらなかったのです。え゛っ、この荷室は182cmもないのか!!。 冷汗をかきながら帰って測ってみると、この板はなんと200cmだったのです。18cm巾の10枚で180cm×180cm(一坪)が規格と思い込んでいたのですが、L=200cmなんてのもあるんですねー。でも200cm×180cmってどう使うんでしょうか。たしかにメーターモジュールなら2.0mないと使えませんが、そのケースでは杉の荒材をどこに使うんでしょうかね。

車中泊車両EVERYvanの製作-1

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DIYで車中泊車両を作るという身の程知らずな計画を立て、車が来たものの、はてさて本当にできるだろうか。一抹の不安と共に、まずは車を眺めます。 広いような狭いような、畳2枚分に満たない面積ですから広いわけは無いのですが・・。 ぱっと見分からないのですが、シートの上から触ってみるとなにやら凸凹があるようです。さて床材をどのように張ろうか。この上に張るとして、、部分的なクッション性が災いしそうな気がします。 恐る恐るシートをめくって、全て剥がしてみました。 こんなにリブというか色々なデコボコがあるんですね。こりゃー厄介だわ。 たとえ一枚物でもこの床にこのまま板を敷いたのでは、ガタついて使えそうもありません。 建築なら束立てになるのかもしれませんが、頭上空間を狭くしたくないので、スペーサーを使う前提の転ばし根太に板張りをすることにします。それにしても高さの不均一な凸凹にはゲンナリします。 根太の施工を考えつつ、昨日発覚した問題も合わせて考えます。 それというのは、ベッド台枠の修正です。大きくて納まらないことが、実車を見て分かったのです。やはりカタログ値は無理矢理の最大寸法だったのです。 そんなこともあろうかと、接着はほとんどしていないので、材料の流用はほとんどが可能ですが、設計変更も必要になります。ベッドの荷重が床のどこにかかるのか、これも同時進行で考えるので、あっという間に今日という日が終わりました。 ちなみに、空間の有効利用のために、考察中に後部座席の撤去に傾きかけましたが、やはりそれは却下。ベッドやら収納家具などの大荷物を運んでいる(という考え方)最中に、整備不良車扱いされて走行停止されたらギブアップになってしまいますので。 今までほとんど検挙されてこなかったのも事実なんでしょうが、地方地域によっては車中泊車両を好もしからざる目で見られ始めているようにも思うので、贅沢より安全を選択します。でも、座席撤去の誘惑は大きいですね。 今一つの問題は、床を張ってしまうとバッテリーのメンテナンスができなくなることです。2つのノブボルトで固定されているフタが開けられないと、バッテリーあがり等の有事に大変なことになります。バッテリーの上にベッドを置くことになるので、容易でないことを承知しつつ、床張りの際に最善を尽くします。

車中泊用車両 HBD-DA17V 納車

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車中泊用ベース車両のスズキエブリィバン HBD-DA17V が夕刻に納車されました。 車無しの2週間で、いろいろと用事が溜まっていたので、さっそく使いました。なので、まだ詳しく見ていません。走りには問題なさそうです。当たり前ですね。 入れ替え前の10年以上も前の基本設計であるハイゼットカーゴ(デッキバン)と比べると車内が広く、静かで、装備的にも悪くないようです。PCリミテッドだから、もありますが。 超地味なシルバーを選びましたが、乗るのが爺ですし、目立ちたくないのですから、これで良いでしょう。それにしても、やはり質実剛健な仕事車ですなぁー。 明日から内部を仔細に見て内装の設計に取り掛かります。 まずはベッドを据えて、大物(冷蔵庫と電源装置)を置き、残りの空間のレイアウトを検討します。いずれにしても狭い空間ですから、かなり知恵を絞らねば快適に近づくことはできないでしょう。 1ヶ月弱で完成させ、5月末には試験使用してから修正し、6月中旬には北に向けて旅立ちたいと思っています。板材の乾燥時間も必要なので、ちょっと無理矢理な気もしますが、まぁやってみましょう。きっと、案ずるより産むが難し、でしょう。

車中泊車両の床材料を考える

車中泊車両の床材料は狭い車室内なので面積は狭いものの、だからこそ居住性にとって重要なファクターのようにも思えます。さて、表面を何にし下地を何にするか、それとも単一材料とするか。夏の暑さはともかく、寒い時期のヒンヤリ感だけは勘弁です。 何となくの思いつきで言うなら、下地無しの杉板のみ。どうしても寒々しかったら、寒い時期はその上にカーペットを敷き込む。こんなんでどうでしょうね。吸湿・放湿の点でも温かみの点でも、掃除のし易さの点でも良いように思います。多少の凸凹はできそうですが。 そう、以前付き合いのあった設計士が うづくりの杉板 をフローリングに使っていました。うづくりでなくても杉板はフローリングに使われますが、私は汚れ(無塗装の場合)と傷つきを考えると住宅にはいかがかと思います。 今回は軽バンの床ですからラフにいってみます。杉の野地板に決定。 いいのかな。ヨイヨイ。車が来次第、初荷にしよう。 床材のことを考える前に本来なら車室全体の断熱・気密性能を考えるべきところですが、私はこれについてはあきらめに近い気分でいます。なにしろ鉄板とガラスでできた箱ですから、外断熱する以外に有効な方法は無いのだと思います。対策の可能な部分に断熱材を貼ったり入れたりしてみても、ヒートブリッジだらけで、大きな効果が期待できるとは思えません。 ヒートブリッジは家の断熱ではビス1本にまで気を遣います。私の家は断熱・気密性能では国内トップクラスの物なので、その断熱のために多くの資材とスペース(壁厚)が使われているのを目の当たりにしています。なので、車ねぇー、無理でしょ。そうなってしまいます。 どうしてもと高価なFFヒーターを付けるくらいなら、そのお金でホテルに泊まった方がコスパは良いように思います。寒さ暑さは衣類・寝具などで調整するのを基本とします。どうにも我慢できないなら、家に逃げ帰れば良いのですから。