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夏の過ごし方/前期高齢者 2018年版・・私的

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2018年の夏は東海地方の梅雨明けが7月9日と随分早かったのです。それに加えて本州東海上から張り出した高気圧に加えてチベット高気圧が・・・、と色々な事情が重なったようですが、その説明は深みに嵌ると物理学に誘導されそうなので、きっぱり拒否して現実に立ち戻ります。 とにかく暑い、では無く熱い夏。今日は5年ぶりに日本記録更新(埼玉県熊谷で41.1℃)ですから。地球温暖化も関係しているようなので、この先も容易に解決のつかないことになりそうです。 そんな酷暑を高齢者はどう乗り切れば良いのか。後期高齢者が頑張りすぎれば身体トラブルに見舞われそうなことは容易に想像できますが、74歳以前の場合にはどうすれば良いのか。個人差が大きいので正解などありません。 私は遠州に住むようになって3回目の夏ですが、ここ遠州は年間の日射量が多いのが特徴の地帯ですから夏も暑い、という割には内陸の38℃地帯よりは5℃くらい低いので助かります。 前2回の遠州の夏は、ひたすら暑さをやり過ごすために、高気密・高断熱でエアコンの利きの良い快適な家にヒキコモッテいました。その結果、涼しげな風が吹く頃には、かなり体力(特に足腰)の衰えを感じたものです。非常に良くないので、今年こそはなんとかしようと考えました。 頭は放っておいても勝手に動き始めるからいいのですが、体は脳が指令を出さないと動きません。どんな指令を出せば良いのか。運動のために運動するというのが通例ですが、未だ緊急の必用性を感じていない体を、この暑さの中で動かす動機付けは容易ではありません。 一計を案じ、仕事をすることにしました。お金が頂けるなら動きましょう、と。たとえ火の中水の中、欲と二人連れなら頑張れるかもしれないという訳です。どうしても必用なお金では無いものの、人並みの将来不安は有る訳ですから、働くのは当然とも言えます。 普段はほとんど歩かないので、できれば腰を曲げずにひたすら歩く。そんな仕事が無いかと探して・・。江戸時代じゃあるまいに、今時そんな仕事は無いだろうと思っていたら、有りました。かなり条件に近い仕事が。 駐車場の車内事故防止の巡視員です。30分に1回の頻度で駐車場の全車両を覗いて歩き、子供やペットが熱中症に陥っていないかを見回るのです。ゴミも拾います。時給は1100円で、30分ごとの周回の合間に休憩を

自作・活かしバケツ/泳がせ釣りの餌(小魚)用

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泳がせ釣り(呑ませ釣り)には難しい仕掛けは不要ですが、餌の小魚を生かしておく装置が必需品になります。乾電池駆動のいわゆる ブクブク を使う方も多いようですが、機械物には故障がつきものである上に、海で使えばいくら気を遣っても塩害のトラブルを防ぎきるのは至難です。 ケチを付けるようで恐縮ですが、ブクの難点はもう一つあります。温度差です。陸上で生かしておくと、汲んだ海水の温度は急速に陸上の温度と同じになってしまいます。なぜなら、周囲の温度の空気を大量に送り込むので、早々に同じになってしまいます。これが大気温度と海水温度と差のある時期だと10℃くらいは違ってきますから、海に投入したときには相当のショックを与えることになります。それでも10℃程度の差で、小魚を死なせた経験はありませんが、弱らせた経験はあります。人間にとっての気体(空気)1℃と魚にとっての液体(海水)1℃は、かなり重みが違います。 私はこんなことから、ブクブクではなく活かしバケツを使っています。それも自作でチープな物ですが、おかげで小アジに限らずイワシですら元気に活かせます。 過去の記事 を見てみたら、最大で34尾のネンブツダイを運搬して活かした実績があります。 以前には自作の 小型の活かし容器の記事 を書きましたが、肝心の普通サイズの物を紹介していなかったので、ここに記します。 その前に参考に、市販の活かしバケツや活かしバッカンを見てみると・・。 おーっ、さすがのダイワさんですね。 活かしバケツ  が2000円以上、活かしバッカンは3000円以上ですか。リッチマンはこういうのを買うんですねー。たしかにDAIWAさんの物は作りこんであって、特に文句を付ける所が無いようです。でも値段がねぇ。 それに引き換え、ワタシのは基本が100円ショップのバケツで、それに手を加えてあるので、材料費は300円位でしょうか。 私が一番便利に使っているサイズですが、容量は6L。バケツの素材が身も蓋もポリエチレン製なので耐候性はありますが、如何せん100円なので、薄っぺらいところが難点です。 ただし、プラスチックのバケツ(蓋付き)でまともな厚みの国産上等品を買うとなると、600円前後すると思います。確かにその方が長持ちしますが、過去の経験では一流メーカーの新品同様PE製でも、カキ殻に

西伊豆・戸田湾で泳がせ釣りを計画

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梅雨のさ中は釣りをあきらめて引きこもり、そう観念していたのですが、天気予報を見ていたら、この先一週間は傘マークがありません。んー、どうするかなー。 晴れたら紫外線地獄が待っているし、降られたら悲惨だし、そうでなくてもジメジメ車内で寝るのもなー。誠に軟弱な私は、思案投げ首という格好に陥ってしまいました。 どこで何を狙うのか、あまり当てになる情報源を持たない私はこんな時は弱いのです。いずれにせよ遠くに行くのはNGと考え、県内を物色した結果、道すがらを含めた目的地は沼津市の戸田湾に決定。 天気や釣果次第で途中折り返しもアリですから、仕度は軽めにしておきます。ただし、戸田まで行くと買物が思うに任せないので、ある程度は積んでいかなければなりません。MAX.一週間でしょう。 戸田に決めた理由は、なにより土地勘があることですが、割りに情報が得やすくて、それによれば、小サバとイワシが居ついているようで、数は少ないながら泳がせ釣りにヒラメの釣果が垣間見えること。夜釣りの中アジに加えて、平ソーダもわずかながら揚り始めた様子・・。 ただし、それらの情報は係留船だったり手漕ぎボートだったりで、陸っぱりではありません。そのうえ時を限らずの陸っぱりで泳がせとなると、戸田湾中で岸壁(堤防含む)定員は2桁に届きません。場所がねぇー、入れるかなぁー。まぁ、運次第ですが。 悪くないロケーションであっても、岸壁のほぼ全てに船が係留されている戸田湾は、なかなか難しい所です。 この時期のヒラメもマアジもヒラソーダも、いずれも食味的には大きな魅力はないし、そもそも爆釣という情報ではないのですから、大きな期待には程遠いのですが、家を出る口実くらいにはしても良いでしょう。そんなに釣りがしたい訳でもなく、そんなに家に居たくない訳でもないのですが、まぁ、気分って奴ですか。 浜名湖岸の我が家からだと、Googleナビで約4時間なので、実際は4.5~5.0時間くらい掛かります。んー、勝手知ったる道とはいえ、やはり遠いです。何しろ静岡県の西の端から東の端まで走るようなものですから。 文字だけでは寂しいので、旧い写真をペタッ。 2013年夏に戸田湾で釣ったシイラ 98cm 5.20kg 2018.06.27 追記 今日から出かけようとして、天気予報を確認したら。

自作竿受け(木製)の改良

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泳がせ釣りの置き竿を岸壁の車止めにセットするための、 木製の竿掛けを自作  して テスト をしたところ、微妙な不具合が発生したので、手直しをしました。 不具合は締め付けボルトがグラつくという問題です。ボルトを受ける普通サイズのM5ナットと木部の接合部分で、木部が力負けして変形してナットが動いてしまうのが原因です。 竿受けとして通常の使用に耐えられない程ではないものの、もしや巨大魚がフックオーン!! したら、などというあらぬ妄想が、改良を迫るのです。アングラーの卑しさ、ではなく、夢を追う釣り人魂、ということにしておきましょう。 M5のステンレスボルトそのままで改良しようかとも思ったのですが、この際ついでにボルト自体もM5をM6にサイズアップして強化することにしました。 そして、肝心のナットと木材の接合部分は、双方が接触する面積を拡大することにより応力分散することで木材の変形を防ぐことにしました。そのために 鬼目ナット  を使います。 以前にはステンレス素材の鬼目ナットが見当たらないことで使用を避けましたが、無い物を探し続けていても仕方ありません。安い物ですから錆び(腐食し)たら交換することを前提に、今回使う物は亜鉛合金製です。 既存のナットを外し、下穴を拡大(9mm)し、鬼目ナットを六角レンチでねじ込めば、ハイ出来上がり。接着剤を使えばさらに強化できますが、腐食して交換することを想定して使用は控えました。 これで、実用的にはほぼ完璧なはずです。ただし、M6ボルトでもまだ多少のたわみは想定されます。本当に一切曲がらないことを求めるならM8orM9位の太さが必用になるのだと思います。けれども重い、高い、加工が大変、などを考えると、いたずらにヘビーにする必用もないでしょう。そのあたりの、自分なりの必要十分を実現できるのもDIYの長所です。 ボルトの太さは抑えて、その代わりと言ってはなんですが、ボルト先端の圧迫接触部分に新機軸を盛り込みました。接触面積を増やし、摩擦力を上げることを目的として作ってみました。 主な材料はポリエチレン素材のキャップとボトル(底部分)です。制作上のポイントは、 ・二つを組み合わせた内部に、ボルト先端に袋ナットを装着した部分を封じ込めてあります。 ・キャップと袋ナットのすき間には、キャ

浜名湖の釣り場/浜名港・砂揚場

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浜名湖で自動車横付けで釣りができる場所 浜名湖岸の延長は長いのですが、岸壁に車を脇に置いて釣りのできるところは多くはありません。東海道新幹線、東海道本線、国道301号線と他に2本の道路合わせて5つの橋が浜名湖に架かる辺りから南を表浜名湖と呼びますが、ここら辺には車横付けの釣り場は、この砂揚場=スナアゲバ 以外にはありません。 お手軽ゆえに人気があって、竿の出せる日に釣り人が見えないことは一年中ほとんどありません。ただし、アングラーが居ることと魚が居ることは、残念ながらイコールではありません。 この場所の人気は釣果より安直だからと思った方が良いと思います。私は自宅からここまで3kmほどの距離なので、時々は道具のテストや投げ練習に来ますが、魚を釣った記憶はほとんどありません。 右奥は国道1号線浜名大橋 昨日も、 先日作った仕掛け  のテストをしようとして行ってみましたが、目的を達成できずに帰りました。小魚を釣って活き餌にして、を試してみようとしたのですが、1時間ほど小針に餌付きの仕掛けを底付近に降ろしておいたのですが、ただの一度もかじられる事も無く終わりました。私の忍耐力が終わっただけなのですが。 6月半ばのこの時期には、小サバくらいは居てもおかしくないのですが・・・。 投げ釣りに ヒトデ は掛かるようです 浜名湖内の潮流は複雑で読みにくいと言われ、昨日の正味1時間も、結果としてはちょうど下げ止まり前の1時間だったので、最悪の時間帯だったのかもしれません。もしかしたら、もう1時間も頑張れば、潮の上げはじめに小魚の1尾くらいは釣れたかもしれません。 ただ、水深を測ったら約2.5m(干潮時)だったので、この浅さでは泳がせ釣りをやっても、魚種はともかく夜釣りでないと無理と考えました。それにくわえて1時間後には雨が来る予報だったので、早々に撤退しました。 この場所では、ヒラメ、マゴチ、セイゴ、クロダイ、小アジ、小サバ、イワシ、コノシロ、キス、カマス、カレイ、カサゴ、メバル、タコ等が釣れるとモノの本には書かれていますが、運と腕次第でしょうね。 周囲の釣り人は、お気楽な場所のせいで入れ替わりが激しいのですが、釣果らしき物を見ることはありませんでした。黙祷。 代わりと言っては何ですが、ゴミはいっぱい見ました。タバコの吸

suaoki電源とエンゲル冷凍冷蔵庫の相性-その後

 ポータブル電源装置    suaoki ポータブル電源 PS5B    車載用冷凍・冷蔵庫      エンゲル冷凍冷蔵庫 車載用 MT45F この2点を車中泊で使用するようになってから、1年余りが経過しましたので、その後をまとめておきます。のべ使用日数は累計79日になっています。 車中泊生活電源として120000mAhの容量で不足が無いというとウソになります。なぜなら人間の欲には限りが無いから。でも私の場合には軽バン=エブリイの空間の限界もあるので、電気はほぼ足りているという言葉が適当かと思います。 冷蔵庫の方は、1週間くらいの旅で出発時に満タンだと、旅先で食料や飲料の追加が不要(冷蔵品)なくらいの容量、というのが実感です。未だ釣った魚を大量に冷蔵庫に保存するという経験がないのですが、それにも対応できるはずです。 2点合わせれば10万円を超える車両装備品ですから、私のようなチープな車中泊には高価と言えるものですが、それぞれには満足できる機能を果たしていますから納得しています。 問題は両者の相性です。 以前の記事 でシガーソケットの接触不良に触れましたが、それに修正、付加すべき点をここに記します。 症状的には、冷蔵庫のDCプラグをポータブル電源に差し込んで運転している時に電源をOFFにすると、再度ONにした時にはポータブル電源にエラー(E-19)が発生する、ということです。その発生頻度はほぼ毎回と言えます。 このエラー(E-19)が発生する原因は接触不良にもあるようですが、主な原因は電源側ではなく冷蔵庫側にあるようです。なぜなら、冷蔵庫以外の他の機器を同様に接続している際には、このエラーは発生しないからです。 あくまで推定ですが、エンゲル冷蔵庫の回路上の問題ではないか、ということです。ただし、他の機器で発生しないとはいえ、エンゲル冷蔵庫だけの問題ということではなく、suaoki電源回路との相性、そう言う方が適当なのかもしれません。 私はあえて原因追求をしません。なぜなら、プラグの抜き差しでリセットできること、そして異文化の中国メーカー相手のやり取りを避けたいからです。もちろん動作不能に陥れば動かざるを得ませんが。 いずれかが回路の修正をして問題解消できるとしても、基盤交換を無償で行われない場合には結構な出費を強いら

岸壁釣りで水深を計測するには

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岸壁での泳がせ釣りメインを標榜している私としては、簡単で正確な水深計測方法が必要になって考えました。専用のロープで足元の際に垂らしたのでは、捨石に乗ってしまう等の不正確さが出てしまうので、置き竿をの先端の位置で測る必要があります。 今回の仕掛けタナを正確に維持するために水深計測の必要が生じたのは、 泳がせ釣り用=魚類と頭足類(イカ・タコ)の兼用仕掛  を使うためですが、なかなか面倒なことです。 浮きを付けて流す場合には別の考えが必要になりますので、ここでは置き竿で垂らす場合について考えます。考えるというほど大袈裟なことではなく、ライン=道糸に見やすい印を付ければ良い、というのが答えです。 道糸の先端のスナップにオモリを付けてスルスルと降ろし、道糸に付けた印を読み取れば良いというだけのことです。ただし言うは易く・・で、実際にどんな糸にどんな印を付けるのか、少しばかり頭を使わねばなりません。 確実そうなのは浮き止め糸ですが、仮に10箇所付けようとするとそれなりの手間が掛かるとともに、ズレた時の煩雑さは御免です。浮き止めゴムも同様です。また、遠投している時と比べるとロッドとラインの角度が小さくなるので、ガイドとの当たりがきつくなります。これがズレ易さの原因にもなります。 そうなると、私に思いつくのはマーカーで色を付ける、くらいです。これも何となくやったのでは後で泣きを見ることになるようです。お気楽に、蛍光オレンジのラインに黒で印を、そう考えたのですが、念のためにググってみると、これは最悪の選択のようです。そう、フグにかじられて切られる危険が高いのだそうです。 そもそも船用のPEラインには1mごとにマークしてある物があるので、これを使えば簡単便利なのですが、派手な色使いにマーキングしてあるのですから、これもフグ対策上は使えません。オフショアでは船の移動でフグから逃げることも可能ですが、岸壁の陸っぱりでは逃げることが出来ないので、被害防止策を考えるしかありません。 やはり透明なナイロン道糸に黒のマーカーで着色、この組み合わせが最も被害を少なく出来そうですので、これで書くことにしました。 1.2.3.と文字が書ければ簡単なのですが、と出来ないことを言っても無駄なこと。ごく常識的に、なるべく視認しやすいように、ということで、ラインにこのように色を塗