釣り向きの靴/岸壁・堤防用
防水・防汚・耐油・難滑・快適・スリッポン 岸壁や堤防のような足場の良い場所で釣りをする時は、スニーカーでもウォーキングシューズでも、はき易ければたいていはOKです。 ただし、海水にぬれたり餌や釣果の魚で汚したりという心配もありますから、普通の靴でやっていると、靴を駄目にしてしまうことがあります。 本当は、釣りに向いた靴を履くべきでしょう。過酷な条件の磯釣りや鮎釣りでは専用のものを使うのがセオリーですが、岸壁釣り用というのは見かけません。 さて、何をはくのがベストなのか。汚しても惜しくない程度のスニーカー辺りが無難かと思い、実店舗で物色してみました。20足近く、履いて歩いて脱ぐを繰り返しました。 んー、しっくりきません。明るい色では、すぐに汚れが目立ちそう。紐があると汚れがたまりそう。硬い靴は疲れそう。高い物は財布が痛む。 探し疲れた帰りがけに目に留まったのが、長靴の脇に置かれていたこの靴(同類)でした。おーー、そうだ。これは向いているはず。 コックさんが厨房ではく靴です。毎日履いて長持ちし、汚れにくく、滑りにくく、油にも強い。長靴には無いフィット性もあります。 ごく普通のタウンシューズと同等以上の履き心地で、機能の割りに見かけもスマートです。履く脱ぐが容易なスリッポン。そして肝心の価格が、高価ではない。 最近まで気に入って履いていたスニーカーを履きつぶして、後継を探していたのですが、これで決まり。正解にたどり着いたようです。 実店舗に展示されていたのはメーカー1社だけだったので、買わずに帰ってネットで探したら、数社から同様製品が出ていました。 私が選んだのは、評価が高く安価だった アキレス クッキングメイト です。これなら、夏以外は履き続けられるでしょう。 実用性MAX.でおしゃれ感ゼロですが、街で履いていても奇異ではないので、往復もそのままでOKです。こんなに釣りに向く靴も珍しいように思います。 個人的には、岸壁・堤防釣り用の靴の決定版と推奨します。テトラの上でどうかは、事故自己責任で試してみるしかありませんが、私は試しません。 黒を選んだので、アオリイカの墨を浴びても大丈夫。来年こそは釣ります、アオリイカ。そのために買ったようなものですから・・。