釣り用の魚形ホログラム集魚板を自作
集魚板はカワハギ釣りやワカサギ釣りで使われる他、サビキ釣りでも使われます。効果あり、という評価を目にするので、作ることにしました。市販の 集魚板 を買ってもさほど高価な物ではありませんが、作るのも遊びの内です。
DIYのコンセプトは、海中で自由に動いてキラキラ&ユラユラ、です。浮力が大きすぎて浮き上がると上から垂れ下がるサビキ針に絡む恐れがあるので、ハリス+針と同調してゆっくり沈む程度を目指します。
ゆえに、素材の樹脂板は、比重が1.0以下のPEやPPではなく、1.34~1.39とされるPETを使います。
そして、魚形にすることによる?おびき寄せ効果?も狙い、製作サイズは、狙う小魚より小さ目の、50mm程度とします。
< 材 料 >
PET薄板 (包装箱など)
ホログラム粘着テープ(ダイソー)
ナイロンライン2号
< 作り方 >
1. 紙に小魚の形を描きます。
2. その上にPET板を乗せて、細いフェルトペンでトレースします。
3. トレース線をナイフで切り抜きます。これが型になります。
4. 製作材料のPET板の上に型を乗せて、細いフェルトペンで型の内側をなぞって、形を写し取ります。
5. 写された線をハサミで切り出します。
6. ホログラム粘着テープを引き出した粘着面に5.を乗せ、折り返して包み、切り離します。
7. 中身の無い周囲部分を、ハサミで切り落とします。
自作のポンチで穴あけ |
(9. ナイロンラインをループノットで結びます。)
製作はもっと簡易にもできるはずですが、繰り返し同じものを作れるように、型作りをしました。
< 使い方 >
仕掛けの適当な場所に、ラインかスナップなどで接続します。
今回の自作には、少しばかり経緯がありました。先日小魚釣りをして、ほぼ ボウズを食らって しまったのです。
そもそも、私は狭い 軽バン 車中泊をする関係で、アミコマセは使いません。泳がせ釣り用の活き餌にする 小魚をコマセ無しで釣り ます。
いつもは澄んだ海水の場所で"見釣り"で小魚を釣っていたのですが今回初めて、常に濁り潮の場所でサッパを狙ったのです。
その際に周囲の釣り人を見ると、皆さんこの集魚板を使っていたのです。あんな玩具みたいな物、と言ってみても釣れないのは私だけでしたから、負け惜しみにしかなりません。
たしかに濁っていると、視覚に訴えるのがサビキ針だけでは不足なのでしょう。というわけでホログラム集魚板を自作したのですが、これは多分従来のアルミ板打ち抜きのような金属の物より軽いので、優れていると思います。
サビキ仕掛けも 小針 で自作し、次回はこの集魚板も付けて参戦します。結果は如何に。
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