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車中泊車両の流水手洗い設備-置くだけ:車外使用

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軽自動車の自作キャンピングカーにも上水設備は欲しいのは当然です。ただし、軽自動車の車室内は狭いので車外専用のシンク無しが無難です。既成のキャンピングカーで後付は難しいのでしょうが、自作キャンパーなら容易です。 材料 水タンク 20L                        733円  近くのホームセンター サイホンポンプ(市販の灯油用)  108円  100円ショップ ハス口 (除草剤散布用)                  198円  遠くのホームセンター ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 合計              1039円 なによりもコスパ最高です。この費用で洗い物が楽にできるのですから。 タンク容量は大きいほど便利と思いがちですが、20Lを超えると運搬の際には大変ですし、タンク価格のコスパは20Lの物が断然お得です。設置スペースや使用者の体力も考えて選ぶと良いでしょう。 このセットの初期状態(ハス口無し)で、満タンの20Lを使い切る時間は 3分20秒 です。 ハス口を付ける際には穴数が多すぎるので、今回はビニールテープを貼って一部をふさぎました。その結果の使用時間は 29分44秒 になりました。 流量と使用時間は相反関係なので、目的に合わせてこのような調整が必要です。それにしても、およそ30分も使えるとかなり便利です。 私の場合はタンクに水道水を充填しておいて、釣具を洗う、魚を洗う、手や顔を洗う等に使用するために設置しました。車中泊で遠征の釣りをする場合には日帰りではないために、持ち帰って美味しく、かつ安全に食べるには、鮮度維持と腐敗防止が欠かせません。そのためには、低温環境と真水が使えることが重要です。 この設備を、高い位置でも水の出せる普通のシャワーに変更したければ、2000円位で12V仕様のシャワー+ポンプセットが買えますから、簡単にアップグレードが可能です。 注意すべきこと  ・・ 排水垂れ流しは、場所によっては許されない行為になりますから、使用場所はしっかり選びましょう。 この上水設備を設置する以前は、こんな物を使っていました。これはこれで便利に使いましたが、いかんせん2Lは少ないです。それでも旅の目的・用途次第ですから、これで間に合うなら超安上がり

タチウオのショアジギング用ルアーの自作-1

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タチウオの釣りは基本が夜釣りですから、ルアーも昼用の物とは違って良いはずです。 というか、違ってしかるべきでしょう。何が違うかと考えれば、言うまでもなく 視認性 です。 夜間の視認性を上げるなら、暗い海中で反射で光るのではあまり意味が無いので、自ら発光する機能が求められます。難しいことはありません、既に市販されている グロー (蓄光塗装)のアイデアを適用するだけです。 1. 材料の調達 ・・100円ショップ、ネットショップ、ヤフオク等で ・シンプルで安いスプーン(15~40g程度) ・水生白ペンキ、ネイル用のトップコート、粉末の蓄光顔料 2. 製作準備 ・・顔料入り蓄光塗料の製作 トップコート10mlに顔料3g程度を混ぜる。(使用毎に十分な攪拌が必須。) 3. 製作 ・スプーンを洗剤で洗って汚れを洗い落とす ← 塗料をはがれ難くする ・下塗りに白ペンキを塗る ← 発色が鮮やかになる ・白ペンキの上に顔料入り塗料を塗る  必要に応じて   ① クリアのトップコートを塗る ← 塗膜保護   ②  クリアの熱収縮チューブ(直径 13mm)をかぶせる ← 塗膜保護強化(泳ぎが変わる) 左列のゴールドが 68mm  25g  右列のシルバーが 64mm  18g 上段は初期状態で、中段は ① 、下段が ② の加工済みです。  右端は自作蓄光塗料 特に難しい工程はありません。塗装のデザインは自由自在ですから、お好みで。 自作の効用は、市販されていないので自作せざるを得ない、市販品は高価なので安価にするため、オリジナルの満足感を得るため、等いろいろの動機が考えられますが、私の場合には1番はコスパですが、それと共にオリジナリティーも重視します。 スプーンを使うこと自体、私の場合にはコスパとオリジナリティーです。スプーンは究極のルアースタイルだと思っています。使い方に難しさがありますが、これを体得すれば、ジグに近い飛距離が出せるので、ほとんどオールマイティーでしょう。 スプーンの特質は、安価で、耐久性が高く、汎用性も高い。 準備中のターゲットであるタチウオは何しろ歯が鋭く、柔なルアーではボロボロにされること必定ですから、金属板でできているスプーンの特質が生かせます。ラインを切られることも多い釣りですから

スプーン(ルアー)をショアで使うメソッド

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ライトショアジギングに使うルアーの一つにスプーンがあります。他のプラグやソフトルアーに比べると、使用者が少ないのはなぜなのか。何となくとっつきにくいからでしょうか。でも、汎用性の高いシンプルなルアーとして、もっと使われても良いと思うので、ここに初心者向けのスプーンへのアプローチを記します。 スプーン 初めの一歩 スプーンの動き(リトリーブスピードとの関係) スプーンの基本の動きは、ミディアム(中速)リトリーブで、前後から見た時の(ラインを中心点とする)下方半円状の往復運動です。これを前後以外の方向から見ると、ヒラヒラとした横の動きに見えるわけです。 これより早く引くファスト(高速)リトリーブでは半円より回転が大きくなって、ついには全周の回転運動になります。これはサーフトローリングの弓角の動きと同じです。 逆にスロー(低速)リトリーブになると、半円の動きが小さくなって、ついには左右の動きのない引きづられ状態になり、重いスプーンでは着底してボトムのズル引きになります。 リトリーブスピードとスプーンの動きには、秒速何メートルでという基準はありません。個々のスプーンの仕様で違うので、基本的には1種類ごとにそれぞれを目視で確認しながら覚えるしかありません。ただしスプーンに慣れてくれば、派生の応用と手に伝わる感覚で対処することも可能になります。 スプーンの選択 スプーンはどれも同じような形をしていて、お化粧(塗装)が違うだけのように見えます。でも良く見ると、重さが違うのはもちろんのこと、厚さも形も凸凹も皆違います。 使い続ければどうせお化粧ははげるので、とりあえずは基本のシルバーかゴールドを選ぶとして、形の選択が問題です。厚い物は表面積が小さいので空気抵抗が小さいことから、メタルジグのように良く飛びます。薄い物は飛びは今一つですが、水中でのヒラヒラとしたスプーン特有の動きが顕著です。 青物狙いでファストリトリーブするなら、遠投飛距離重視で30g以上の厚くて小さいスプーンが向きますが、フラットフィッシュ狙いでスローリトリーブするなら30g未満の薄くて大きいスプーンが向きます。 風や波次第では軽いスプーンではポイントに届かないこともありますが、ライトショアジギングでは18g~25g程度のスプーンが使いやすいでしょう。

逆流性食道炎をなおす // PPI薬の卒薬に成功

いわゆる逆食、胃食道逆流症(GERD)の中でも比較的軽症と言える非びらん性胃食道逆流症(NERD)と診断されて、およそ3年間にわたり服用してきたPPI薬が不要となった経験を元に、その一例を記します。 そもそも胃から食道への逆流が起きる原因は、加齢により噴門(胃の入口)の筋肉がゆるむことにあるというのが通説ですから、NERDは病気ではなく生理だと私は勝手に思っています。それでも逆流による不快な症状を改善するために、パリエット(ラベプラゾール)、タケプロン(オメプラゾール)、ネキシウム(エソメプラゾール)等のPPI薬とガスター(ファモチジン)を時に応じて服用してきました。 私が服用していたPPI薬は比較的安全と言われていますが、薬である以上、飲まないに越したことはない、というのも当然です。長期連用の副作用も指摘されていて服用期間の制限もある訳ですから、なるべく早くに卒薬できる方が良いと思っていました。 この逆食への対策は食事の質や姿勢、ストレス対策など色々言われていますが、医師も言うし、本を読んでも、ネットの情報でも、肥満の人の場合には肥満解消に尽きます。腹圧が低ければ逆流することができないのですから。 若い人にも逆食が増えていると聞きますが、若いうちは噴門の筋肉もゆるんでいないので、たとえ肥満気味でも逆流は起こりにくいでしょうが、高齢で肥満なら発症してもなんら不思議ではありません。 私の例ですが、   服薬(発症)中   身長=1.64m 体重=64.0kg BMI=23.80 (普通体重)   ダイエット後  身長=1.64m 体重=58.0kg BMI=21.56 (普通体重) 私の身長ではBMI指数が22の時に最も病気になり難いと言われていて、それが59kgなので、現在はほぼ理想の体重になっています。 体重を減らしてみて感じるのは、明らかに腹腔内脂肪が減ってお腹がペチャンコになったことです。これなら腹圧が下がったはずです。だからほとんど逆流が起きなくなりました。今でも食べ過ぎた時や、脂肪の多い食事の後には逆流が起きることがありますが、せいぜい胃散かガスターをその時だけ使う程度です。 減量、ダイエットしようと思ったきっかけは、1冊の本でした。先頃亡くなられた日野原重明Dr.が以前にお書きになったもので、私が読み取った要旨は「

釣った魚の鮮度保持方法・・ヘッドレスを低温下に

ショアで釣り人が悩む「鮮度維持」について 車中泊のように、日帰り以上の期間の釣りをする場合には、釣果の魚の鮮度を保つことが問題になります。1週間以上を長期とすると、この場合には冷蔵の鮮魚として小型魚の鮮度保持することはできないと考えるのが妥当です。 一泊二日なら、ラウンド(丸ごと)のままでも氷を十分に効かせた状態なら生食可能な鮮度を保てるでしょう。ただし、この場合には、魚が水氷に埋もれていることが前提になります。 実際にはそのようなプロ並の氷の使い方のできる釣り人は多くないと思いますから、翌日でも生食不可になっているケースは少なくないと思います。 二泊三日以上になると、魚種とサイズによっては生食可能な鮮度維持はかなり難しくなります。これを可能にする方法を以下に記します。可能にする、であって、それを担保する方法でないことにご留意ください。理由は後段に記述します。 方法論の前に 鮮度変化の理屈 です。(以下に記す腐敗細菌には食中毒原因細菌を含みます) 魚に限らず動物の体に腐敗細菌が棲みついている場所は限られます。外部に直接開放(暴露)されている場所です。魚では体表面(エラを含む)と消化器官内部です。骨格や筋肉などの内部組織には、健全なら細菌が居ないのが普通です。最終的に釣った魚が腐って食べられなくなるのは、元をただせば、魚体に付着している腐敗細菌が増殖して魚を腐らせるからです。 この他に、不味くなることにも鮮度は関係します。魚肉は死ぬと同時に自己消化が始まり、たんぱく質がペプチドに、そしてアミノ酸にと分解されていきます。これら旨味成分のペプチドやアミノ酸の量が最大になった時点が、魚をもっとも美味しく食べられます。この時を過ぎると、食味は落ち、上に書いた腐敗に向かって行きます。大型魚の場合には、釣り上げてすぐの未分解では味がないので分解(熟成)時間が必用になる反面、小型魚では1日以内に旨さのピークを過ぎてしまう物もあります。これらの分解は魚体内で起きる化学反応ですから、温度が高いほど早く進みます。したがって分解を早く進めたくなければ、低温下に置くことが必用になります。 次に、 鮮度維持の方法論 です。 上に書いたように、腐った魚は食べられませんから、如何にして腐らせないかがまずは大事です。食品衛生の基本は、 腐敗細菌 を 付けない 、

釣りを車中泊でin北海道 1st 2017 まとめ

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宗谷/北海道の自然 実釣17日20回で手にした魚種は、アメマス、コマイ、エゾメバル、アイナメ、カジカ、トウガレイ、ウグイの7種でした。憧れのサクラマスには会えずじまい。(カラフトマストは時期尚早だったことにしておきます。) 結局のところ誇れるような釣果らしい物もない結果に終わりましたが、どの魚も私にとっては初対面でしたし、十分に楽しめました。今回のように長期一人の、調理体制が不十分な車中泊の釣り旅では、釣ってみる以上の釣果があっても困ります。 今回はあと1種1尾、サクラマスが釣れていれば、思い残すことは何も無かったわけです。もちろん次回以降に望むことは多々ありますが。 私の今回の旅は日数だけは十分確保しましたが、車中泊車両の自作完成と同時に、内地の梅雨から逃げるようにあわてて出かけたので、事前の準備は本を1冊アマゾンから取り寄せただけ、それも往きの船中で読むというお粗末さが最後までたたりました。それでも3.1G契約の格安スマホだけで情報を補っての旅は、進化した時代を感じざるを得ませんでした。 そんな準備不足ではいけませんよという忠告に替えて、 北海道に内地から行って海釣りをしたいという 初心者向けに 、今回気付いたことを記します。 オホーツク・枝幸の海岸 1.北海道の海釣りの釣り場について 留萌から北の日本海沿いとオホーツク海岸、そして羅臼から尾岱沼辺りを回りましたが、まず地形的には水深の浅い所が多く、かつ海藻に阻まれる時期にあたり、釣り場として成立する所がとても少なかったこと。一例を挙げれば、宗谷岬の西側一帯が典型的ですが、はるか沖まで浅くて、びっしり繁茂した海藻の頭が水面に見えていました。 どこも道路は広くて駐車禁止ではないところが多いのですが、他車のスピードを考えると路上駐車する雰囲気ではないために、海へのアプローチ場所が限られること。延々と海沿いの道路を走っていても、結局はエントリーできないことが多かったです。ただ横目に見て通り過ぎるばかり。 これに加えて、当然ながら時期と時間で対象魚の存在も限られるのですから、私の考える、いつでもどこでも釣り場化という考えは、机上の空論と言わざるを得ません。ただし、道内の釣り人の大多数がアキアジしかやらない、と言われることからすれば、その時期以外は内地より場所の選択肢が

北海道の温泉・銭湯 1st 2017 まとめ&ランキング

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野中温泉 in 足寄町 今回の旅では北海道内で31泊し、帰りの船も入れて33回入湯したのですから、1日に2回入湯した日があったことになります。さすがに印象薄い入湯もあり、いまさら事細かに記すのは無理がありますので、思いついたことを記します。 まず初めに、私が訪れたところは大雑把に言うと、留萌から北上して稚内を回り、オホーツクを南下して知床を横断して尾岱沼に至る。その後内陸に入って阿寒湖から北見に出て、丸瀬布から紋別に戻り、オホーツク海岸を北上して宗谷に到着。ここで事実上の旅を終了、という行程でした。 この間、入浴は毎日欠かさなかったわけですが、施設とお湯と料金の総合力では、良否にかなりのバラツキを感じました。 施設でいうと浴槽のみの所から立派なホテルの中まで、お湯も豪快なザブザフ掛け流しから水道水の沸かし湯まで、料金は0~1000円まで、本当に千差万別でした。なんとか毎日入湯を果たすためには、良い所だけとはいかない、というのが私が訪ねたコースでのリアルな現実でした。 たいていの市町村には何らかの入浴施設がありますから、入浴に不自由は無いことになりますが、何しろ町と町との間隔が遠くて、なおかつ今時は風呂の設備の無い家は珍しいでしょうから、いわゆる銭湯というものはほとんど無い、とも言えるのかもしれません。現に水道水の沸かし湯しかない入浴施設は、たった2ヶ所しか経験しませんでした。 要するに、北海道に限ったことではないかもしれませんが、町に1箇所くらいは福祉施設的な位置づけで入浴(温泉)施設が在る、ということなのかもしれません。たしかに純粋民営の施設は少なかったように思います。そんな所に旅人(車中泊族)は入らせていただくことになるのですね。 そんな入湯体験のなかから、特に記録にとどめておく価値の有るところをメモしておきます。 お湯 の良さランク  1位 足寄・野中温泉  2位 標津・川北温泉 ・・ 入湯の可否に要注意  3位 羅臼・熊の湯  ・・ 熱過ぎ注意(注水に条件あり) 雰囲気 の良さランク  1位 標津・川北温泉  2位 足寄・野中温泉  3位 遠別・旭温泉 設備 の良さランク  1位 雄武・オホーツク温泉  2位 稚内・港の湯  3位 遠別・旭温泉 料金 の安さランク  1位  0円