プロマリン ブルーベイ磯遠投 のオススメ度
この竿 ブルーベイ磯遠投 は通販サイトでも評価が高く、私も以前から使っています。
安価なロッドにはよくある仕様ですが、カーボン比率が低めで、グラス素材が45%を占めます。これをしてフニャフニャという人も居ますが、これは粘りと裏表の関係でもあるので、一概に否定することでは無いと思います。
負荷を掛けるとブランクスまで素直に曲がるので、ピンシャンのカーボンとは使い方が違います。遠投重視には不利ですから、ベイトリールの遠投カゴ釣りや重いジグのフルキャスト等には向きませんが、粘りを意識した投げ方である程度カバーすることもできます。
アオリイカも秋の子イカなら、繊細なチヌ竿でも十分楽しめますが、春の親イカとなると少々不安になりますし、ブッコミ釣りでは重い錘を投げるので強靭さが必要で、かつ大物が掛かれば粘りも必要になるので、グラス混
専用竿をいろいろ揃え始めるとキリがありませんし、その必要もないくらいに、この"ブルーベイ磯遠投"は汎用性が高いと思います。
今回買ったのは ブルーベイ磯遠投 4-360 です。とりあえず、自作の おもり一体型遊動パイプ天秤 の投入テストで使っただけですが、印象と使用感を参考に記しておきます。
ブルーベイ磯遠投 実釣使用前の感想
1. リールシートはスムースに動き、デザインがFuji製に酷似しているので、同一(流出?)品のように見えます。
2. 竿尻のねじ込みキャップの水抜き穴が内側に貫通していないので、ドリルで穴を開けておく方が良いです。ブリスター防止です。また、このキャップは締まりがゆるくて脱落しやすいので、ビニールテープを噛ましておくと安心です。
3. グラス比率が45%の割に軽いのはありがたいのですが、肉薄で強度不足ではないかと、若干の気分的危惧があります。でも、適合ハリスが3~10号なのですから、曲げの負荷にはグラスが粘って耐えるのかな。
4. ガイドの材質は明示されておらず、ハードガイドのようですから、NY(ナイロン)ライン向きのようです。
総じて、特に不満の無い完成度の高い竿だと思います。同じ中国製でも、日本の会社の企画品は使える物が多いと思います。
実釣で釣果が揚がれば、以下に追記します。
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