敦賀新港でキジハタを釣るbyカニ餌in浜名湖
初夏の 富山新港 に続いて秋の敦賀新港でも、またもや釣果1尾のゼロイチ釣り師に甘んじることになったのですが、しょせん陸っぱりの釣りは、釣れることもあるという程度の釣りなので、ゼロでなければ〇。
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カニが弱らない針掛け |
とまぁ、万全を期してはいても、
・魚が回って来て
・餌に気づいて
・食う気になって
・針を餌とともに口に入れて
・針先が口中のどこかに刺さり
・口切れせずに
・仕掛けの故障が無く
・釣り人の操作ミスが無く
という多段階のプロセスを経て、魚がようやく釣り人の手中に収まるのですから、そう簡単な話ではありません。
で、まぁ、この時の3時間ほどの間に、5匹の小ガニが費やされ、1尾のキジハタが釣れたというわけです。
当たり前のことをもっともらしく書いただけに読めるかもしれませんが、このプロセスを考えれば、たった1尾でもありがたく思えるし、釣れない時の諦めも容易じゃないですか。そもそも餌代ゼロ円なのですから、釣れればひたすら嬉しいのです。
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キジハタの針がかり in 敦賀新港 |
ブッコミ釣りは繊細なテクニックや高価な道具を必要としないので、馬鹿にされがちな釣法ですが、向こうアワセになるような仕組み(仕掛け)で釣るので、まんざら馬鹿にする事も無いように思います。釣り場では竿先ライトや鈴の音を感じながらマッタリできるので、幸齢者にはぴったりの釣りです。
そうそう、今回の餌のカニは、水替えさえしていれば、酷暑の盛夏を別にすると、1ヶ月くらいは 飼養 できるので、車で遠征釣りの際の餌としても十分に使えるものです。
南極オキアミで日本の魚が釣れるんですから、浜名湖のカニで敦賀のアコウが釣れても当たり前、を確認しただけの記事でした。
ただ、深堀りすると、敦賀の海で育ったカニと浜名湖で育ったカニを並べて置いたら、アコウはどちらのカニを喰うのでしょうか?? んー、旨い方(栄養価の高い方)ですかね。考えることには際限がありません。
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